« 虹とスニーカーの頃 | トップページ | サマータイム »

2007年5月22日 (火)

アメリカ橋

 ♪風が足もとを 通りすぎてゆく
  久しぶりだねと 照れてわらいあって
  アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり
  やるせない恋 埋めた街
  角部屋の灯り
  石だたみ石だたみ 想い出続く
  いつかいつか 熱かった青春♪

 これは、山川 豊が歌ってヒットした「アメリカ橋」という歌の歌詞です。
http://www.duarbo.jp/versoj/v-folksong/amerikabashi.htm

 あまり演歌らしくない歌なので、演歌嫌いの方でもおそらく一度くらいはどこかで耳になさった事があると思うんですが、皆さんはこの歌の中で歌われている「アメリカ橋」って、どこにあると思いますか?
 「アメリカ橋」って言うくらいだから、アメリカのどこかにある橋とか・・・ (^^;
 もちろん、もともとはそうだったみたいですが、昔昔に日本国内に移されて架設されました。

 なんとなく、イメージとしては横浜とか神戸とかの港町が似合いそうな感じですが、この橋は川などに架かっている一般の橋ではありません (^^;

 

 ♪アメリカ橋って知ってますか
  目黒と恵比寿の間にある
  下を山手線轟々走る 鉄でできた青い橋・・・♪

 これは昔、狩人というフォークデュオが歌った「アメリカ橋」という歌の冒頭部分です。この中にもしっかりと歌われている通り「アメリカ橋」は、東京は恵比寿にあります
 私の愛する「サッポロビール」の本社「恵比寿ガーデンプレイス」のすぐそばで、私も仕事でこの辺りには何度か納品に行った事があります (^^)v
 橋の下には川ではなく、山手線の線路があります (^^;
 もっとも、今の橋は1970年に架け替えられた二代目だそうで、昨年新たに防護柵と街路灯などを取り付ける改修工事も行われたという事です。

 

20070521001_1 20070521002_1 20070521003 20070521005 

 

20070522001 20070522002_2 20070522003

 それぞれの写真は、「アメリカ橋」付近の地図と航空写真、昨年の改修で設けられた新しいアメリカ橋のプレート、及び恵比寿ガーデンプレイスの全景です。
 下の3枚は、橋の様子と橋の上から恵比寿駅を背に目黒駅方向を見た山手線の様子です。線路の左手がガーデンプレイスです。さらに、万国博覧会の展示品を架設した時の初代のアメリカ橋のプレートです。

 

 狩人の方の「アメリカ橋」を知ったのは、10年ほど前にベスト盤のCDを買ったのがきっかけでした。ですから、比較的最近の事です。
 私は、リアルタイムで聞いた記憶はありません。もっとも、音楽は手あたり次第に聞いている方なので、気がつかないウチにどこかで耳にしている事は十分に考えられますが・・・

 一方、山川 豊の「アメリカ橋」はというと、大好きなのでカラオケなんかでもよく歌ったりします (^^ゞ
 当時は、私もこの橋がどこにあるのかは知らなかったので、歌いながら橋の事をいろいろとイメージしていました。
 その後、狩人の歌でアメリカ橋の場所を知ります (^^ゞ
 最初は、ナンかイメージが壊れたような思いをしましたが、後に恵比寿ガーデンプレイスのそばという事を知り、ガラッと印象が変わって、ますます山川 豊の「アメリカ橋」が好きになりました (^^)v

 

 話しは変わりますが、この山川 豊の方の「アメリカ橋」は、三拍子のいわゆる「ワルツ」です。
 日本人は、なぜかこのワルツのリズムが大好きなような気がします。もともと日本には三拍子なんて特殊なリズムが無かったから、耳新しく「ハイカラ」に聞こえたんでしょうか(笑い)
 古来、日本の音楽は典型的な二拍子のモノがほとんどで、宴会などで座が盛り上がって来ると、自然発生的に手拍子が起こるのはその流れです(笑い)
 それは、日本人にとって音楽とは、農作業や漁をする時などに歌われる「作業歌」として歌われたのが多かったからでしょうか。
 その時に歌われる歌は、作業の調子を取ったり、単調な作業を歌を歌う事で慰めたりするような意味合いがあったので、必然的に二拍子の歌が重宝されたのでしょう。
 三拍子では、作業はうまくいきませんから(爆笑)

 

 蛇足ですが、先の「ハイカラ」ということばは、現在ではまず使われる事の無い死語です。最近では、大和和紀のマンガ「はいからさんが通る」とか、NHKの朝の連ドラ「ハイカラさん」で目にしたくらいでしょうか・・・ それだって20年以上も前の事ですが(苦笑)
 明治の文明開化で、西洋人を見た当時の人達が、ワイシャツに代表される彼等の高い襟(high collar)を見て、西洋風のモノを指して用いたのが広まったようです。
 ワイシャツも、white shirtが語源ですよね (^^)v

|

« 虹とスニーカーの頃 | トップページ | サマータイム »

音楽を語る」カテゴリの記事

コメント

狩人は昔、十八番にしていたときがありましたが、
「アメリカ橋」は知らなかったです。
本当に存在することも。
こういう現代風俗史みたいなの、
夢さん、お得意ですよね。

投稿: むうさん | 2007年5月22日 (火) 00:16

 むうさん、どうもです (^^)/

 現代風俗史ですか・・・ (^.^ゞポリポリ
 そんなつもりはないんですが、基本的に「知らない事を知る」という事が私の生活の原典なような気がします(笑い)
 ラジオを聞いていても、仕事であちこち走っていても、いろいろ見聞きする事が楽しくて・・・ (^^;

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年5月22日 (火) 06:45

山手線にかかる陸橋が、アメリカ橋なんですか。
もともとアメリカにあった橋を日本に移築したというのも、何か理由があるのでしょうね。
恵比寿に行ったら、今度近くまで行ってみようかな?

投稿: すが太郎 | 2007年5月22日 (火) 12:34

 すが太郎さん、どうもです (^^)/

 橋といっても、それと言われなければ通っていても気付かないかも知れません。
 新たに橋の様子を写した写真をアップしてみましたのでご覧下さい。

 初代の橋が、アメリカの万博に出展された明治37年当時、日本では鉄の構造物は先進国としての象徴と考えられていたので、当時の国鉄が買い取り、輸入して昭和元年に架け替えられたそうです。当時は日本で唯一の鉄でできた橋と言われて観光名所にもなったそうです。

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年5月22日 (火) 15:07

初代の橋は明治の時代だったんですね。
そして、昭和。
当時、鉄の橋はなかったんですね。

投稿: すが太郎 | 2007年5月22日 (火) 23:24

 それなりに、歴史はあるようですよ (^^)v
 恵比寿に架けられてからでも、すでに80年以上経つのかな・・・

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年5月23日 (水) 00:15

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179664/15158541

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ橋:

» しょこたん あにそん歌う姿 [しょこたん 出会い]
「とんがり帽子のメモル」http://www.gyao.jp/utablog/play.php?contents_id=uta0003766しょこたんがとんがり帽子のメモル歌ってるよhttp://www.deaitop.com/http://www.deai-exit.com/http://www.deai0king.com/http://www.deaihisyou.com/http://www.deaiflash.com/http://www.deaipeace.com/http://www.de... [続きを読む]

受信: 2007年5月22日 (火) 17:35

« 虹とスニーカーの頃 | トップページ | サマータイム »