オオカミ少年
千島列島を震源とした13日の地震で、北海道の太平洋岸などに津波警報などが発令され、25市町村が避難勧告を出した。しかし、昨年11月の千島列島沖地震による津波の人的被害がなかったこともあり、実際に避難した住民はごくわずかだった・・・と報じられた。
また、15日の夜にも千島列島を震源とした地震があり、津波注意報が発令された岩手県釜石市でも、市内約7000世帯に避難指示を出したが、実際に指定された避難場所に逃げた人はわずかに74人だったとも報じられた・・・
かつて、日本海中部地震や北海道南西沖地震で、10mを超える津波が秋田や奥尻島に押し寄せ、何人もの尊い人命が失われているにも関わらず、教訓は生かされなかった・・・
スマトラ島沖地震による想像を絶する大津波の被害も記憶に新しいというのに・・・ (__;)
それはともかくとして、そういう話しを聞くと、つい子供の頃に読んだイソップ童話の「オオカミ少年」を思いだす (^^ゞ
「オオカミが来た」と言っては村人を騙し、ホントにオオカミが出た時には誰も相手にしてくれなかったというアレだ・・・
子供が読む童話だから、ホントにオオカミが出て、村人が信じてくれずに誰も駆けつけてくれなかった時に、少年がどうなってしまったのか・・・というところまではたいてい書かれていないけれど、おおよその察しは誰にでもつく (^^;
小学生の頃はけっこう本が好きで、図書委員に立候補して、そのうちに委員長という立場を悪用して、一度に借りる事ができるのは一人2冊までという決まりがあるのに、5冊とか10冊とか、図書室の本を手あたり次第に借りていっては読んだものだった・・・
もちろん、先生に知れた時には大目玉をくってしまったが・・・ (^^;)☆\(--メ)
そして、読んだ本の内容をかってにあれこれと想像して、ストーリーの続きを考えたりするのが好きだった・・・(笑い)
この「オオカミ少年」の童話もそんな中の一つだ。
オオカミが近づいて来る・・・
足がすくんで逃げる事もできずにその場に立ちつくす少年・・・
オオカミは少年に飛びかかり、その場に押し倒す・・・
いよいよ、その刹那、少年は最後のことばを口にする・・・
「・・・おお、神様・・・」
私は、小学生の頃からオヤジギャグを言うクセがあったようだ (^◇^) ヒャッヒャッヒャ・・・
こんな事、いつ考えたのかも覚えていないし、子供が考えた事なのでバカバカしい内容ではあったものの、自分ではけっこう気にいっていたので、他の話しはちっとも覚えていないのにも関わらず、このオチだけはいまだに覚えている・・・ (^.^ゞポリポリ
ちなみに、オオカミに食べられる話しなら「赤ずきんちゃん」なんかでも、おばあさんが言ったセリフとして使えます (^_^)V。
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コメント
北海道のオホーツク沿岸などの場合、
海岸線ぎりぎりに住んでいる人たちは
余り多くなくて、
だいたいちょっとした高台に住んでいる。
最初の予報が1メートルだし、
こないだの予報は2メートルで数十センチだったから、そんな判断になったようです。
「おお、かみさま」か、なるほど。
投稿: むうさん | 2007年1月18日 (木) 14:49
むうさん、どうもです (^^)/
いやぁ、恥ずかしい・・・(爆笑)
タマには、こんなバカバカしい話しでもと思いまして・・・ (^.^ゞポリポリ
避難勧告などの場合、出されたからといってそう簡単に家を空けるワケにはいかないという事情もあるようです。
特定の地域がそっくり留守になったら、火事場泥棒のような不逞の輩も出ますからね (^^;
情けない話しではありますが・・・ (ノ_-;)ハア…
投稿: 夢見るピーターパン | 2007年1月18日 (木) 18:04
お役所の側にも、
「被害者が出て責任を追及されては困る」
という気持ちがどこかにあるでしょうね。
注意報、警報さえ出しておけば、
「後は自己責任」といいのがれできます。
ただ…。
住民の“避難疲れ”が続くと、
オオカミ少年の話が
ますます現実に起きそうですね。
投稿: こやなぎ名人 | 2007年1月19日 (金) 07:22
名人、どうもです (^^)/
こんな駄文におつきあい頂けるなんて恐縮です (^^ゞ
個人的な事を言うと、もし私が避難勧告を出された当該者だったとして、おそらく避難はしないだろうと思います (^^ゞ
相当な危機感を感じれば別ですが・・・
理由は、やっぱ面倒臭いから (^.^ゞポリポリ
なんとかなるんじゃないかという、いい加減な性格もありますが・・・(。_°☆\(- - )
それでも、自治体としては警報・注意報を一応出さざるを得ない事情もある・・・
この両者の溝は簡単には埋まらないだろうと思います。
投稿: 夢見るピーターパン | 2007年1月19日 (金) 08:32