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2008年10月31日 (金)

日本寺

 千葉県の北西部、「多古米」で知られる香取郡多古町に「日本寺」と呼ばれるお寺があります。先日、仕事の帰り道にチョッと立ち寄って写真を撮ってきました。

 このお寺の存在は以前から知ってはいましたが、いつもながら腰の重い私ですから、ここに寄ってみたのは今回が初めてです。ブログなんて書いていなければ寄ってみようと思ったかどうか・・・ (^.^ゞポリポリ

 

20081031001  名前がおもしろいので、皆さんにもぜひご紹介しようと思って立ち寄ったんですが、「日本寺」「にちほんじ」と読みます。
 名前が大きいので、きっと何かいわれがあるんだろうとは思っていましたが、思っていた以上にデカイ存在のお寺でした (^^ゞ

 「正東山日本寺」というのがこのお寺の正式な名前ですが、千葉県市川市にある中山法華経寺の三世日祐上人が元応元年(1319)に開基した日蓮宗の古刹という事です。

 古刹というのは由緒ある古いお寺という意味で、このお寺は仏教史上有名な檀林(学僧たちの学校)のある寺として知られ、全国から学僧たちが集まり、大講堂を中心に36の学坊と80棟もの付属の建物があって勉学に励んでいたそうで、隆盛期には千人近い学僧が居たそうです。

 この日本寺に「中村檀林」と呼ばれる学校が開かれたのは慶長4年(1599)の事といわれ、寺の十世を継いだ広才博学の僧日円によるもので、その歴史は明治5年まで約300年間も続き、延べ10万人が行学に精励したそうです。

 

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 山門に続く参道です。「道を求むる道」と書かれた標柱が立っており、参道の両側には延々とアジサイが植えられていました。この寺の境内には約8千株ものアジサイが植えられているそうです。
 この寺に限らず、多古町はアジサイが有名で、あじさい祭りと呼ばれるイベントが行なわれていたり、あじさい館と呼ばれる道の駅があったりと、アジサイの花は町のそこここで見かけます。
 この参道も、アジサイの咲く頃に訪れるときっと見事なのでしょうね (o^∇^o)ノ

 山門に掲げられている扁額です。この「正東山」の扁額は、書家としても有名な本阿弥光悦の真筆といわれ、多古町指定の有形文化財になっており、日本三額の1つにあげられているそうです。

 

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 参道から「本堂」を見たところと、正面から本堂を見た写真です。
 境内はとても広いんですが、そのワリには本堂は意外とこぢんまりした感じでした (^^;

 

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 本堂の両脇に建てられていた「鐘楼」「経蔵」です。
 鐘楼は享和3年(1803)の建立であることが確認されているそうです。
 また、経蔵は、このお寺最古の建造物だそうで・・・

 

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 本堂の奥に建てられていた、吉祥天を祀る「妙見七面宮」と呼ばれる社で、千葉家の守護神だと書かれてありました。
 その両脇に建てられていた「岡田」と「豊田」と書かれた二つの稲荷大明神は、夫婦稲荷ということで、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛などの御利益があるそうで・・・ (^^)v

 

20081031014  そのお稲荷さんの近くにあった「七面池」です。中には、大きな鯉がたくさん泳いでいました。

 上の写真にもある「七面大明神」というのは、七面天女、または七面大菩薩ともいい、吉祥天が衆生を救うために、生れ変ってこの世に出現した仮の姿で、日蓮聖人ゆかりの見延山の鬼門を閉じて、他の七面を開くのでこの名があるといわれています。

 

 このお寺が建っているところは、小高い山のようなところになっていて、周囲の低地には民家もたくさんありますが、きっとこの辺りにお坊さんの学坊や付属施設があったんだろうと思われます。

 

 以上、チョッと思いつきで立ち寄っただけなので、まとまりのない記事になってしまいましたが、けっこうおもしろい存在のお寺でした(苦笑)

 しかし、この日の日本寺は、境内の手入れとかも満足にされていないようで、たどってきた歴史ほどの風格も威厳も感慨もありませんでしたが、単に訪れた時期がよくなかっただけなのかしら・・・ (^^;

 初詣などには、多くの参拝客で賑わうようなことも聞いているだけに、実は、少々がっかりしています・・・
 イベントが開催されていない、いわゆるオフの時にも、このお寺に足を運んでくれた観光客や参拝客の人たちを落胆させるようなことのないように、しっかりと「お迎えする」という態勢だけは整え、「もてなす」という気持ちを表しておいて欲しいものだと思いました (__;)

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コメント

なるほど、宗教施設というのは常に社会に開かれていなくてはいけませんよね。そのために税制が優遇されているわけですからね。

投稿: むうさん | 2008年11月 1日 (土) 02:48

 むうさん、どうもです (^^)/

 きっと、境内が広すぎるから手が回り切らないんだろうと思います (^^ゞ
 参道一つとってみても、何百メートルもあるわけですから・・・ (^^;

投稿: 夢見るピーターパン | 2008年11月 1日 (土) 03:33

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