16分間の奇跡
絶体絶命の状況で向かえたJ1の最終節、千葉は0-2からの逆転勝ちを収め、ほんとうに奇跡的にJ1残留を決めた ヽ(^◇^*)/
J1残留の可能性は限りなく低かった・・・
18位と17位は自動的にJ2への降格が決まる。
たとえ、自動降格を逃れても、16位はJ2で3位となったチームとの入れ替え戦に臨まなければならない・・・
昨日、最終節となる34節を迎える時点で、千葉の順位は自動降格圏内の17位。
しかも、勝ち点は35で、16位の東京ヴェルディと15位の磐田は37ですから、勝ち点で2の差がありました。
つまり、残留するには絶対に負けられないわけで、負けた時点で即、降格は決定。
残留するためには、勝って勝ち点を38に伸ばす事が絶対条件でした。
その上で、上位に居るヴェルディと磐田の両チームが共に負けてくれなければ残留はかなわないわけです (^^;
それだけなら、可能性は無いわけではないので、私もかすかな希望を持ってこの日の試合の行方を見守っていました・・・
そして、運命の最終戦がホームとなるフクダ電子アリーナに東京FCを迎えて始まりました・・・
私は仕事もあったので、愛車のラジオでニッポン放送の札幌 vs 鹿島の中継を聞きながら、時々報じられる途中経過を追っていたに過ぎませんが・・・ (^.^; ポリポリ
そんな中、前半に東京に先制を許してしまいます (^^;
前半はそのまま終了、0-1で折り返しました。
ほんとうに一縷の望みをかけて始まった後半早々、さらに追加点を許し、0-2と突き放されたとの一報が入ってきます・・・ (__;)ガクッ
この瞬間、私は敗戦を確信し、降格を覚悟しました・・・ (^.^; ポリポリ
いくらなんでも、2点差ですから、追いつく事はできるかもしれませんが、3点を取って逆転する事は不可能だと思ったからです。
引き分けでは、勝ち点は36までしか伸びませんから、たとえヴェルディと磐田の両チームが負けたとしても17位は確定だからです。
私は、ラジオの選局を他局に切り替え、サッカー観戦は止めてしまいました・・・ (^^;
・・・そして、帰宅して、シャワーを浴びながら聞いていたラジオのニュース速報で、東京ヴェルディの降格決定を知ります・・・
(゚◇゚;)!!!・・・
千葉はどうなったんだ (?。?)
まさか、あの状況から勝ったというのか・・・
☆!☆?☆ (☆_◎) ☆!☆?☆チンプンカンプン
慌てて試合の結果を確認して驚きました・・・
なんと、後半の29分に1点を返すと、そのまま怒濤の攻撃で立て続けに3点を奪い、最終的に4-2で逆転勝ちを収めたそうです・・・ (^^;
まず、後半の29分、中盤で相手からボールを奪って縦パスを前線に放り込むと、走り込んだ途中出場のFW新居辰基が決めて1点差に詰め寄る (^^)v
その2分後には左サイドからのロングボールをFW巻が胸トラップで落とし、MF谷沢達也がけり込み同点 ヽ(^◇^*)/
33分には相手ペナルティーエリア内でファウルを受けてPKを獲得し、レイナウドが落ち着いて決めて逆転~
ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ
さらに、40分にはカウンター攻撃から再び谷沢が追加点を奪い、ダメ押し~ (^_^)V。
試合は全体的に東京が支配し、千葉は劣勢だったと報じられている。降格もほぼ決まっていたといっていい千葉だが、「皆が最後まであきらめずに戦い続けた結果だと思う。1点取れば流れは来ると信じていた」と日本代表の巻が試合後に号泣の中で語ったように、かすかな望みをピッチ上の誰もが捨てなかった・・・
その思いが爆発するかのように、後半29分に途中出場の新居が1点を返すと、ここから一気に畳み掛けた。
試合終了までわずかに16分・・・
その間に千葉の選手達は大量4点をもぎ取って逆転勝利を収めた・・・
彼等を祝福するかのように、勝利の女神はさらに信じられないような、いたずらを仕掛ける・・・
東京ヴェルディは川崎フロンターレに0-2で、ジュビロ磐田も大宮アルディージャに0-1で、共に完封負けを喫した・・・
これにより、千葉の勝ち点は38となり、37のままのヴェルディと磐田をかわして17位から15位へと一気にジャンプア~ップ!
降格圏内から見事に抜け出した! ヽ(^o^)尸
千葉サポーターの私でさえ信じられない、16分間の逆転劇と、残留決定だった。
まさに、16分間の奇跡!
サッカーは、最後の最後まで何があるかほんとうにわからない、恐い世界だという事をしみじみ感じた一日でした (^◇^) 。。。ケラケラ
しかし、この一年間、ほんとうに苦しい戦いでした・・・
開幕から5月6日までの11戦、千葉は1勝も挙げる事ができず、9敗2分という成績で最下位を独走し続けました(苦笑)
この頃から、今年の降格はある程度覚悟していました (^^;
日本リーグ時代から含めて、一度も2部落ちを経験した事のない唯一のチーム、それがジェフユナイテッド市原・千葉というチームですが、これまでも何度も降格の危機はありました。
99年にも、最終節で逆転残留を決めた事があります (^^;
そして、いよいよ昨日は、日本サッカー界の歴史にその名を残すかもしれない運命の日になるかもしれなかったわけで、それは試合終了の16分前までかなり濃厚でした (^^;
いやはや、千葉の強運もここまで来ると神憑り的なものがありますね (^◇^) 。。。ケラケラ
来年の受験シーズンには、落ちそうで落ちないジェフ千葉という事で、受験生達にチームグッズがお守り代わりに買われるようになるかもしれませんよ(爆笑)
| 固定リンク
コメント