OUT
嫌なニュースではあるが、この1ヶ月の間に死体をバラバラに切り刻むというちょっと考えられないような事件が何件か続いた・・・ (__;)
不謹慎な言い方になるけれど、殺人事件だけならそれほどは驚かない。しかし、死体を処理するために切り刻むとなると話しは違う・・・
しかも、その容疑者が妻だったり、予備校生だったりするわけだから、我が耳を疑いたくもなってくる・・・ (ノ_-;)ハア…
こういうニュースを聞くと、誰でも真っ先に連想するのが、桐野夏生の「OUT」だろう。だからといって、この作品が一連のバラバラ殺人事件のヒントになったなどと考えるほど私は単純な人間でもないが・・・(笑い)
ごく平凡なパート勤めの主婦たちが、ちょっとしたはずみから人を殺し、その遺体を風呂場でバラバラにして完全犯罪を目論む・・・というかなりショッキングな内容で、1999年のフジテレビの秋ドラマで初めてこの作品に触れた。この時のヒロインは田中美佐子だった。
その後、原田美枝子がヒロインを務める映画版もテレビで放送されたのを見たけれど、作品の出来としては田中美佐子のテレビドラマの方が良かったように私は思う。
ただ、このドラマには視聴者からのクレームもいくつかあったようにも聞いた。
あまりにグロテスクな描写と、彼女らのパート先が弁当工場だった事とを結びつけ、お茶の間に流す内容としては生々しすぎていかがなものかとの指摘を受けたモノだった (^^;
より迫力のあるリアルなドラマを作ろうとした製作者サイドの勇み足と言ったところか・・・ (^^;;;
また、このドラマでは、日テレ系のバラエティー番組「進ぬ!電波少年」で人気者になった「なすび」が刑事役でドラマ初出演を果たして話題にもなった(笑い)
私はバラエティ番組は見ないので、全く彼を知らなかったけれど、独特な風貌でドラマの中でもイイ味を出してました(爆笑)
もちろん、演技には見るものはナニもなかったけれど・・・ (^^;
蛇足ですが、このドラマの主題歌として使われたのが、福山雅治の「HEAVEN」で、一度聞いて気にいり、すぐにこの曲が入ったアルバム「f」を買いました (^^)v
このアルバムの中には他にも大ヒットした「桜坂」も入っているけれど、残念ながら私の好みではない(苦笑)
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