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2006年10月 2日 (月)

死亡推定時刻

 タイトルは、先月の上旬にフジテレビで放映されたテレビドラマなんですが、録画しておいた物を昨日の夜になってやっと見ました (^^ゞ
 脚本もキャストもかなりしっかりと練られて作られたドラマという事がうかがえ、導入部から惹き込まれ、2時間半という異例の長さのワリにはイッキに最後まで見てしまいました。

 

 基本的には、誘拐殺人罪に問われた無実の男を、有能な弁護士が「死亡推定時刻」に疑問をいだき、そこから次々と出て来る矛盾を積み重ねて無実を勝ち取っていく・・・というよく有りがちなサスペンス物なのですが、このドラマはそれだけでは終わらないところにミソがあり、楽しめました。
 親子の愛、兄弟の愛、夫婦の愛・・・ さらには、加害者と被害者の家族との愛憎、警察の腐敗、司法の矛盾・・・
 よく有りがちな「勧善懲悪」ではなく、正義の空しさ、権力の不条理さも描かれていて、見終わった後で何ともいえない後味の悪さが残りました・・・ (__;)

 

 実際に、今の日本でも、こんな事は有りがちなんじゃないかと思えてなりません。ある日突然、警察に容疑者として身柄を拘束され、犯人と決めつけられて一方的な調書を取られ、裁判では有罪を言い渡されてしまう・・・ 実際には何もしていなくても、たまたまそこに居合わせたというだけで・・・ (__;)
 こういう時に第三者的立場であるべき肝心のマスコミは、ある事ない事をおもしろおかしくテレビや新聞で報道する・・・ たとえそれが真実でなくても、ただ視聴率や部数という「数字」を稼ぐために・・・(怒り)
 そして、それを見聞きした大衆はそんないい加減な報道を鵜呑みにして「容疑者」でしかないその人を「犯人」だと決めつけてバッシングを始める・・・

 考えただけでも、恐ろしい・・・ (__;)

 

 明日の私がそういう冤罪に捲き込まれないという保証なんてどこにもない・・・
 ある日突然、私がネットから消えたなら、どこかで事故でも起こして死亡したか、あるいはどこかで身柄を拘束されて音信不通になってしまったと思って哀れんで下さい (^^ゞ
 せめて、あなたの記憶に少しの間だけでも残りえる一人でありたいと願うだけです・・・
 せっかくこの世に生まれてきたわけですから・・・

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