伊勢エビ
以前は成田空港から伊豆方面などによく運んだ輸入物の伊勢エビですが、最近はそういう美味しい仕事はめっきり減ってしまって、それに伴って売り上げも激減しています (^.^ゞポリポリ
輸入物のほとんどは、オーストラリア、もしくはニュージーランドからのもので、漁期によって輸入先が変わります。
冬の間は、オーストラリア産のものが中心に輸入されます。なぜかといえば、日本産の伊勢エビに形や色がよく似ているからです。
オーストラリアが禁漁となる夏の間は、代わってニュージーランド産のものがメインになります。
このほかに、南アフリカ産のものも運んだことがあります。南アフリカ産のものはオーストラリアやニュージーランドのものと違って、かなり小振りになります。
たいてい、発泡スチロールの箱の中におがくずと一緒に生きたまま詰められています。
オーストラリアやニュージーランドのものは、一箱の中に20尾前後入っているのが一般的ですが、南アフリカのものは倍くらいの尾数が詰められていて、だいたい10kgチョッとくらいの重さの箱になります。
生きているので、運んでいる最中にも荷室の箱の中でガサゴソと音が聞こえてきます(笑い)
伊勢エビという名前からも、本場は紀伊半島を中心とした三重県地方なのですが、漁獲高は千葉県が断然多く、平成18年度の漁獲高は、千葉県が246トン、2位の三重県が178トン、3位に伊豆半島を擁する静岡県で143トンだそうです。
イメージ的には、伊豆半島なんかの方が伊勢エビは一般的という感じなんですが、実際には千葉県の半分くらいしか漁獲高はないんですね (^^;
以前、「ひつまぶし」という記事を書く際に、ウナギの生産高は鹿児島や宮崎が中心で、浜名湖がある静岡県は全体の1割にも満たないという事を知って驚いたことがありますが、それと似た思いを抱いています (^.^ゞポリポリ
日本人なら、たいていエビとかカニとかは大好きで、そういうものを食べにわざわざ旅に出かけたりもするようですが、私はエビとかカニが苦手で、あまり食べたいとは思わない一人です (^.^ゞポリポリ
別に、甲殻アレルギーとかいうわけではありませんから、剝いてあればもちろん食べますが、生来の不精者の私は、あの身を剝くという作業がどうにも苦手でして・・・(爆笑)
似たような事は、例えばスイカ・・・
私は種を出すのが面相臭いと思うので、めったな事ではスイカは食べません (^◇^) 。。。ケラケラ
しかし、食べやすいと思うはずの種なしスイカですが、市場での人気はないそうです (^^;
切った時に種がないと、スイカらしくないという理由から、消費者から敬遠されるのだそうで・・・(爆笑)
そんなモンなんですかねぇ・・・ (^^;
私は、種なしの方が、ずっとありがたいと思うんですが・・・
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