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2007年2月25日 (日)

月刊少年ジャンプ

20070225001  集英社は、漫画雑誌「月刊少年ジャンプ」を今年 6月6日発行の 7月号で休刊することを 23日に発表した。
 秋からは、新しい漫画雑誌を創刊する予定だという・・・
 最盛期には、150万部を数えたものの、現在の発行部数は約 39万部・・・ やはり、部数の低迷が一番大きな理由だろうか・・・ (__;)

 

 「週刊少年ジャンプ」ならともかく、「月刊少年ジャンプ」にはそれほどの思い入れはない (^^ゞ
 しかし、ちばあきおの「キャプテン」は「月刊ジャンプ」連載だったと記憶している。もっとも、当時は「別冊少年ジャンプ」という名前だったようだが、そんな細かいところまでは覚えていない(笑い) ただ、やたらと分厚い雑誌で、買い得感はあったものの、キャプテン以外にはそれほど印象に残っている作品は無い・・・ (^^;
 まぁ、作品名を挙げられれば思いだすんだろうけど(笑い)
 そういえば「硬派銀次郎」は月刊での連載だったかな?

 

20070225002  しかし「キャプテン」の人気は凄かった。当時の私自身が中学生だった事もあり、作品の中に自分を重ねあわせて読んでいた。もっとも、乏しい小遣いでは何冊もの雑誌は買えなかったので、一番好きな「週刊少年マガジン」だけを買って、あとは友だちに借りるか、月一の床屋に行った時に読むかのどちらかしかなかったから「キャプテン」は、必ずしも毎回作品を読んでいたわけでは無かったが・・・ (__;)

 

 私はもちろん野球が好きだから「キャプテン」は大好きな作品だった。当時流行りだった野球漫画といえば「巨人の星」や「アストロ球団」などに代表される、魔球を駆使する投手が主人公だったり、天才バッターが活躍するといった、実に漫画的な荒唐無稽のストーリーが多かった中で、どちらかといえば落ちこぼれ選手で、野球の名門中学では二軍の補欠という、レギュラーには程遠い存在でしかなかった坊主頭の主人公が、努力でチームメイトの信頼を勝ち取り、地区でも強豪と呼ばれるチームを作り上げるという、読者からみれば等身大の主人公で親近感の持てる内容が大ウケした。

 たいてい雑誌の巻頭で、しかもカラー扱いされるほど人気のあったこの作品は、間違い無くちばあきおの代表作の一つだ。
 しかし、初期の頃の作品は、お世辞にも絵が上手だとはいえず、デッサン力には大いに疑問が残る程度の幼稚な作品だった(笑い)
 しかし、それがかえって読者に親しみを感じさせる結果に成るのだから、世の中は何が幸いするのかわからない(苦笑)

20070225004  この作品の秀逸なところは、登場人物たちが実際に成長していくところにある。一人の登場人物が主人公となり、彼を中心にストーリーを進めていくという一般的な手法ではなく、歴代のキャプテンが次々に主人公になっていく。そして、彼等がチーム作りをしていく上でぶつかる苦悩や挫折を年を追って描いていく・・・ それがよけいに読者にウケた。

 二年の途中から、野球の名門校である青葉学院から墨谷二中に転向して来た谷口が、努力の末に三年生からキャプテンの座を譲り受け、いよいよ本格的なストーリーが始まる。

 以後、1年ごとに丸井イガラシ近藤と四代に渡っての墨谷二中のキャプテンの奮闘の様子が描かれた。
 三代目の時のイガラシだけは、一年の時からレギュラーを張るほどの実力者として描かれたが、それ以外のキャプテンはいずれも落ちこぼれか問題児として描かれていたのもおもしろい。
 できれば、近藤以後のキャプテンの活躍も読んでみたかった気がするのは私だけではあるまい。
 上の写真は、左から谷口、イガラシ、丸井、近藤の、歴代の墨谷二中のキャプテンたちです (^^)v  懐かしい顔ぶれですね(笑い)

 

20070225003  ちばあきお氏は、躁鬱病を患い、41才の時に自殺してしまいましたが、当時連載していたのが「チャンプ」で、最終回はアシスタントが書き上げたという。

