雪國
これは、吉幾三の出世作となった、1986年(昭和61年)発表の「雪國」という作品です。
私も、大好きな作品ですので、今時分には忘年会などで歌ったりした事も少なくありません (^.^ゞポリポリ
別に、十八番とかいうワケではありませんが、十六番か十七番くらいにはなってるかも・・・(笑い)
ちょうど、会津から習志野に出てきた頃に流行っていた事もあり、故郷の会津を思い出させてくれるのと、私自身が青森市で1年間暮らした事があったので、歌われている内容も自分と重なるところも少なくないので、つい思い入れが入ってしまって・・・ (^.^ゞポリポリ
まぁ、気持ちイイのは歌っている私だけで、聞かされる方は堪らないとは思いますが、カラオケなんて自己満足の世界ですからそれで良いと私は思っています (^^;
だいたい、プロのようにお金をもらって歌っているわけじゃない、自分の身銭を切って楽しんでいるわけですから、それをどうこう言うのもヤボというか、筋違いなんじゃないかと・・・(苦笑)
この歌の中に「暦はもう少しで 今年も終わりですね」という一節があります。
今日は20日ですから、今年も残すところは今日を入れて12日という事になってしまいました・・・ (^^;
今は一ヶ月単位のカレンダーを使う事が多いので、日めくりカレンダーを使う事はありませんが、子どもの頃はどこの家庭にも日めくりの暦が壁に掛けてあるのが普通でした。
で、今頃になると残り少なくなってすっかり痩せ細った暦が、ヤケに寂しく感じたものです (^^;
・・・というのは真っ赤なウソで、冬休みも間近でクリスマスとかお正月とかのイベントがある年末は、子どもにとっては一番楽しかった時期かもしれません(笑い)
少なくても、私は年末は楽しかったですね~ (o^∇^o)ノ
今と違って、クリスマスなんて何の魅力も楽しみもありませんでしたが、何といっても冬休みの始まりがたいていこの日でしたし、お正月にはお年玉が貰えるので、ワクワクとしてとても楽しかったです (^^)v
この吉幾三ですが、もともとはけっこう二枚目だったという事もあり、山岡英二の名前で72年にアイドル歌手としてデビューしたんですよね (^^; でも、ちっとも売れなかったので、5年後にフォークソングに路線を変更して、名前も吉幾三と改名し「俺はぜったい!プレスリー」でヒットを飛ばしたものの、その後が続かず、さらに路線を演歌に変更して、千昌夫に「津軽平野」を提供してソングライターとしてその才を認められたという苦労人です。
この「雪國」も、もともとは千昌夫のために作ったモノと言われていますが、当の千昌夫から自分で歌ってみたらどうかと背中を押されてレコーディングしたものだといいます・・・
結果的に、この作品が吉幾三の名前を全国区に押し上げ、吉の代表曲ともなった。
以後の活躍はご存知の通りだ・・・
この作品がヒットした時、吉は34才、歌手としては決して若くはない年齢だ。
ずいぶん回り道をしたような感じだけれど、本当に実力がある人というのはどこかで誰かが見ていてくれて、必ず認められるものなんですね・・・
もともと、自作の歌を歌っていたという事もあり、その後も自分で作詞作曲した作品を歌い続けているという、ニューミュージックの世界ではよくある事なんですが、演歌界ではシンガーソングライターというのは極めて異例のアーティストです。
ずいぶん昔ですが、吉幾三のベストアルバムを買った事があります。
収録されている作品は全部で14曲、どれも良い作品でした。その中で、お気に入りなのが「酒もって来い」です (^.^ゞポリポリ
♪オラ!! 酒持って来い 酒持って来い
この店有る酒 皆持って来い♪
・・・という、サビの部分がなんとも楽しくて・・・ o(*^▽^*)o~♪
通信のカラオケなんかでも収録されているのをみた事がない極めてマイナーな作品ですが、テンポもよく、ノリも良いので大好きな一曲です (^^)v
また、隠れた名曲として「と・も・子・・・」があります。ごく初期の頃の作品なんですが、タマにカラオケなんかにも入っていたりするので、酔っていると歌った事もあります (^.^ゞポリポリ
聞くぶんには名曲だと思うんですが、私が歌ってもさっぱり感じが出なくて・・・ (^^;
作品のほとんどを吉のおちゃらけた語りが占めまして、「この唄を貴方に 聞かせたかった・・・」以降が歌の部分になります。
一見、コミックソングのようにも見えますが、前半のセリフの部分はともかく、後半の歌の部分は実に良い感じのバラードになっています (^^)v
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