ベテランの活躍
昨日、横浜アリーナで行なわれた「K-1ワールドGP2009」をフジテレビの録画でテレビ観戦しました。
私は、格闘技も結構好きです。K-1もよく見ますが、どちらかといえば総合格闘技の方が断然好きです (^_^ゞポリポリ
理由は、K-1は立ち技だけですから、お行儀のいいスポーツという印象ですが、総合はなんでもアリですから、よりリアルな戦いがそこにあるからです。
なんでもアリだけに、お互いに牽制しあって膠着してしまう試合も少なくありませんが、そういうところも含めて「リアル」な闘いだと私は思うわけです。
それはともかく、昨夜のK-1には興奮してしまいました (^.^; ポリポリ
格闘技に限らず、野球でもサッカーでも、テレビの画面に向かって大声出して興奮することは私にはよくあることなので、今さらという感じもしないではありませんが、昨夜は、第4試合のジェロム・レ・バンナ vs エヴェルトン・テイシェイラ戦と、第6試合のピーター・アーツ vs エロール・ジマーマン戦を、オープニングで立て続けに放送してくれました ヽ(^o^)尸
この二試合が予想以上におもしろくて・・・ (^_^ゞポリポリ
ジェロム・レ・バンナは今年36才、ピーター・アーツは今年38才であり、共にK-1の顔としてごく初期から活躍し続けて来た大ベテランです。
そういう事もあって、昨夜はこの二人に肩入れして見ていました (^^ゞ
その二人が、勢いのある若手を相手に一歩も引けを取らない戦いを見せてくれ、バンナは延長を含め5ラウンドを戦ってテイシェイラに1-2で判定負け、アーツは延長を含む4ラウンドを戦ってジマーマンに3-0で判定勝ちを収めた。
バンナは、負けたとはいうものの、終始攻め続け、内容では勝っていたような感じもするのですが、残念ながら3人の審判のうち二人はテイシェイラに軍配を上げました。
それでも、一人の審判はバンナに軍配を上げたわけですから、勝者は紙一重の差でしかなかったという事の何よりの証明でしょう。
普通、二人くらいの年齢になると、力も落ちてそうそう勝てないというか、ファイターとして現役で居ることさえ難しい事です。
現に、二人と共にK-1の創世記だった93年頃から屋台骨を支えてきた、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、アンディ・フグ、佐竹雅昭などの面々はすでに現役を引退している。
フグの場合は病死ですから、引退とはちょっと違いますが、アーツよりも6才も年上ですから、生きていたとしても44才、おそらくリングに立つことはムリだと思います (^^;
そんな大ベテランの二人なのに、実力のある若手を相手に互角以上の戦いをしてくれるわけですよ(笑い)
規定の3ラウンド内では決着がつかず、共に延長戦まで戦い、判定にまで持ち込むという素晴らしい戦いを・・・
見ていて、本当に熱くなりましたねぇ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
こういう、味のあるベテランの活躍は、いつまでも見ていたいと思わせてくれます。
彼等のようなアスリートが、本当の意味での「プロ」なんだと思いますねぇ・・・
この年齢になっても、なお昨日のような試合ができるというのは、日頃の節制や鍛錬が尋常ではないということの証しでもあります。
人間、気持ちが老け込むと一気に老化現象が始まります。という事は、この二人は気持ちの上でも若手に負けない闘争心が今もなお燃え続けているということになります。
怠惰な日常を過ごしている私なんかから見れば、本当に頭が下がりますねぇ・・・ (^^;
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コメント
彼らのストイックさをホークスのベテラン陣に見習ってほしいですね。
ベテランなのにあの荒さはね~。
初期教育が悪かったとしか言いようがありません。
他はもはや「年金」と化している高年俸ですか。
ハングリー精神を失ってしまうのは当然と言えば、当然でしょうか?
投稿: ナンカイです。 | 2009年3月29日 (日) 16:52
ナンカイさん、どうもです (^_^)/
今のホークスのベテラン勢は、「昔の名前で出ています」状態で、困ったもんだと思います (^^;
日々進化していく球界の状況に、まったくついていけてないのが彼等です (ノ_-;)ハア…
もう少し、真摯に頑張ってもらわないとねぇ・・・
投稿: 夢ピ | 2009年3月29日 (日) 17:19