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2009年1月18日 (日)

非人道的

 イスラエル軍による、パレスチナ自治区ガザへの攻撃が相変わらず続いている中で、イスラエル政府はイスラム過激派ハマスとの合意無しで一方的に停戦をすると報じられた・・・

 

 といっても、これはパレスチナとの和平を目指したものではなく、あまりにも非道なイスラエルの武力侵攻が、世界中の批判を集めるに至って、とりあえず自分たちに非はないという事をアピールするだけのものであることは明らかで、ハマスからの攻撃があればすぐに反撃すると明言しているから、見せかけだけの「ポーズ」です (ノ_-;)ハア…

 ハマスからの攻撃といっても、イスラエルとパレスチナとの戦力の差は明らかであり、アメリカの後押しを受けて圧倒的な武力を誇るイスラエルに対して、パレスチナ側にはマトモな武器はほとんどありません (^^;
 喩えるなら竹槍で戦車に向かっていくようなもので、ハマスの攻撃などイスラエルにとっては蚊に刺された程度のダメージにも感じないというのが本当のところでしょう。

 

 ところで、今回のガザへの攻撃において、イスラエル軍が「非人道性」が指摘されている「白リン弾」を使用している可能性が高いと国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが指摘したことについて一言・・・

 バカ言ってンじゃないっての (^^;

 世の中に「人道的」な兵器なんて、あるんですかね (^◇^) 。。。ケラケラ
 どんな兵器であったとしても、人が人を殺すことには変わりないわけで、そういう意味では拳銃であれ、ナイフであれ、「非人道的」な武器なんだと私は思いますよ。
 何も、無差別に大量殺戮をするような兵器だけが「非人道的」ではないでしょう。

 

 世の中には「国際法」という法律が存在し、その中には「ジュネーブ条約」のように、戦闘の際に負傷者や捕虜などの戦闘不能になった要員や敵対行為に参加していない個人の保護を目的とする決まりも一応はあります。
 しかし、実際の戦闘においては、空爆などのように戦闘員とか非戦闘員とかの区別なく、無差別に殺戮する事が当たり前に行なわれているのが現実であり、そこでは法律なんてなんの役にもたってはいません。

 

 戦争というものは、始まってしまったら最後、何が行なわれても仕方がないというか、そういう狂気の世界ですから、「起こさない」ということが何よりも大切な事になるのですが、中東だけではなく、世界中の多くの場所で戦争や内戦などの争いが絶えないのも事実です。

 そこでは、様々な思惑を背景に争いが行なわれています。

 イスラエルとパレスチナの紛争ナンてのは、「国土」を巡って行なわれている典型的な「領土紛争」です。
 この戦争を「宗教紛争」だなんて見当違いの見方をしている人も少なくないと思いますが、第二次世界大戦後にアメリカの後押しを受けたユダヤ人が、イスラエルという国を作ったことに起因する「領土紛争」以外の何ものでもありません。
 だから、何千年も行なわれてきた宗教的な対立なんていうのは間違いということになり、せいぜいここ半世紀チョッとの間の出来事でしかありません。

 

 いずれにせよ、争いのない世界が一日も早く現実のものとなるように、私たち一人一人が自分の問題として考えていかなければならないと私は思います。

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