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2009年4月14日 (火)

正念場

 プロ野球が開幕して十日あまり、この日曜日までで3カードを消化したところですが、開幕前から心配された「貧打」が次第に浮き彫りにされてきたソフトバンクホークス・・・

 ここまで、オリックス、楽天、日本ハムと、3試合ずつ戦ってきまして、戦績は
 ○●○●○●●●○と、いまいち波に乗りきれず、連敗はあるものの連勝はなく、一つ借金を抱えて4勝5敗と、現在5位です (^^;

 

 まだ始まったばかりではありますが、これまでの9試合で見えてきたことがあります。

 

 その前に、各試合を簡単に振り返ってみましょう ( ^-^)/ ♪

 

1戦目:オリ 先発は和田 8-0 ○ 10安打
2戦目:オリ 先発は大場 2-5 ●  8安打 1HR
3戦目:オリ 先発は杉内 2-1 ○  9安打 1HR
4戦目:楽天 先発はロー 0-6 ●  4安打
5戦目:楽天 先発はH* 7-0 ○ 10安打 H*ホールトン
6戦目:楽天 先発は大隣 1-2 ●  5安打
7戦目:ハム 先発は和田 1-9 ●  3安打
8戦目:ハム 先発は高橋 0-9 ●  7安打
9戦目:ハム 先発は杉内 5-4 ○ 12安打

 

 対戦相手とその時の先発投手、スコアと勝敗、および安打数と本塁打数を並べてみました。

 これを見てすぐにお気づきと思いますが、負けた試合は全て2点以下の得点しか挙げていません。もちろん、点が入らないから負けたという事も言えるのですが、単に打てないから点が入らないわけではありません。
 2戦目と3戦目、共に得点は2点でしたが、それぞれ8安打と9安打していて、ホームランも1本ずつ出ているわけですよ (^^;
 普通、これだけ打っていればもう少し点が入っていてもおかしくないわけで、どうしてこういう事になるかと言えば、答えは簡単で「打線がつながらないから」という事になります (^^;

 逆に、勝った試合というのは、二桁安打が3回、9安打が1回と、それまでとは打って変わって当たっています。これだけ打てば勝つのが当たり前だと思われるかもしれませんが、勝因はそれだけではありません。
 この時の先発は和田や杉内といった、チームでも柱となるべき投手が投げているからという事を見逃してはなりません。
 一線級の投手だと、スイスイ投げてポンポンとアウトを取っていきますから、守りのリズムも良く、攻撃の時にもその流れが続いて、打線がつながりやすいという「相乗効果」があるからだろうと私は考えます。

 

 ここまでのチーム打率2割3分7厘、ホームラン2本という成績は、横浜の2割1分4厘に次いでワースト2位という体たらくであり、ホームラン数に至ってはその横浜よりも1本少ないんですよ(怒り)
 このホームランですが、オリックスの15本を筆頭に、10本以上打っているチームが6チームもあるということを考えれば、いかにホークス打線が貧弱かということを如実に物語っていると思いますよ。
 これは、今だけの問題ではなく、おそらくペナントが終わってみれば、ホームラン数はダントツの最下位でしょうし、チームの順位も間違いなく最下位だと私は思います。
 それだけ今のホークス打線は問題が多いのです。そして、こういう情けない打線にしてしまった大戦犯は、間違いなく凹貞治その人です。

 

 20年もBクラスが続いた80年代から90年代にかけて、ホークスは常に投手不足に泣いてきました。貧弱な投手がドンドン点を取られるわけですから、試合に勝つためにはそれ以上の得点が必要になります。
 という事で、ホークスの野球は大味な「打ち勝つ野球」を長い間続けて来て、それがためにホークスのウリは「豪快な野球」だったわけです(笑い)
 しかし、打線は水物といわれるように、いつもいつも打てるわけではありません。そういう不安定な野球を続けて来たから万年Bクラスなんて汚名に甘んじなければならなかったわけで・・・ (ノ_-;)ハア…

 そういう反省もあったからなのでしょうか、ホークスは90年代の半ば頃から投手獲得に躍起になります。おかげで2000年に入った頃には12球団一投手力の豊かな「投手王国」を築き、リーグ優勝はおろか、日本一にも上り詰めることができました。

 そういう経緯があるからなのか、いまだに選手の補強は外国人も含めて投手偏重が続いています。
 ドラフトもトレードも投手中心で、肝心の野手は凹の前任者であった根本氏の遺産を食いつぶすだけで、いっこうにマトモな補強はされませんでした。

