« 日記 | トップページ | 新聞の購読 »

2007年9月 1日 (土)

期限切れの弁当

 セブン&アイ・ホールディングスは、東京23区内の店舗で売れ残った期限切れの弁当などの食品類を、家畜の飼料や畑の肥料などに加工して、100%リサイクルすると報じられた。
 今日、9月1日から実施するとの事だ・・・

 ちょっと聞くと、素晴らしい取り組みのようにも思える。もちろん、右から左に廃棄処分されてゴミとなるよりははるかにマシだと私も思う。
 しかし、よく考えると、これはナンかおかしくはないか・・・ (^^;

 そもそも、期限切れの食品を家畜のエサにするというのはどうなんだ?
 牛や豚が食べられるようなものなら、人間が食べたって大丈夫なんじゃないの(笑い)

 これまでにも、売り場で期限切れになった弁当などを、バイトの店員たちが持って帰って食べているという話しはよく聞いた。もちろん、会社的には公認はしていない。あくまでも期限切れの商品は廃棄処分にするのが原則ではあるが、それはタテマエであって、実際には店長の判断などでけっこう持ち帰りを認めているお店は少なくない。

 こんな取り組みをするよりも、期限切れの商品は値引き販売をしてくれた方が客としてはありがたい(笑い)
 もっとも、期限切れの商品を売るという事を、お役所は認めないだろうから実現はあり得ないのだろうけれど、少なくても「賞味期限」というモノを見直すきっかけくらいにはなるんじゃないだろうか・・・

 個人的には、賞味期限なんて表示はよけいなお世話でしかなく、無くなってほしいと思っている一人だけれど、こんな取り組みが一般的になると、ますますゴミが増えるだけのような気がしてならない。
 一応、家畜の飼料になるわけだから「ゴミ」ではないとの反論もありそうだが・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ

 バイト君たちや廃棄されるお弁当などをアテにしている方たちにとっては、受難の取り組みになるのかもしれない・・・ (^^;

|

« 日記 | トップページ | 新聞の購読 »

コメント

夢さんこんにちわ~^^
今日はお休みを頂きオイル交換+通院+買出しにて
一日が終わってしまいました
仕事をするよりも疲れる感じがしましたね
賞味期限の厳守は『自己防衛』の為なのではないでしょうか
製造者責任や販売者責任を簡単に追及できる時代ですから^^
食中毒でも起こされてしまったら即アウトです
生ゴミを処理する経費を削減する狙いもあるのでしょうか
公園や河川敷で暮らしている方々に・・
って事があっても良い様な気がするのですが

投稿: タマパパ | 2007年9月 1日 (土) 18:03

こんばんは^^

コンビニに限らず、弁当や総菜の期限管理は
異常とも思えます^^;

少しくらい、腐っていても平気で食べてた
頃が懐かしい^^;
期限切れ弁当は、ボクの書いてる物の主人公
御用達なので、妙に思い入れがあります^^;

投稿: ポンポコ | 2007年9月 1日 (土) 18:44

 パパさん、どうもです (^^)/

 おっしゃるとおり、製造者責任や販売者責任を免れるために設けられたのが「賞味期限」で、決して消費者保護のために設けられたものではないと私は思っています。
 昔は、製造年月日だけで消費者が食べられるかどうかを見極めて買わなくてはなりませんでした。たとえそれを食べてお腹をこわしても、食べた者の責任でした (^^;

 私は、かえってそういう方が消費者は食べ物に注意を向けるから食中毒なんて起らなくなるように思いますし、無駄なゴミも少なくなるように思います。

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年9月 1日 (土) 19:50

 ポンポコさん、どうもです (^^)/

 確かに異常だと私も思います。
 期限切れのモノを食べて、具合が悪くなったのならともかく、期限切れの食品を売り場に置いていたというだけで責任問題になりますからね (^^;
 これは、取りも直さず、よりキレイなもの、より安全なものを求める「消費者」が悪いのだと私は思っています。
 消費者の意識が変わらない限り、この国は悪くなる一方だと思います。

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年9月 1日 (土) 20:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 期限切れの弁当:

« 日記 | トップページ | 新聞の購読 »