山本山
「上から読んでも山本山。下から読んでも山本山」というキャッチフレーズで広く知られる、海苔とお茶の製造メーカー「山本山」・・・
といっても、別に今日は海苔の話しをしようというわけではない (^.^ゞポリポリ
今、東京の両国国技館で開催中の「大相撲初場所」ですが、場所に先駈けて行われた恒例の新弟子検査で、日大相撲部出身の山本龍一改め山本龍太が尾上部屋に入門した。
身長 189cm、体重 233kmと、1994年に記録した 205kgを大きく塗り替え、史上最重量の新弟子となった。
山本は単に体が大きいだけではなく、埼玉栄高校時代も日本大学時代も様々なタイトルを手にし、それなりに実績もある。
その山本の四股名が「山本山」に決まったというモノだ(爆笑)
なんと彼に相応しい四股名だろう (^^)v
これだけの体重の力士は今の幕内や十両の中にも居ない (^^;
ちなみに、現役最重量の関取は雅山の 182kgだ。
今までの力士にたとえると、横綱の武蔵丸とほぼ同じくらいの体格になる (^^)v
山本の同期には、高校・大学と同級生だった市原孝行が居るが、市原は副主将だった山本の上の主将を勤め、昨年の国体と全日本選手権制覇。この二つのタイトルによりこの初場所は幕下付け出し10枚目格でデビューした。
幕下付け出し資格を得られない大学選手は、中卒の新弟子と同列とされる前相撲デビューを嫌い、大相撲には入らずに就職を選ぶ事が多いが、山本は地道な道を選んだ。スタートは市原に大きく水を空けられてしまった山本山ですが、追い付くのはそう遠い未来ではあるまい。
かつて、若貴の兄弟も前相撲からのデビューだった事を考えれば、そんなに大きなハンデでもないだろう。
山本山は、三日目となる 9日の前相撲で大相撲デビューした。相手は高校横綱の李。立ち合いからわずかに2秒足らず、胴回り 190cmの大きなお腹でぐいぐいと押し込み、イッキに寄り切っての白星発進だ ヽ(^◇^*)/
上の写真の右側が山本山、左が李です。
5日目となる昨日の土俵でも、世界選手権無差別級王者のロシア人力士阿覧を体重を生かした寄り倒しで3連勝し、一番出世披露を決めた。
これで春場所は番付に名前が乗り、序ノ口デビューを果たす事になる。
この大型新人の登場に、本家の「山本山」は懸賞やCMなどの検討に入ったと伝えられた (^^)v
高見盛の土俵にかけられる「永谷園」の懸賞や同社のCMは有名だけれど、もしかしたら「山本山」の懸賞やCMが新しい大相撲の名物になるかもしれない。
四股名に負けない大きな関取となってほしいと願うのは私だけではあるまい o(*^▽^*)o~♪
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