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2007年11月10日 (土)

食品の偽装

 このところ、次から次へと食品関係の「偽装」が報じられている・・・
 消費者の一人としては腹立たしい限りではあるのだが、報じられる偽装事件を皆同じようなモノだと思っているマスコミや消費者は居ないだろうか・・・


 報じられている食品の「偽装」ですが、大きく二つに分けられます。
 一つは「白い恋人」「赤福」に代表される「賞味期限の改ざん」であり、もう一つは「ミートホープ」「比内鶏」に代表される「原材料等の偽装」である。
 どちらもやってはならない事ではあるのだが、事の重大さでは雲泥の差がある。


 「賞味期限の改ざん」ナンて、食べる前に消費者が気を付けていればナンの問題もない。

 現実に、何年も改ざんを行って来ていたと報じられているから、今回報じられた会社だけではなく、おそらくは業界内では常識だったのではないかと思われてならない (^^;
 しかし、実際にそれらの食品を食べて具合が悪くなったとかの報告は無い・・・
 中にはそういう事故が確かにあって、事が公になる前に当事者同士で話し合ってモミ消した事もあったのかもしれないが、私はそういう事はおそらく無かったのではないかと思う。
 なぜなら、一度でもそういう事があったとするならば、必ずどこからか漏れ伝わって来るものだし、会社としてもそのままでは危ないという事で、改ざんは改善の方向に向かうのが当然だからだ。
 それが無いまま、何年もの間「賞味期限」の改ざんがごく普通に行われていたという事は、賞味期限を過ぎていても実際にはナニも問題は無いという事を証明する事に他ならない。

 今回の事件でナニが問題だったのか・・・

 賞味期限が切れた商品の日付を再三改ざんした事なんかではない。十分に食べられる商品なのにいい加減な賞味期限を付けて廃棄しなくてはならないようなズサンな商品管理をした事だ。マトモな消費期限を表示していたら、今回のような愚かな事件にはならなかったワケで・・・

 それなのに、鬼の首でも取ったかのように、騙されたとか裏切られたとか声だかに言ったりするのはいかがなものか・・・ (ノ_-;)ハア…
 アンタ等、今まで賞味期限の切れたモノを食べて「美味しい」と言ってたんじゃないの?
 自分たちの五感を信じて口にして、それで出た評価だったのなら、賞味期限改ざんの報道によって会社や商品の評価が変わるというのもおかしなハナシで・・・

 つまりは、「賞味期限」ナンて表示そのモノが最初からナンの意味もないという事だと思うよ。1ヵ月過ぎても食べられるものなら、ハナからそのくらいの日付を表示すれば良いだけのハナシなのに、「ナマ物」をウリにしているからかどうなのか、賞味期限が短すぎるから、こんなバカな「偽装」をしなければならないわけで・・・
 後から日付のシールを貼り替えるのは、メーカーにとっても二度手間三度手間だし、消費者に誤解を与えかねないので、ナンのメリットもないではないか。

 もっと現実にそった日付を表示しようよ。今のままでは「賞味期限」ナンて本当に表示している意味がないよ。


 一方、「原材料等の偽装」の方はというと、悪質であり論外だ(怒り)
 こんな事がまかり通ると、本当に食品に対しての信頼が揺らいでしまう・・・
 ラベルに表示されている原材料や添加物、加工法などに偽りがあったら、消費者としては信じるものが無くなるわけで、これは二度と繰り返される事の無いように断固厳罰に処さなければならない。
 タダのニワトリを比内地鶏と言ってみたり、名古屋コーチンなどと言ったりするのは、表示の改ざんとか偽装とかを超えて、悪質な「詐欺」だと思うぞ (`´)


 第一、JASで決められている内容そのモノが、消費者の考えとはずいぶん開きがあるように思えてならない。
 例えば、中国産の山菜を輸入して、長野辺りの工場で袋に詰めたり瓶詰めにしたりすれば、「生産地」は最終加工された工場のある場所の長野県となるのはどう考えてもおかしい。生産地は中国で、加工地が長野と表示するべきではないのか。
 また、アメリカで生まれて育った子牛や中国で捕れたウナギの稚魚を輸入して、松阪とか浜名湖で一定期間育てれば、産地を松阪とか浜名湖と表示できるのも消費者の感覚からいえばやはりおかしい・・・ (__;)

 こういう、最初から「抜け道」が用意されているような法律だから、次から次にこういう悪質な偽装を繰り返す業者が出て来るのではないか・・・


 「賞味期限の改ざん」「原材料等の偽装」をきっかけに、JAS法そのモノを見直す時期に来ているんじゃないかと思えてならない・・・

 消費者の一人としては「安全」「信頼」できる食品を口にしたいと思うだけだ・・・

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コメント

この悪徳業者は、比内地鶏が世に知られるようになって、その名声に便乗してしまったらしいです。全く比内地鶏を使用せずにその名前だけで販売を続けていました。
それまで一生懸命に美味しい鶏にまで改良を続けてきた、善良な生産者達が泣いています。自分たちは何も悪くないし、比内地鶏の味が落ちたわけでもない。真の被害者は命をかけて開発してきた生産者です。

投稿: ★なまはげ | 2007年11月10日 (土) 18:37

 なまはげさん、どうもです (^^)/

 おっしゃるとおりだと思います。
 一部の不心得モノの「偽装」が、消費者だけでなく生産者まで巻き込んで大きな問題になってしまいました・・・ (__;)
 本当に罪深い事だと思います・・・(怒り)

 だから「原材料等の偽装」というのは、絶対に許されないんですよ!

投稿: 夢見るピーターパン | 2007年11月11日 (日) 07:35

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