 

 私自身がそれほど読んでいなかったから、他に語れる作品が思い浮かばないのも悲しいが、いずれにしてもその程度の雑誌だから休刊になってしまうのだろう (^^;
 しかし、この漫画雑誌を読んで育った人も間違いなくたくさん居るわけで、それが無くなってしまうのはやはり淋しいものだ。

 これまでにも、私が読んで来た漫画雑誌が次々に姿を消した・・・
 月刊誌では、「少年」「まんが王」「冒険王」「少年ブック」「少年画報」「ぼくら」等々・・・
 週刊誌では、「少年キング」だけが思いだされるだけだけど、あと何かあったかなぁ (^.^ゞポリポリ

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コメント

おはよう^^

夢さんは、漫画雑誌の愛読者だったんだ^^;
ボクも子供の頃、よく見ましたが、ただ経済的理由で
買うことは無かったです。

たいてい、古紙回収業者が集めて来た物を、読んでいました^^;
近所に、あったのですよ(^_^;)

ボクの子供の頃は、貸本屋がまだ盛況で、漫画雑誌と
覇を競ってましたので、貸本屋でしか読めない漫画が
回収業者に入ってくると、近所の悪童達と奪い合って
読んだ物です。(^_^;)

その後、漫画より、一般の書籍の方が面白くなり
ジャンル問わずの乱読が、高校の頃まで続きましたが
いまは、老眼が進んだ事もあり、読書量は激減^^;

投稿: ポンポコ | 2007年2月25日 (日) 09:12

 ポンポコさん、さっそくのコメント有り難うございます (^^)/

 プロフにも書いてあるとおり、漫画と音楽はσ(^-^; の生きがいです(爆笑)
 幼い頃は、親の仕事の都合で友だちが居ない暮らしを強いられたので、友だちは本しかありませんでした。「よいこ」とか「幼稚園」ナンてモノから始まって、まずひらがなを覚え、そうすると欲が出て来て普通の漫画雑誌なんかもよく読みました。当時はフキダシの中の漢字にはルビ(ふりがな)が付いているのが当り前だったので、子供でも読めたのです (^^)v
 5才くらいの時には「少年マガジン」の「8マン」なんかを読んでいました(爆笑)
 もちろん、漫画雑誌は買ってもらえなかったので、古本回収のリヤカーからこっそりと抜き取っては読んでいました (^◇^) 。。。ケラケラ
 「鉄腕アトム」に出あったのも、この頃のリヤカーから失敬したのが最初です (^^ゞ
 この頃の思い出は、宮ヶ瀬のダムの底に沈んでしまいましたが・・・ (__;)

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年2月25日 (日) 09:36

この「キャプテン」読みましたよ。何処にもいそうな主人公達が生き生きと描かれていましたね。
残念ながら、毎週とか毎月とか定期購読は出来ませんでしたが、何処からか拾ってでも「キャプテン」だけは読み続けました。私の世代的にはテレビアニメの出初めで、そちらの方が印象にありますね。

投稿: ★なまはげ | 2007年2月25日 (日) 21:04

 なまはげさん、どうもです (^^)/

 そうですよね、「キャプテン」って、アニメもあったんですよね (^^;
 σ(^-^; は一度も見た事ないんで、やっぱりコミックでの印象しかないんですが (^.^ゞポリポリ

 いろんな作品がアニメ化されましたが、原作を超えるアニメを見たのは、「タイガーマスク」と「マジンガーZ」くらいですかね(笑い)

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年2月25日 (日) 21:38

ぼく、あんまり「キャプテン」
読んでなかったのですよ。
現実的なのは「ドカベン」、
非現実なのは「アストロ球団」と
読み分けてました。
生意気ですが。

投稿: むうさん | 2007年2月26日 (月) 01:17

 むうさん、どうもです (^^)/

 「ドカベン」は「キャプテン」ほどにはのめり込まなかったので、いまだにどんなストーリーなのかはキチンとわかっていなかったりします (^.^ゞポリポリ
 水島新司は大好きな漫画家なので「あぶさん」だけは欠かさずにコミックを買い続けています(笑い)

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年2月26日 (月) 08:30

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