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2009年4月14日 (火)

大凧会館

 昨日、幸手市の「権現堂桜堤」の記事を書きましたが、その帰り道にふと思い立って、宝珠花橋を渡って帰ることにしました。
 いつも言っていることですが、私は運送屋をしていることもあり、目的地からの帰り道はできるだけ別の道を使って帰ることにしています。
 来た道と同じ道をそのまま帰るのは味気ないという事もあり、気分を変えたいという理由ももちろんありますが、別の道を通ることによって何か変わったものに出逢えるかもしれないという野次馬根性があることも否めません (^_^ゞポリポリ

 

 この、宝珠花という変わった名前の地名ですが、2年ほど前に「宝珠花」という記事を書いたことがあるので、気になる方はそちらの記事も合わせてご覧下さい。

 この橋のたもとにある「宝珠花神社」の富士塚がけっこう立派なので、神社好きのティンクに見せてあげたいと思ったのがこの道を選んだ理由です。

 

 で、神社の脇を通った時のこと、富士塚のそばに丸太を組み上げた足場のようなものが見えたので「あれっ」と・・・ (^^;
 この道を通るのは過去にも何度もありますが、こんなものを見たのは初めてだったので、最初は神社か富士塚の修理かなんかのために組み上げた、作業用の足場だと思ったんですが、いざ車を停めて神社のほうに足を向けると、そこには意外なモノが・・・ (^^;

 

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 これが土手の方から見たその「意外なモノ」の写真です (^^ゞ
 2枚目の写真は明らかに「凧」の骨組みで、そういえばここは「大凧」で有名な旧庄和町だったことを思い出しました。

 それはわかるのですが、最初に見た丸太の足場のようなモノがなんなのかよくわかりませんで、神社を見たついでに、境内に居た地元の人に尋ねると、5月の連休に行なわれる「大凧揚げ祭り」のためのもので、出来上がった大凧をあの足場に立てかけて、約150本の糸目を凧に結び付け、長さを調節して完成させるためのものだそうです。

 

 その地元の人の勧めもあって、すぐそばにある「大凧会館」に行ってみることにしました。
 この大凧会館の存在は、以前から知っていまして、そのうちにブログのネタにと温めておいたもので、この機会に皆さんにご紹介させて頂こうと・・・ (o^∇^o)ノ

 

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20090414013_2  これが「大凧会館」の外観と、5月に行なわれる「大凧揚げ祭り」の様子の写真で、いずれも入館の際に頂いたパンフレットから転載させて頂きました。
 入館料は一般で300円、比較的良心的な値段設定だと思います。

 

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 これは、大凧会館の中に展示してあった大凧の製作の様子を再現した模型です。

 1枚目の写真は、約1500枚もの和紙を、長辺同士、短辺同士で貼り合わせた「小張り」と呼ばれる細長い紙を作り、さらにそれらを交互に貼り合わせて「大張り」と呼ばれる大凧の大きさのものを作ります。こうすることによって強度を増すと共に、万一敗れた場合でも紙の繊維の向きが違うことによって破れを最小限にするためだそうです。

 2枚目の写真は、「骨作り」と呼ばれる大凧の骨組みを作る作業と、「文字書き」と呼ばれる作業です。
 方眼紙に約40分の1の大きさの下図を書き、これを大貼りした和紙の上に方眼を設置して拡大して書き写し、その下書きが完了したら水性ペンキで色塗りをして仕上げます。

 3枚目の写真が、大凧揚げ祭りの当日に、先の神社のところで撮った写真の場所で行なわれる「骨組み」「紙貼り」という作業です。これで大凧の姿は一応完成されることになり、出来上がった大凧は後ろの足場に立てかけられます。

 4枚目の写真は、「弓張り」という大凧にたわみをつける作業と、「糸目つり」という約150本もの糸目を結び付けて、それらの長さを調節する最終作業が行なわれて大凧は完成となります。

 出来上がった大凧は、足場からおろされ、河原に移動して100人以上の引き手によって大空高く揚げられる事になります。

 

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 大凧会館の中に展示してあった大凧の一つです。日本一の大凧と称され、大きさは縦15m、横11m、重さは約800kgで、畳100畳分もある巨大なものです (^^;

 粋なはんてん姿の引き手衆のマネキン人形も展示してありました。なかなか二枚目じゃないですか(笑い)

 

 この大凧揚げの時期は、私は帰省していて関東には居ませんから、実際にこの目で大凧祭りを見ることはなかなかできませんが、一度くらいはこの勇壮な大凧が空に舞い上がっている姿を見てみたいものだと思っています。

 なんか、権現堂に桜を見に行ったのも、帰りに宝珠花橋を渡って帰ろうと思ったのも、この大凧会館が私たちを呼んでいたような気がした日曜日のドライブでした (^_^ゞポリポリ

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