うっちゃり
私の大好きな決まり手に「うっちゃり」がある。その性格上あまり誉められた技ではないが、土俵際に追い詰められた力士が、攻め込んだ力士を自分の体の上に乗せて後ろに反り返りながら投げ捨てる逆転技で、勝負の行方もさる事ながら、最後まで勝負をあきらめないという執念が感じられる点が好きな理由だ。
しかし、かつては時々目にしたこの技も、力士が大型化するにつれて目にする事が少なくなってしまい、最近ではまず見られない。
これはなぜかといえば、自分の体の上に相手の体を乗せて後ろに投げ捨てるわけだから、相当に強靱な足腰がなければ、二人合わせて300kgを超えるような荷重に耐えられずにそのまま潰れてしまうからだ。実際に技をかけたものの決め切れずに潰れてしまった取り組みもいくつか見た事がある。
今日の秋場所で久しぶりにそのうっちゃりを見た。中入り後の最初の一番、春日錦-豊桜の一番の事である。土俵際まで追い詰められた豊桜が見事に春日錦を右後方へとうっちゃって勝ったのである。
決まり手そのものも珍しかったが、その切れの良さもあざやかなうっちゃりであった。う~ん、これぞ大相撲! こういう一番が増えてくればファンも大喜びだろうなぁ。 (^^)v
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