初雪 2007
今日の午前 7時頃に、東京の大手町では 5分間ほどみぞれが降り、初雪を観測したと発表した。
1960年の2月10日に記録した史上最も遅い初雪の記録を、47年ぶりに1ヶ月以上も大幅に塗り替えたという・・・
とうとう降ってしまったか・・・ (^^;
ここまできたら、いっそのこと降らないままの方が「暖冬」というイメージを人々の心に強く残すためにも良かったようにも思える(苦笑)
気象庁の長期予報で、今年の冬は「暖冬」だと発表されたが、珍しく当たった(爆笑)
昨年も「暖冬」と発表されたが、記録的な大雪に見舞われたのは記憶に新しい・・・ (^^;
こんなことは毎年繰り返されてきた事なので、個人的には気象庁の長期予想は外れるものとずっと思っていた。まぁ、必ず外れるという事は、逆に考えれば当たるという事だから、この「反面教師」の法則さえ理解していればそれほどの不都合は無い (^◇^) 。。。ケラケラ
だから「暖冬」という予報を聞いて、例によって今年は寒くなるに違いないと密かに思っていた私の期待を見事に裏切ってくれた (^^ゞ
今年は当たったという事は、昨年までのプログラムに何か変更でもあったのだろうか・・・ (^^;
気象庁のコンピューターといえば、桜の開花予想のプログラムに入れるデータの入力ミスがあったと、つい先日に発表したばかりだ。
もしかして、今回の長期予報もデータの入力ミスがあって、それで予報通りになったなんて事はないんだろうか・・・ナンて、天の邪鬼な私は勘繰ってみたりして・・・(_ _)ノ彡☆ギャハハ!!! バンバン!!!
こういう事があると、人々はよく「異常気象」なんてことばを用いたがる・・・
しかし、今年の暖冬は「異常気象」ナンて単純なことばで片付けてほしくはない・・・
今年の「暖冬」・・・ これは明らかに人為的なものによるものだと私は考えている・・・ (ノ_-;)ハア…
産業革命以来、長きに渡って人間が払ってきた大きな「ツケ」を、膨大な利子を付けた上で地球が我々に請求しているのだと考えるのが自然だろう・・・
私が子供だった頃から見ても、明らかに日本の冬は暖かくなっている・・・
積雪も年々少なくなっているという声はそこここで聞かれる。
子供の頃にはほとんど見かけなかったマイカーを、どこの家庭でも当り前のように所有し、国内の物流もトラックを中心に飛躍的に伸びた。
一般家庭にも、エアコンや冷蔵庫などを始めとして、それまでには無かったような家電品が家中に溢れ、電気の需要はうなぎ登りで増えた。今では、電気の無い生活は考えられなくなってしまった・・・
それらの脆弱な文明と繁栄に支えられた贅沢な生活を、人々は「当り前」と思って顧みる事もしない・・・
そのような中での、この記録的な暖冬・・・
「地球温暖化」という大きな問題を考える良い機会なんじゃないだろうか。
マスコミも、この機を逃さずにもっと大きな声で「エコロジー」について真剣に語るべきだと思う。
おもしろおかしいような話題ではないから、数字も部数も稼げないだろうけれど、こういう事こそ報道する価値がある話題であり、人間にとってはとても大切な問題だと思う。
目先のスキャンダラスな話題ばかり追いかけていないで、もっと継続してキチンと伝えていく責任がマスコミにはあるんじゃないかな。
まぁ、そうは言っても、今日も初雪の話題よりは、ホリエモンの話題でニュースは埋めつくされるんだろうな・・・(笑い)
ホリエモンの証券取引法違反なんかより、地球温暖化の方がはるかに重くて大切なニュースだと感じるのは、私だけではないと思うのだが・・・
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コメント
そうです。
マスコミの責任、本当に重いと思いますよ。
若い女子レポーターなんかが、
「やっぱり、異常気象ですね」
なんて言ってるのをきくと、
ホントに頭に来ますよね。
あと暖冬で脳天気にゴルフ楽しんでいる、
問題意識のかけらもないおっさんとか。
投稿: むうさん | 2007年3月16日 (金) 18:26
むうさん、どうもです (^^)/
なんでも「異常気象」という一言でかたずけてしまうのは、責任も努力も放棄しているようで、ちょっといただけないと思っている一人です。
単なる自然現象でも、もしかしたら何か他に原因があって必然的に起きたのかもしれないし・・・
投稿: 夢見るピーターパン | 2007年3月16日 (金) 21:33