いい加減にしろ!
角界で、またもや暴力事件が明るみに出た・・・
しかし、タイトルの「いい加減にしろ!」というのは、暴行をはたらくのをいい加減にしろと言っているのではない。
こんな事でいちいち目くじらを立てて大騒ぎするのはいい加減にしろと言っているのだ。
昨年の、暴行を受けた力士が死亡するという事件を受けて以来、角界は異常なほどに傷害事件を恐れている。
もちろん、「暴力」は許されることではないが、稽古の上での「指導」や「躾け」において、ある程度の「体罰」は必要だと私は考えている。
今回の間垣親方のケースでは、暴行を受けたとされる力士と間垣親方の言い分が食い違っているから軽率なことは言えないが、力士の言うように「小さなバットのようなモノ」で殴られたというのであれば言語道断であり、しっかり罰して欲しいと思うものの、親方の言うように「竹刀」で殴ったというのであれば何を今更という感じだ。
角界に限らず、「体罰」に対して、世間はあまりにも過敏になりすぎてはいないか・・・
何でもかんでも体罰はダメというのでは、あまりにも近視眼的や過ぎるだろう。どうも最近の風潮はおかしいと思えてならない。
程度の問題もあると思うけれど、我が子を叩く事がどうして児童虐待になってしまうのか・・・ (ノ_-;)ハア…
やみくもに体罰を行なうのもいかがとは思うが、悪いことをしたら叱る。これは当たり前の事で、言ってわからないヤツには「体でわからせるしかない」というのが私の持論です。
コレは、口で説明する事を手抜きするという意味ではありません。何度言ってもわからないヤツというのは実際に居るんですよ。そういうヤツに同じ事を何度も何度も言い聞かせるのははっきりいって時間の無駄でしょ。
「暴行」と「体罰」は、自ずと違うものなのですが、そんな事を言ってもやっている事は一緒 (^^; なワケですから、端から見て区別する事なんて難しいわけで、だから全部ダメというのが一番簡単なのでしょうが、体罰が当たり前の時代に育った私なんかから言わせると、今の風潮はチャンチャラおかしい。
そんな甘い事を言っているから「学級崩壊」だの「校内暴力」だのが横行するわけで、悪い事をしたら遠慮なくひっぱたけばいいんですよ。それができないから、なめられ放題でされ放題の無法地帯になってしまうわけで・・・
人間が成長していく過程で、「叩かれる事」は絶対に必要な事だと私は思っています。コレは「必要悪」なんかではなくて、「必要善」 (^^; だというのが私の持論です。叩かれた事の無いような人間がマトモに育つわけがない・・・
麦だって、育つ課程でしっかりと踏まれる事によって、根はしっかりと張り、茎も強く、穂ぞろいが良くなるのです。
私なんか、小学校の時も中学校の時も、先生たちから良くビンタをもらっていました (^.^ゞポリポリ
時には、ぶん殴られたり、投げ飛ばされた事だってありましたよ。何たって、手のつけられない悪ガキでしたからねぇ (^◇^) 。。。ケラケラ
先生が先生らしくあった、本当に良い時代だったとつくづく思っています (^^;
そうやって、本気で怒ってくれた先生たちの方が、自宅に遊びに行ったりして、学校以外でも快く関わりを持ってくれた事を今でも懐かしく思い出します。当時は、もちろん反発もしましたが、私の事も一人の人間として扱ってくれましたから、ホンネで付き合いができたのだと思っています。
そういえば、「雀の学校」という童謡があります。 この歌の歌詞ですが、
チイチイパッパ チイパッパ
雀の学校の 先生は
むちを振り振り チイパッパ・・・
というものです (^^;
この童謡が作られた当時は、先生がムチを持って教壇に立つのは当たり前だったんですよね (^◇^) 。。。ケラケラ
今では死語ですが、先生となって生徒を教える事を「教鞭を執る」ナンて言い方をしましたし、私も子どもの頃には先生が教鞭を持って教壇に立って、黒板の文字を指し示している姿を実際に見ていますからねぇ (^.^ゞポリポリ
で、悪い事をすると、その教鞭でピシッとやられたモンです (^^;
それはともかく、今回の事件ですが、プロのアスリートでしょ。練習や稽古が厳しいのは当然のことで、監督やコーチ、あるいは親方が指導の上で、多少の体罰を行なったからといっていちいちそれを問題にするというのも大人げないというか・・・
