戦う?
以下は、前の記事に対して頂いたコメントへの、私のレスなんですが・・・
『雪に対しては、キレイとかそういう思いは私にはないんですよね。あるのは、「白い悪魔」という表現がピッタリだという思いだけ・・・ (__;)
その「悪魔」との戦いが間もなく始まるんですよ、半年間・・・ (^^;
私は根性ナシですから、早々に戦いをやめて逃げ出してしまいましたが・・・(苦笑)』
このレスを書いた後、心の隅っこで何かが引っ掛かっていたんですが、そのワケがなんとなくわかってきました・・・
私はなぜ故郷を出て、関東に住んでいるんだろう・・・
東京で働いていた私ですが、一度は会津へとUターンしたはずなのに、10年もしないうちにまた関東へと戻ってしまった・・・ (__;)
理由はいろいろとある・・・
その中の一つが、上のレスの中にもあるように、雪がキライだからなのだけど、どんなに雪深いところに住んでいても、皆がミンな私のようにそこを離れてしまうわけではない。
ずっとそこに根を張って暮らしていらっしゃる方は多い。
そういう方と私とではどこが違うんだろう・・・と考えていて、ふと思い当たる事があった。
もしかして、彼等は私のように雪と戦ってはいないのではないか、と・・・
私は、子供の頃からとにかく雪がキライでしょうがなかった。
なんにもしなくても、春になれば消えて無くなってしまうものなのに、どうして冬の間はこんなにも辛い思いをしなくてはならないのか、雪の降らないところもあるというのに、本当に理不尽だと・・・ (__;)
だから、常に雪を嫌い、雪と戦ってきた・・・
「戦う」という事は、その相手を「敵」にするという事だ。
だから歯向かっても来るし、苦しめられる事にもなる。
そして、勝てないとなれば尻尾を巻いて逃げ出す他はない・・・
でも、たとえ嫌な相手であっても、戦うのではなく「友だち」になれば結果は違うのではないだろうか。
相手を認め、尊重し、共に生きていければ、嫌な相手でも意外と共生できるような気もする・・・
もしかして、雪国に暮らす人々は、雪を目のカタキとしているのではなく、共に暮らす友人のような思いで接しているのではないのか・・・
戦うのではなく、仲良くして、雪のある暮らしをむしろ楽しんでいるのではないのか・・・と・・・ (^^;
嫌だ嫌だと思っていると、どんどん相手の嫌なところばかりが目についてくるものだ。
見方を変える事でそういう思いをしなくて済むのなら、それはそれで素晴らしい事なのだろう・・・
これは一つの、ポジティブシンキングだ (^^)v
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コメント
わたくしも転勤族ながら、雪国暮らしは前任地の秋田を含めて、まる4年になろうとしています。
そこにすむ個人のモチベーションとはやや異なるかもしれませんが、「かまくら」で知られる秋田県横手市は、「雪と仲良く暮らす条例」を定め、ミニかまくらを「ゆうパック」で全国に発送するなど、雪を積極的に利用する試みを続けているようです。
北海道でも「雪」を資源化する試みを続けています。根雪をフェリーで大量に首都圏に運び、真夏の冷房に生かそうというのだとか。
これはまだ実験段階のようてすが。
その環境が変わらない以上、発想を変えていくしか「幸せになる」道はないのでしょうね。
投稿: むうさん | 2006年11月22日 (水) 00:12
ピーさんおつかれ~
むうさん初めまして タマパパといいます
田舎で暮らしていても一つの人生だったな~
故郷に根を張り頑張っている同級生は偉いな
最近そう思う様になって来ました
要するにどこで生きるかではなく
どの様に生きるかなんだなと考え始めています
投稿: タマパパ | 2006年11月22日 (水) 21:58
むうさん、パパさん、どうもです (^^)/
私の友人にも、会津で暮らしている方がたくさん居ます。おっしゃるように私にはできませんので、偉いと素直に思います。
私事ですが、ナンの取り柄もない両親ですが、実直に生きている点は尊敬しています。
気ままにこのトシまで生きて来ましたが、少しはオトナになったのか、最近はいろいろと考える事が多くなって来ました(笑い)
つい先日まで、雪を毛嫌いしていたのですが、そんな方ばかりでもないと思うと、目からウロコの思いです (^^ゞ
投稿: 夢見るピーターパン | 2006年11月22日 (水) 23:45