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2007年6月 7日 (木)

メディアの暴走

 TBSの昼の情報番組「ピンポン!」が、アマチュアゴルファーである石川遼選手のプレー中の声を取ろうと、千葉県で開催中の関東アマチュア選手権で、同じ組で回る広田文雄選手に小型マイクの装着を依頼、拒否されていたと報じられた。
 TBSは、別の二人の選手にも依頼を試みていたうえに、、KGAの加藤重正事務局長に「石川のキャディーバッグを運ぶカートにマイクを付けてほしい」と依頼していた事も明らかになった・・・
 さらに、4日と5日には同局の報道番組である「イブニング5」が事前の申請をせずに取材ヘリコプターを飛ばしていたことも判明した。

 またTBSかい(怒り)
 懲りない輩だ・・・ (ノ_-;)ハア…

 どうもこのところ、TBSはスポーツの報道の仕方に問題があるのではないのか!
 一連の亀田の過剰なとり上げ方しかり、昨年開催されたバレーボール世界選手権のとり上げ方しかり、そして今回の石川選手を巡る過剰報道しかり・・・だ。

 私は、基本的にテレビ「虚構の世界」であり、そこに「真実は無い」と思っているので、もっぱらドラマや映画など、あらかじめフィクションとわかっているもの以外はほとんど見ない。
 ニュースを始めとする報道番組でさえ「ニュースステーション」の影響を受け、番組がモノを言う事が当たり前となったので、そこに真実を求める事は難しくなったように思う。嘆かわしい事だと常々思っている。
 ニュースなんてモノは、できるだけ客観的に「事実」だけを何も付け加えずにそのまま伝えてくれれば良いものを、アナウンサーではなくてキャスターと呼ばれるワケのわからないタレント風情が持論を述べたりするような下手な「演出」があったりするから困ったものだ。視聴者は彼等の口にしたことばをそのまま「事実」として受け取る者も少なくないと思う。これはとてもゆゆしき事だと思わざるを得ない。
 ニュースは事実だけを伝え、それをどう思い、どう判断するかは視聴者がそれぞれ個々に考えれば良い事だ。にもかかわらず、キャスターがよけいな意見を言ってしまう・・・ q(`o')ブー!!
 これは、一歩間違えば番組が視聴者を「洗脳」したり「煽動」する事にもつながりかねないので非常に危険な事だと思う。
 「ニュース」というものは、その立場上放送されている事全てが「事実」と受け止める視聴者も少なくないから、報道の姿勢には十分な配慮が必要なはずなのだが・・・ (__;)

 報道番組でさえこのような状態であるから、スポーツ番組なんてそこここに「ヤラセ」が蔓延している・・・
 過剰な前宣伝は当たり前で、実況中にさえ妙な解説者がワケのわからない提灯コメントをのべつ幕なしでまくしたてる・・・ (ノ_-;)ハア…
 そして最後にどう考えても納得のいかない判定まで出る始末。
 これはいったいどういうことナンだろう・・・


 翻って、冒頭のゴルフに関する報道姿勢に戻ろう。
 私は、ゴルフには全く興味が無いので、その中継番組を見る事は皆無ではあるが、問題点はいろいろと聞いてはいる。
 今回の石川選手についてもそうだけど、宮里や横峯などの人気プレイヤーがラウンドすると、なぜか彼等を中心に中継が進む・・・ (^^;  彼等が優勝争いをしているのなら良いのだけれど、明らかに順位とは無関係の中継だ・・・
 本来はその大会の勝敗の行方を伝えなければならないはずなのに、いつの間にか彼等のプレーを伝える番組にすり替わってしまっている。どう考えてもこれはおかしいだろう(笑い) どうしてこんな不自然な中継に誰もクレームを付けないんだろう。

 明らかにゴルフファンのレベルが低いとしか思えない。

 これは、例えばマラソンの中継と比較すればよくわかる。仮に高橋尚子が出場する大会があったとして、これを中継する場合だ。彼女は人気者だからファンも多く付いている。
 スタートから順調にレースを進めていたものの、どうも体が重そうだ・・・ そうこうしているウチに先頭集団から脱落して徐々に順位を下げていく・・・ (^^;
 しかし、テレビの中継画面ではトップ集団を映し続けているのが普通で、高橋尚子だけを特別に追ったりはしない。もし、途中で苦しそうな顔をしたり、お腹や太ももあたりを気にする仕草が見られたとしても、一事的に画面を切り換えるだけで、またトップ集団のレース模様に画面は戻るのが普通だ。
 もし、終始画面に勝敗とは無関係となった高橋尚子しか映っていなかったとしたら視聴者は怒って、局には抗議の電話が殺到するだろう・・・ それがオトナの視聴者だ(笑い)

