美を求める人達
古来より、人は・・・特に女性たちにおいてその傾向は顕著ではあるが、「美」というモノにこだわり、それを追及してきた・・・
他人に対して自分をより良く見せようと思う事は、人間であるなら当然の思いであると言える。いや、その思いは人間だけでなく、動物の世界においてさえ見られる事で、孔雀に代表されるように、自己を雌にアピールするためにいろいろと努力している姿を見ると、万物の霊長たる人間がそう思うのも無理からぬ事で・・・ (^^;
・・・で、巷には様々なコスメ用品や美容用品が溢れる事になる・・・(苦笑)
どれも皆、これを使う事によって、云々・・・と美辞麗句が並んでいる。
もちろん、日々いろんな美容用品を使ってスキンケアを行い、コスメ用品を使ってメイクをする事自体は大切な事で、それによって明らかな変化を遂げるのは、今更言うまでもない事ですし、それらの品々も日進月歩でどんどん質の高いものになっていくので、それらの品が与えてくれる効果もまた飛躍的に高いものになっているようだ・・・
しかし、その明らかな効果によって「美」を演出してくれている陰で、マイナスの面も助長しているような気がしているのは私だけだろうか・・・ (^^;
コスメ用品や美容用品を使う事によって安直に「美」を手に入れる事ができるせいで、もっと本質的なモノがおろそかになっているような気がする・・・ (__;)
昨日、某ブログにおいて「暴言」を残してしまった・・・ (__;)
ことばが足りず、言い回しも不適切な表現だった事から、管理者や訪問者たちに不愉快な思いをさせてしまったのだ。
記事に対するコメントという中では、考えを言い尽くせなかった事もあり、あらためて持論を述べてみたくなった。
本来、人間の体というモノは、健康であるならば内面から光輝くようにできているものだと私は考えている。
反面、チョッとした体調の不良や睡眠不足などの不摂生が、テキメンに形となって現われるのも人間の皮膚だ (^^;
くすんだり、むくんだり、あるいはシミやシワなどの老化現象も、日頃からの健康管理がしっかり行われてさえいればある程度防ぐ事もできる。
しかし、コスメ用品や美容用品が良くなるにつれて、そういうモノに頼りきってしまって、日頃の健康管理がおろそかになっているような本末転倒の方も少なくないんじゃないだろうか・・・
食事の不摂生、不規則な日常生活、挙げ句の果てにムチャなダイエット等々・・・
そういう不健康な事をしていながら、表面上はコスメや美容品で繕ってしまう・・・
それでは、砂上の楼閣というか、本質的な「美」とは違うような気がしてならない・・・
第一、栄養を失った不健康な肌には、化粧品だってきれいには乗らないし、仕上がりも思ったようには成らない・・・ (^^;
できれば、健康な体を維持した上で、そういう品々を用いるのがベストだとは思うのだが、往往にして健康管理はおろそかにして、様々なグッズで上辺だけの「美」を作り出しているような方も少なくないように思える・・・
やはり「美」を演出するためのメインは健康管理であって、様々なグッズはそれを補うためのもの・・・というのが私の基本的な考えです。
健康な肌を維持するために、様々なグッズでスキンケアをする事は大切でしょうけれど、そういったグッズを使う事によって健康な肌を繕おうというのは本末転倒のような気がします (^^;
ただ、そういったグッズも使い方によっては有効な面もある。
顔色がどうもすぐれないような時でも、チークをちょっと入れるとか、顔に元気がないような時にはシャドーやラインを入れて目力を付けるとかの、ホンのチョッとした演出を行うだけでも相手に与える印象はずいぶん違う (^^)v
私でさえ、ネイルやアイブロウは日常的に使っている (^.^ゞポリポリ
男性だってウイークポイントはそういうモノで補いたい気持ちはあるのだ(爆笑)
100円ショップで買ったアイラッシュカーラーも持っているけれど、私の短いマツゲにはほとんど効果は無いようだ・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ
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コメント
ピーターパンさん、よくぞ言ってくれました。ほぼ、ぼくも同じ意見です。
例えばスポーツをする女性の内面からの美しさやなまめかしさは、お化粧上手の女性とは比べ物にならないと思います。
投稿: むうさん | 2007年3月11日 (日) 18:47
まったくもって、その通りなんです。内面から湧き出す健康美は、外面だけ繕う化粧には敵わないと思っています。が、化粧品やケア用品が悪いわけではありません。何もしなくても綺麗で弾ける肌の人はいます。しかし、どうしても病気がちな人や肌が弱い人などは多くいるのです。
また、どんなに健康でいても年齢と共に肌は衰えてきます。そんなときでも若く綺麗に見られたいと願う心があって当然だとも思うのです。そのような人たちのためにもこのような商品は必要になってきます。
投稿: ★なまはげ | 2007年3月11日 (日) 19:43
むうさん、どうもです (^^)/
おっしゃるとおり、アスリートの人って男女の区別なくキレイな人が多いと思います。
スポーツをしているわけなので、メイクなんてそれほど念入りにしているわけでもないし、仮にしていてもプレー中に汗を拭ったりしているウチに無くなってしまいますもの(笑い)
また、力士の方の肌はとてもキレイだとも言われています。
やはり、健康な人は内面から輝いているというのはある程度間違いはないと思います。
投稿: 夢見るピーターパン | 2007年3月11日 (日) 19:53
なまはげさん、どうもです (^^)/
私は化粧品やケア用品を否定しているわけではありません。
ただ、まず健康管理が先で、その上で使えばそういったグッズもより生かせるんじゃないかと思うだけです。化粧品に頼り切って健康が蔑ろになってはせっかくのグッズも本来の効果が出ないんじゃないかと・・・
投稿: 夢見るピーターパン | 2007年3月11日 (日) 20:04
こんばんは。初めましてm(_ _)m 阿久亜と申します。
本当の美しさには個性があると思います。
流行の化粧テクニックを使っただけでは美しさはあっても個性が感じられないですね。
それが度が過ぎたらまるで・・・
(*≧m≦*)ププッ
投稿: 阿久亜 | 2007年3月11日 (日) 21:51
阿久亜さん、初めまして~ (^^)/
ガンコオヤジの独り言にお付き合い頂きまして有り難うございます。
おっしゃるように、流行りの化粧品、流行のテクニックを同じように真似るだけでは個性はでないと思います。
化粧とは、単に個人を美しくするというだけではなく、個人個人に相応しい化粧品を選ぶ事から始まり、その人の個性を生かすように用いなければ、単に流行りのメイクの粗製濫造でしかないと思います。
いくら美しくても、同じような顔がそこここに並んでいては、引き立ちもしませんし、化粧をしたという意味もないように思えます。
投稿: 夢見るピーターパン | 2007年3月11日 (日) 22:36