決まり手
今日の大相撲九州場所の十日目、十両の取り組みで珍しいモノを見た・・・
栃乃花 VS 里山の一番であるが、土俵際の俵に詰まった里山が、押し込んで来る栃乃花の左腕の下を体を一回転させてくぐり抜け、その流れで栃乃花の左手をたぐって土俵に這わせたのである。
ナニが珍しいって、この決まり手もそうだけれど、それからがおもしろかった・・・
普通、決まり手は、勝ち名乗りを受けた力士が土俵を下りるあたりを見計らって、場内にアナウンスされる。
しかし、土俵際の両者の動きが微妙だったために、いずれの決まり手を採用したら良いのか審判部も判断に苦しんでいる様子・・・ (^^;
そうこうしているウチに、決まり手の発表が無いまま、次の千代白鵬と皇司の取り組みが始ってしまった・・・ (^^;;;
さらに、次の寶智山と北太樹を呼び出しが呼び上げた後、やっと里山の決まり手がアナウンスされた・・・
「先ほどの、里山の決まり手は・・・とったり、とったりで里山の勝ち・・・」
なるほど、最後の左手を引いたところを採ったわけね・・・
しかし、この3番後の、十両最後の取り組みである潮丸と豊桜の仕切り中に、決まり手の訂正が行われた・・・ (^^;;;;;
訂正された決まり手は「伝え反り」・・・ (^^ゞ
7年前に大きく改正された決まり手の中に、新しく加えられた決まり手の一つだ。
う~ん、微妙な取り組みだっただけに、判定も難しいのね (^◇^) 。。。ケラケラ
新しい技だからという事もあるけれど、非常に珍しい技で、幕内では2002年の秋場所で朝青龍が貴ノ浪相手に一度見せたきりだ。
十両では、昨年の春場所で、同じ里山が琉鵬相手に一度決めています (^^)v
いやぁ、審判部の慌てぶりが見えるような一幕でした(笑い)
| 固定リンク
コメント