澄むと濁る
これは、井上ひさしの著書である「巷談辞典」の中の一節です。
濁点が付くか付かないかで、ことばの意味がまるで違ってくるという喩えなのですが、さすがにことばを生業としている作家さんだけあって、実に目の付けどころがいいなぁと・・・(笑い)
「刷毛」には毛があって、「禿」には毛がないというだけのことなんですが、七五調で語るだけで、こんなにも味のある文章になります(笑い)
他にも、「世の中は澄むと濁るで大ちがい 福は徳なり 河豚(ふぐ)は毒なり」なんてのも載ってました。
私たちの身の回りにも、澄むと濁るで大違い・・・というものが意外とあったりします。主に、外来語に多いんですが・・・
例えば、ケージとゲージ・・・
ケージは鳥や犬などを入れるための鳥かごや檻をいいますし、ゲージだと物と物との間隔とか、あるいはそれを測る測定器みたいな意味になります。
でも、カゴや檻の事を、ケージではなくゲージだと思っている方は、少なくないと思います。
あとは、バックとバッグ・・・
バックだと後ろという意味なので、後退とかいう時に使います。
一方、バッグはカバンです (^^)v
これも、ハンドバックなんて誤用している人は少なくないんじゃないかな (^.^; ポリポリ
さらに、ベットとベッド・・・
ベットというのは掛け金の事で、カジノなんかでよく使われることばです。ゲーセンなんかのゲーム機でも、メダルを入れる時に使われたりします。
ベッドはいうまでもなく寝室にあるアレの事ですが、これもベットと言っている人も居たりして・・・ (^^;
以上、チョッと思いついただけの独り言ですが、今日は、こんなどうでもいいようなゴミネタで失礼いたしました~ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
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コメント
いえいえ、
こういう楽しいネタ話は大歓迎です。
ぜひまたお願いしますヽ(´▽`)/
投稿: こやなぎ名人 | 2009年2月 1日 (日) 13:10
名人、どうもです (^_^)/
お恥ずかしいですが・・・ (^_^ゞポリポリ
投稿: 夢ピ | 2009年2月 1日 (日) 13:52