 ゴルフ中継というものは、勝敗とは無関係に特別なプレーヤーを追う事が少なくない。これも言ってみれば「ヤラセ」の中継だと私は思う。公共の電波を使ってこんな著しく偏った不公平な中継が行われているのに誰もナニも言わないのは、やはり視聴者が悪いのだと思わざるを得ない。

 番組を盛り上げるためにも「スター」が欲しいのはわからないでもない。そして、なんとかそれを作りだそうと一生懸命なのもわかるけれど、○○王子とかのくだらない名称で彼等を呼ぶのはどうなんだろう・・・ 普通に××選手と呼べば良いと思うのは、決して私だけではあるまい。

 「スポーツ」も「ニュース」も、もっと「冷静」に「事実」だけを伝えてもらえないものだろうか・・・

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コメント

いやいや、まったくですねえ。
またTBSか、ですねえ。
バレーボール世界選手権の時も怒りを覚えましたが、
スポーツ中継のバラエティー化に憂いを覚えます。
TBSといえば、亀田のタイトルマッチもそうでした。

投稿: むうさん | 2007年6月 7日 (木) 18:25

 むうさん、どうもです (^^)/

 確かに、スポーツがバラエティ化してますよねぇ (^^;
 こっちは、純粋に試合だけを見たいのに、始まるまでに引っ張る、引っ張る・・・ (__;)
 中身はアッという間に終わって、あとはリプレイとスタジオの録画とかで平気で2時間枠とか使ったりして・・・(笑い)
 なんか、そういうのが当たり前になって来つつあるのがどうなのかなぁと・・・

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年6月 7日 (木) 21:02

TBSは、昔、テレビ局の中でも民放のNHKのような存在で、東大卒のエリートさんが多く、報道番組に強いと聞いていたのですが、何を血迷ったか、バラエティー路線に大きな勘違いのまま向かってしまったんですかねー。
事実を伝えなければならないニュース、スポーツを勘違いした意味でのバラエティー化にしてしまったのでしょうか。
名古屋では、TBS系は、CBC。地元では信頼されている、一番歴史の古いテレビ局であり、イメージを壊して欲しくないですね。
やっぱり名古屋は、新聞は中日新聞、ラジオ・テレビはCBCなんですから。

投稿: すが太郎 | 2007年6月 7日 (木) 23:35

 すが太郎さん、どうもです (^^)/

 今はなんでも「数字」が最優先されますから、いきおい「えげつない」報道になりがちなんでしょうけれど、でも、信念のないその場限りの番組作りは、決して局のためにもならないと思うんですよね。
 民放だから、スポンサーの意向がどうしても通っちゃうんでしょうけれど、たとえそうであったとしても、まず「視聴者」ありきだと私は思います。

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年6月 8日 (金) 00:04

 嘘のような話ですよね。馬鹿馬鹿しすぎて言葉も出ません。芸能人じゃないんだぞ、と思いました。
 スポーツをバラエティーか何かと勘違いしているのか?と思えてきました。相撲の花相撲中継もそれはそれは酷いバラエティー路線だったと聞いています。
 競技だけを伝えてくれればそれで満足なのですが、演出しようとするから間違いが起こるのですね。

投稿: YOSHI | 2007年6月 9日 (土) 15:29

 YOSHIさん、どうもです (^^)/

 おっしゃるとおりです。視聴者の多くは純粋にスポーツを見たいと思っているはずです。
 スポンサーの手前、数字が欲しくてあの手この手で番組を盛り上げようとする気持ちはわからないでもないですが、だからといって、スポーツの「バラエティ化」は方向が違うだろうと思わざるを得ません。

 そういえば、以前プロ野球中継で、主審にマイクをつけさせる中継があって、それはそれでおもしろかったのですが、いつの間にか無くなってしまいました(笑い)
 やはり、無理があったという事なのでしょう (^^;

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年6月 9日 (土) 16:09

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