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2007年12月19日 (水)

神の領域

 先日の記事で「優生」について述べた・・・

 この「優生」という考え方は、自然界で行われるのならまだしも、人智の及ぶべきものではない。

 先に、動物のメスは本能的に優秀なオスを求めると書いた。
 しかし、それはあくまでも主観的なモノであって、例えば見かけが良いとか、声がキレイだとか、あるいはとても強くて外敵から守ってくれるとかの、いわゆるメスのかってな「思い込み」に過ぎません。
 だから、あるメスにはとても好ましく思えるオスでも、他のメスにも同じように思われるとは限りません (^^;
 しかし、それはそれでイイわけです。皆が同じオスを求めたら、他のオスは困ってしまいますから・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ

 しかし、昨今の人間界では、命の誕生にまで手を付けはじめた・・・
 すでに、体外受精で生まれる子供は年間1万人以上と、新生児の2%に迫る勢いだという・・・

 不妊に悩む夫婦も少なくないというから、夫婦の精子と卵子を用いた「体外受精」くらいはやむを得ないのかもしれない (^.^ゞポリポリ
 ただ、そこに人智が及ぶのはいかがなものか・・・

 夫の精子ではなく、他の誰かの精子とか、あるいは「精子バンク」から高学歴やハンサム、あるいは高身長などの優秀なドナーと思われる精子提供を受け、その子供を産みたいと思うのは、「優生」を人為的に操作しようとする所業だと私は思う。

 また、「着床前診断」についても同じく神をも恐れない所業だと私は思う。そこまで科学が進歩したという事なのだろうが、受精卵を科学的に分析し、希望しない遺伝子や悪い病気を持っていないかを確認すると同時に、性別の産み分けにもつながりかねないこのような行為は「医療」という名を借りた「選民」だろう。調べるという事は、希望しない受精卵はそこで廃棄されるという事だから、そこで命が無くなってしまうという事になるわけで・・・

 こういう事は、一歩間違えると恐ろしい事になりかねないので、断じて行われるべきではない!
 かつてナチスが行った「アーリア人」崇拝からユダヤ人などの少数民族を迫害し、それが高じて大量虐殺にまで至ってしまったのは、こういう「選民思想」が招いた悲劇だ・・・

 命の誕生は、神だけに与えられた特別な領域であり、人の手がそこに関与するべきではないだろう・・・

 人間というモノは、「驕り」と「慢心」に囚われがちだ・・・
 「人のため」などという大義名分を掲げ、つい自分の力を誇示してみたくなる・・・
 しかし、どんなにもっともらしい理由を付けようと、やってはならない事は決してやってはならないのだ。

 「ならぬ事はならぬもの」

 これは、会津で育った私の座右の銘です。

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