 そんなこんなで、2003年に日本一になった後、2004年からは低迷が始まります。
 奇しくも、2004年からプレーオフ制度が導入されたために、ホークスが優勝できないのはプレーオフのせいみたいな事を語る近視眼者も居ないわけではありませんが、チームを支えるフロントにマトモな人材が居なくなったからだと指摘する声はほとんど聞かれません。
 事実、ホークスのスカウト陣は、12球団一ダメな「最低のスカウト陣」であり、選手を正確に評価できないので、獲ってきた選手は一様に使い物にならないクズばかりです (^^;
 それは、トレードにおいても顕著なので、使える野手を手放し、使えない野手を迎え入れるというワケのわからない交換トレードがまかり通っています (__;)
 例えば、昨年のオフに行なわれたホークスの大村直之とオリックスの村松有人の交換トレードですが、両者の力量を比べた場合、一対一の交換トレードというのはあり得ないハナシなのですが、どこでどういう話し合いが行なわれたのか、すんなりとまとまってしまいました (^^;

 

 おかげで、今年も開幕からホークスは外野手に泣いています (ノ_-;)ハア…
 大村は、ここまで全試合に出場し、打率も3割を超える活躍をしていますが、村松は一度も試合には出ていません (^^;
 代わりに、柴原なんてロートルを使い続けている有様なので、ここまでただの1本もヒットを打てていなくて、打てない下位打線の象徴となっています(苦笑)
 また、松中をレフトで使うなんて、交流戦もどきの起用をせざるを得ない状況なので、11日の日ハム戦で見せたような、打球を落球して走者一掃の3失点ナンて笑えないプレーも出てきたりもします。

 こういう点一つをとっても、ホークスの選手補強と起用の基準がわかりませんねぇ q(`o')ブー!!

 野手のてこ入れが何年間もまったくなされていない状況なので、松中や小久保などの主力がトシを取って若い頃ほどの成績が残せなくなってきた近年では、打線が湿って、「打てない」「つながらない」、そして「恐くない (^^; 」がホークス打線の代名詞になりつつあります。

 私のような素人でも、野手の人材が不足していることは一目瞭然なのに、どうしてそこに球団が気付かないのか・・・ 納得いきませんねぇ・・・(怒り)

 

 今日から続く、西武とロッテとの一週間、ホークスはいったいどのような戦い方をしてくるのか、非常に興味がありますねぇ (^^;

 特に、昨年の覇者の西武に対して、マトモな先発を用意できないホークスは、一気に3タテされる危険性があります (^^;
 その後のロッテ戦は、和田と杉内で落とすようなことがあると、来週の今頃はダントツの最下位に座っている危険性すらあります (^^ゞ

 まさに、正念場の一週間だと思います。

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コメント

 正念場の一週間ではなく、私は「すでに終わっている」という認識です(苦笑)。

 GWまで持てば立派でしょうね~。

 で、後はかつての阪神タイガースのように最下位を独走すると(苦笑)。

 最低でも外国人の大砲を2人補強し、トレードで中堅野手を獲得しないとチームは崩壊するでしょうね。

 チームが崩壊するということは秋山政権は短期で終わる可能性が大です。

 フロントの真の狙いはそこにあるのかも知れませんね。

投稿: ナンカイです。 | 2009年4月14日 (火) 22:05

 ナンカイさん、どうもです (^_^)/

 なるほど、深いですねぇ・・・ (^^;
 秋山は、外様ですからフロントの心証は良くないという事ですか、あり得ないハナシどころか、十分にあり得るハナシだけに真実味がありますね(苦笑)

 まぁ、オフの間にロクな補強をしてこなかったわけですから、私も開幕当初から最下位方補に見ていますが、それでも勝ってくれれば素直に嬉しくてね(笑い)

投稿: 夢ピ | 2009年4月15日 (水) 07:08

今年はロッテも投壊してますから(俊は別として)
ある意味、良い?勝負をするんではないですかね(笑)
金曜日は中止でしょうけど・・・

投稿: 必殺仕事人 | 2009年4月16日 (木) 00:39

 必殺仕事人さん、どうもです (^_^)/

 いやいや、ロッテはホークスと違って選手層が厚いですから、何だかんだ言っても地力が違うと思います。
 いい勝負をしてくれたらありがたいんですけどね (^_^ゞポリポリ

投稿: 夢ピ | 2009年4月16日 (木) 06:45

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