大晦日
今日は大晦日・・・1年の最終日だ。
かつての日本では太陰暦が用いられていたので、月の最終日はたいてい三十日という事もあって「みそか」と言って「晦日」という字を充てていた。
そして、年内最後の月の晦日を特に「大晦日」と言ったわけであるが、今では大晦日ということばしか残っていないようだ。他の月は単に「月末」と呼ばれているに過ぎない。
そして、大晦日といえば「年越し」となる・・・
私は古い人間だからか、大晦日から元旦にかけて「トシをとる」という認識がある。
今 48才だから、明日の元旦には 49才になるという感覚だ。実際の誕生日は 4月だから、満年齢でいうなら 4月の誕生日が来て 49才になるという感覚が一般的なのだろうか・・・
でも、私にとって誕生日は単なる Anniversary でしかない。
私が生まれた日という以外の感慨はほとんどないし、ましてこの日に「トシをとる」という感覚はない・・・ (^^ゞ
よく言われる事だけれど「トシをとる」というと、何かしらのマイナスイメージを伴う事が多い。だから、個人的にはなるべく「トシを重ねる」と言うようにしている。
年齢は積み重ねるもの、だから若造よりも年配者の方が、人生経験も豊富で人間的にも魅力的・・・というのがこれまでの常識だった (^^;
しかし、いつの頃からか、古い物や年取った者はダメなようなイメージが付きまとうようになった・・・ (__;)
「消味期限」とか「消費期限」ナンてことばを巷で見かけるようになってからだろうか・・・
実に嘆かわしい風潮だ・・・ (__;)
「オジサン」「オバサン」ということばは尊敬の念とは無縁で、どちらかといえば蔑んだ言い方であり軽べつしたニュアンスを伴う事が一般的だ。
「それは古い・・・」と言われれば、時代遅れでダメな意味で使われる事がほとんどだ。
「古い事は悪い事か?」
私は声を大にして言いたい。
話しが脱線してしまったが「年越し」といえば「大掃除」とか「年越し蕎麦」なんてことばがすぐに連想される。
私自身、掃除は苦手な方なので、掃除らしい掃除はほとんどした事がない (^^;
私を知っている人は、たいてい私に対して几帳面そうなイメージを持っているらしく、血液型を訊ねると 10人が 10人とも例外なく「A型」だろうと答える (^^;
部屋ナンかもキチンと片付いているようなイメージを与えているらしいが、実際の私は典型的な「O型」であり、ズボラでいい加減な楽天家だ(爆笑)
そんなのは私だけで、他の「O型」の方たちはそんな事はないのかもしれないが・・・ (^.^ゞポリポリ
部屋だって、汚いとは言わないけれど、散らかっている事は否定しない (^^;
ゴミに埋まって死んだ人間は居ないというのが私の持論だ (^^;)\(--メ)
でも、一応部屋の中くらいは体裁よく片付けて新年を迎えたい。玄関の松飾りや鏡餅なんてモノは一切用意していないけれど、そういう「形」はともかくとして、日本人としての「心」は大切にしたいと思っているので、やはり掃除くらいはしないと・・・
よく、普段から掃除をしていれば大掃除なんて必要がないと言う方が居る。それは正論だけれど、正しくはない。別に、大掛かりな掃除をするのが大掃除というわけではないだろう。仮にチョコチョコと部屋を片付けた程度でも「新年を迎えるために」という気持ちが大切なのだと私は考えている。
以前とは違って、年末年始とはいっても、どんどん季節感が無くなっている昨今だからこそ、普段とは少しだけ違う日常で明日の新年を迎えたい・・・
そういう気分的なもので「年越し蕎麦」も私は大切にしている (^^ゞ
お節なんてモノは必要ないと思っているけれど、年越し蕎麦だけは毎年欠かさずに食べている。
私の年越し蕎麦は、熱い汁をかけて食べるモノだ、たいていはケンチン仕立て (^^)v
決してツユに付けて食べたりはしない。実家ではいつも熱い蕎麦を食べるのが当り前だったから、蕎麦とはそういうモノだと思っていたのがすっかり身に染みついてしまった (^^;
さぁ、部屋の片付けが終わったら、買い出しでも行くとしよう (^^)v
日頃から、私の拙い独り言におつきあい頂いている皆様、恐縮です (^^ゞ
好き放題書いているだけだから誰も見向いてくれないのかなと思っていたんですけど、思っていたよりもたくさんの方がこの居酒屋のノレンをくぐって頂いているようで、嬉しい悲鳴をあげています。本当に有り難うございました m(_ _)m
どうぞ今後とも当居酒屋をご贔屓にお願いします (^▽^)/
それでは、皆様も良いお年を~ o(*^▽^*)o~♪
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