あぶさん
ついに・・・「ついに」というか「とうとう」と言うべきか、そういう表現がまさにピッタリと当てはまる記事を先日ネットで目にした・・・
私の愛する景浦安武の「引退宣言」が発表されたのだ・・・ (__;)
景浦安武・・・ ホークス一筋36年、今年37年目のシーズンを迎える62才の現役のプロ野球選手です。
もちろん、実在の選手ではなく、小学館発行の成年コミック誌「ビッグコミックオリジナル」で連載中の野球漫画「あぶさん」の主人公なんですが、私にとっては実在の選手以上に愛して応援し続けて来た唯一の選手です。
昨年の夏に、「景浦安武」というタイトルで記事を書いたこともあるので、今日の記事をお読み頂く前に、ぜひそちらの記事もお読み頂きたいと思います m(_ _)m
上のタイトルをクリックして頂ければ、過去の記事にジャンプしますよ ( ^-^)/ ♪
連載が始まった頃ならともかく、年々現実とのギャップが大きくなっていきましたから、いつかはこういう日が来るだろう事は予想してはいましたが、現実となるとやっぱり淋しいですねぇ・・・ (__;)
10年くらい前からは、毎年、シーズンオフになると、来年も現役でやってくれるだろうかと、常に心配している私がいまして、春が来て、ユニフォーム姿の景浦選手を紙面に見つけると、ああ、今年も一年間はあぶさんの活躍が見れると安心するのが常でした (^^;
この作品の連載が始まった73年は、私は中学の3年生。高校1年生の時に、クラスメートのMからコミックの第1巻を借りたのがきっかけで、それから延々と買い続けてきて、現在93巻まで刊行されています (^_^ゞポリポリ
この間、私も高校生から社会人となり、サラリーマンから自営へと、様々な人生を歩んできましたが、いつも心の中には南海ホークスがしっかりと座り続けていました。
そのホークスも、南海からダイエーへ、そしてソフトバンクへと2度も親会社を変え、万年Bクラスだった弱小球団もいつの間にか毎年優勝争いができるチームへと変わりましたが、監督は野村克也氏を解任した頃から長期低迷を続け、代を変わるごとに監督の質は落ちていきました。
最近でいえば、根本陸夫氏が監督として大きな仕事をしてくれたのを高く評価しています。彼が今日のチームの土台を作ってくれたおかげで、後任の凹が監督として美味しいところを独り占めできましたが、チームの優勝とか日本一とか、そういう栄光は決して凹の功績ではありません。
凹は人間的には評価できますが、監督としては仕事らしい仕事は何もできず、単に根本氏の残した遺産を食いつぶした挙げ句に、チームを再び弱小球団にしてしまった戦犯です q(`o')ブー!!
それはともかく、この「あぶさん」という作品は私の人生を大きく変えてくれました。
それまでの私は、皆がそうだったように巨人のファンであり、巨人以外のことはほとんど知りませんでした。ましてパ・リーグの事なんて知る術もなく、どんな球団があるのかさえもわからないような状態でしたが、これ以降、私の観戦スタイルはパ・リーグ中心になり、セ・リーグとは縁を切ります (^^ゞ
もちろん、パ・リーグの試合を観戦する手段なんてありませんでしたから、ホークスを応援しているとはいっても、どんな選手が居てどんな戦いをしているのかさえわからず、時々スポーツ新聞で順位を確認するくらいがせいぜいでしたが・・・(苦笑)
そして、年に一度、日本シリーズに出てくるパ・リーグのチームをひたすら応援していました(笑い)
この頃は、西武の黄金期が長く続いたので、応援しているホークスよりも、西武の選手の方が名前も顔もよく知っていましたよ (^◇^) 。。。ケラケラ
この作品の中で監督をしていた野村克也氏は、以後私の一番尊敬する野球人になりました。もちろん、今も私にとっては神に等しい存在です (^_^ゞポリポリ
引退したあとも、当面作品の連載は続けるそうです。そうなると、当然チーム内でのポジションは指導者ということになります。
それでも、ホークスと一緒に歩いてくれるということだけが嬉しくてね (^_^ゞポリポリ
私の人生の三分の二近くを共に歩んできた景浦安武・・・
できれば、これからも彼の姿を見続けていきたいと思っています。
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コメント
野球に人生を感じさせてくれるのがあぶさんですね。
水島新司作品の中でも、最高傑作と信じています。
現役から退いても、別の形で野球の魅力を見せてくれるのでしょうね。
投稿: こやなぎ名人 | 2009年3月21日 (土) 08:45
おお、名人もあぶさんの読者でしたか(笑い)
ドカベンは有名ですが、私はそっちはそれほど好きではないんです (^^ゞ
やっぱ、長期連載だからでしょうか、作品に対する思い入れは桁違いです (^^)v
投稿: 夢ピ | 2009年3月21日 (土) 08:49