マナー
「交通マナーを守りましょう」みたいな標語は、時々見かけるのではないでしょうか。
また、「マナーを守らない人が多すぎる」みたいな言い方もされることがあります。
しかし、私は思うのですが、マナーって、守るようなものなのだろうかと・・・
「交通ルールを守り、マナーの向上に努めましょう」というのなら話しはわかる。
ルールや規則は守るためにあるものだからですが、マナーもそれと同じようなものと考えているから、先の「マナーを守る」という言い回しがされるのだと思います。
「交通マナー」や「テーブルマナー」など、マナーということばがつくものは多々ありますが、それらはお互いに嫌な思いをすることなく暮らしていくための「思いやり」とか「心配り」といったものであって、決して「規則」とか「ルール」のような、人が決めたものではないはずです。
ですから、マナーは「わきまえる」ものであって、「守る」ようなものではないというのが私の持論です。
例えば、「テーブルマナー」ということばがあります。皆さんはこのことばに対してどのような事を連想するのでしょうか?
食事をする際の「作法」だとか、「手順」とか、そういう事を細かく決めたものが「テーブルマナー」だと思っている人は、堅苦しいものとかのイメージをお持ちの方も居らっしゃると思います。
しかし、テーブルマナーとは決してそのようなものではありません。例えば、右手にフォークを持って食事をする人を見て、ナイフとフォークを持つ手が逆だから、マナー違反だとおっしゃる人がいたとしたら、その方はマナーというものをはき違えているということになります。
「マナー」というものが、相手に嫌な思いをさせない心配りのことをいっているのだとわかっていれば、相手に嫌な思いをさせない限り、どのような食べ方をしようとそれはマナーに適っているということになります (^^)v
逆に、どんなに完璧に作法や手順を身に付けていても、食べ物を咀嚼する音や汁をすする音など、食事をする際に不快な音を立てている人は、周囲の人に対してマナー違反を犯しているということになります。
「交通マナー」であれば、周りの車や歩行者などに嫌な思いをさせることなく、潤滑で円満な通行を心がけることがマナーに適っているということになるのだと思います。
それは、交通ルールに決められた数々の条文とは別の、言うなれば人間としての基本的な「優しさ」であり、「守る」ようなものではなく、「備えて」というか、「わきまえて」いなければならない当然のものだと私は思いますよ (^^)v
そう考えれば、タバコを路上に捨てるとか、ところ構わずに携帯電話で話しをするとか、そういう周囲に迷惑をかける行為は、「マナーを守れない人」なのではなく、「マナーをわきまえていない非常識な人」ということになります。
まぁ、マナーをわきまえているかいないかという以前に、他人に迷惑をかけないというのは、人として社会生活を営むうえでは、基本中の基本だと私は思いますが・・・
・・・ということで、今日から私は、ティンクと二人で会津の実家に帰省いたします。
今のところの帰宅予定は5日か6日の予定ですので、その間は、皆様方へのコメント等も滞るかもしれません (^_^ゞポリポリ
その節は、平にご容赦を・・・ m(_ _;)m
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コメント
なるほど。
マナーの意味、納得しました。
会津への帰省、どうぞゆっくりすごされますように。
投稿: こやなぎ名人 | 2009年5月 3日 (日) 06:54
なるほど、こやなぎ名人もおっしゃっていますが、マナーは守るものではなく弁えるものですか…
ティンクさんとの帰省、いってらっしゃい(^-^)
投稿: 通りすがり | 2009年5月 3日 (日) 07:45
ゆっくり、会津で静養をしてきてくださいね。
投稿: すが太郎 | 2009年5月 3日 (日) 23:12
皆さん、どうもです (^_^)/
会津のホテルで目覚めました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
実家で親孝行もどきをして、昨日は級友達とお酒を飲んで、そこそこ観光地も巡って・・・
なかなかめまぐるしく休日を楽しんでいます (^_^)V。
一応、昼前には、会津若松を後にする予定です。
来る時も渋滞には遭遇しなかったので、きっとすんなり帰れるんじゃないかと思っています (^^ゞ
投稿: 夢ピ | 2009年5月 5日 (火) 07:16