そんな事に耐えられないような選手なら、どっちみち大成はしない、早めに諦めて辞めてしまうべきだと私は思います。
第一、ラグビーとかレスリングとか、そういうハードなスポーツだったら、練習や試合でアザを作る事なんて日常茶飯事なワケでしょ、それをいちいち「暴行」とか「体罰」とか言い始めたらスポーツそのものが成り立ちませんよ (^◇^) 。。。ケラケラ
何をバカな事を言っているんだか・・・ (ノ_-;)ハア…
野球で、シートノックを受けた選手が、突き指をしたりアザを作ったからといって、それを体罰だなんて言わないのと一緒で、親方が竹刀を持って弟子たちの稽古を見守り、気合いを入れるために叩く事がどうして傷害事件になってしまうのだろう・・・
そもそも、「稽古に竹刀は必要はない」とか体罰反対の人は言いたいんだろうけど、アレはアレでけっこう必要なものなんですよ。別に、力士を叩くためとかいうんじゃなくて、教鞭と一緒で床とか柱とかをバシッと叩いて気合いを入れるためにね (^^)v
竹刀は竹を束ねた物ですから、アレで叩くと実に良い音が出るんですよ(笑い)
で、その音を聞いて力士たちは気持ちが引き締まるわけです。その延長で、悪い事をした力士を叩く・・・ それのどこに問題があるのだろう・・・ 何度も何度も繰り返し叩いたら、それは理不尽な暴行となってしまうわけですが、一度や二度叩いたからといって、即暴行扱いするんじゃないっての(怒り)
今後とも、こんな事がまかり通るようだと、大相撲は成り立っていかなくなると思うんですがねぇ・・・ (ノ_-;)ハア…
今だって、日本人にはロクな力士は居ないわけで、これ以上甘やかしたらダメだって・・・
本当に、こんな事で大げさに騒ぎ立てるのは、いい加減にしろよ!
ああ・・・ また暴論を語ってしまった・・・ (__;)
| 固定リンク
コメント
同感です。
豊桜のおたまで殴って八針のケガを負わせた事件の方はともかく、間垣親方の竹刀が騒がれるのは違和感があって仕方ありませんでした。
いままで大成してきた力士に意見を求めれば竹刀不要論(竹刀=暴力)などという答えはまずないと思います。
そういう厳しい稽古に耐え、その成果を土俵の上でぶつけあう力士の凄さに私は感動を覚えます。
暴力はいけませんが今回の件は角界における稽古の域を逸脱した行為だとは到底思えません。
投稿: 丈ムー | 2008年5月22日 (木) 23:39
それでなくとも、素行不良や練習不足の力士が目立つのですから、もっとビシビシ鍛えて欲しいですね。
今の若者を考えると、人間教育にもっと時間を割かないといけないのかも知れませんね。
親方も部屋力士に相撲をより論理的に説明する必要があると思います。
投稿: ナンカイです。 | 2008年5月23日 (金) 00:17
ほぼ同感です^^
もちろん前回の集団リンチ的『シゴキ』はいけませんが
親方が竹刀でカツ!を入れる程度なら教育の範囲内かと思いますよ
暴力反対人権保護運動も重要な事ですが伝統を守るべき世界には
必要な場合もあると考えます
オタマで怪我をさせたのはレッドカードですね~
投稿: タマパパ | 2008年5月23日 (金) 03:14
丈ムーさん、ナンカイさん、タマパパさん、どうもです (^^)/
マトコメで失礼いたします m(_ _)m
意外なレスポンスに正直戸惑っていますが、私と同じようなことを考えていた人が思っていたよりも少なくない事に勇気付けられています (^.^; ポリポリ
外国人力士たちがなぜアレほど力士として大成できるのか・・・
もちろん素質とかもあるのでしょうが、それよりも何よりも、必死で稽古に励むからです。
彼等には角界に対して偏見とか予備知識のようなものはほとんど無いマッサラな状態で入門して来ます。しかも、例外なく前相撲からのスタートになります。
目にする事や体験する事はおそらく初めての事ばかりで戸惑うような事も多いと思いますが、日本人力士たちと違って簡単に国に逃げ帰るような事はできません。
だから、皆、歯を食いしばって、必死になって耐え、這い上がるのです。
日本人力士たちも、もっと真剣になって稽古に励まないとダメだと思います。
厳しい稽古、大いにけっこうだと思います・・・
投稿: 夢見るピーターパン | 2008年5月23日 (金) 04:01