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2009年8月28日 (金)

サバイバル研修

 少し過ぎてしまいましたが、8月25日は「即席ラーメンの日」だそうです(笑い)

20090828001  1958年の8月25日に、日清食品はお湯をかけたら2分で食べられる即席ラーメンとして「チキンラーメン」を発売し、これが世界で初めて市販されたインスタントラーメンでした。

 

 

 この年は、私が生まれた年であると同時に、様々なものが世の中にデビューした年でもありました。

 一番有名なのが「東京タワー」でしょうが、長嶋茂雄が4打席4三振で球界にデビューしたのもこの年ですし、東海道本線の東京~大阪間で国鉄初の電車特急「こだま」が登場したのもこの年です。
 さらに、日本で初めてブルートレインが運行を開始したのもこの年です。

20090828002 変わったところでいえば、私らには懐かしい聖徳太子の肖像が用いられた一万円札が登場したのもこの年でした(笑い)
 今の福沢諭吉の一万円札にはない、威厳と格調に溢れた、手にして楽しいというか、嬉しいというか、あるいは幸せというか、そういう高揚した気持ちにさせてくれるお札でした(爆笑)

 

 それはともかく、自社が開発した「即席ラーメンの日」にちなんでだと思うのですが、日清食品ホールディングスは、26日から2泊3日の予定で、グループ事業会社の若手管理職社員を対象に無人島で生活させる「サバイバル研修」を実施しているそうで、今日がその最終日になります。

 

 同社は、管理職の心身を鍛錬するために、2003年から05年までは瀬戸内海の無人島で、06年から08年までは埼玉県の山中で「サバイバル研修」を行ってきたそうで、今年は過去の実績から、山中よりも条件が過酷で研修効果も高まると判断し、再び無人島に場所を戻しての実施だそうです。
  対象者は、日清食品で7月に課長職に昇格した13人に、明星食品などグループ会社4社の管理職4人を加えた40歳前後の計17人という事で、以前の無人島研修ではグループ制をとっていたそうですが、今回の研修では個人行動が原則だそうです。

 参加者たちにあらかじめ手渡されるのは、「チキンラーメン」と水、小麦粉とビニールシートのみという事で、社員たちはまきをひろって火をおこし、手作りの鍋などで調理して食事をし、ビニールシートで寝泊まりする暮らしを強いられることになるというもの・・・ (^^;

 

 う~ん、趣旨はわかるけれど、こういう研修ってどうなんだろう・・・(笑い)
 会社は、彼等にいったい何を求めようとしてこういう研修を行なうのか・・・ (?。?)

 社員研修でよく行なわれるのが、自衛隊への体験入隊というものですが、無人島でサバイバル生活を行なうというのも凄いなと・・・ (^◇^;)
 しかも、3日間口にできるのはチキンラーメンだけかよ(爆笑)

 しかし、お湯を沸かそうにも、鍋や器は各自の裁量に委ねられるわけで、うまく現地調達とか工夫とかができなければ、お湯を沸かすこともできませんから、ラーメンを食べることはできないわけですよね(苦笑)
 キビシイっすねぇ・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 また、雨が降らなければまだしも、ビニールシートだけで夜露を凌がなければならないわけでしょ、夏とはいえ、もし雨が降ったら相当苛酷な野営になると思うんだけど・・・ (^^;

 

 そういう私も、サバイバルではありませんが、サラリーマン時代に研修と呼ばれる泊まり込みの合宿を体験したことがあります。

 こういう研修で利用される宿舎というか会場は、たいていどっかの自治体が運営している○○の家みたいな施設を借りて行なわれるのが普通で、人里離れた山の中とかに建てられていたりします(笑い)
 逃げ出そうにも、バスとかタクシーとかはおいそれとはつかまらない、そして、夜に繁華街とかに出かけることのできないような、へんぴな場所が候補地となることが多いようです (^^;

 

 私が研修を受けたのは、秋田県の山の中でした (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
 何泊くらいしたんだったか、細かいことは覚えていませんが、1週間近くは缶詰にされたと記憶しています。
 日中は講義やロールプレイングなど、仕事をしていく上で覚えておかなければならないことや身に付けておかなければならない様々なイロハを教え込まれました。
 夕食後は一応自由時間になっていますが、それはタテマエで、毎晩これでもか~ってくらいの宿題を出されて、睡眠時間もマトモに確保できないくらいの、研修という名のイジメが行なわれていました (^◇^) 。。。ケラケラ

 それが後に役に立ったとか、そういう記憶は無いのですが、その時に一緒だった同僚たちとはけっこううち解けて、仲間意識も強くなったことを覚えています。いわゆる、同じ釜のメシを食って戦った仲間たち、簡単にいえば戦友です (^^)v

 

 今回の日清食品のサバイバル研修も、やっている時には苛酷な3日間だと思いますが、あとから振り返れば、普通ではまず体験することのない非日常ですから、いい思い出というか、笑い話になると思うのですが、果たしてどんな3日間だったのかな(苦笑)

 研修の内容が漏れ伝わってくるようなことはないとは思いますが、現代の飽食や贅沢に慣れきった人間たちが、電気も携帯もテレビもない日々をどのようにして過ごしたのか、個人的にはとても興味がありますねぇ (^◇^) 。。。ケラケラ

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コメント

高度成長期にモーレツ社員研修で、
精神鍛錬のようなのは多かったでしょうが、
いまどきもやっている企業があるんですね(^_^)
チキンラーメンだけですごすサバイバル、
ちょっと興味はあるけど、
その立場になったら、やはりパスしたいです。

投稿: こやなぎ名人 | 2009年8月28日 (金) 08:26

自分も入社して2年目で、ロールプレイングや、大声を出したりして気合を入れる研修をしました。
東京でしたが、そういう専門業者があるんですよね。
他の会社の人と一緒になり、仲間意識が出来ましたよ。
サバイバルは、あまりやりたくないな~

投稿: すが太郎 | 2009年8月28日 (金) 08:32

 名人、どうもです (^_^)/

 今時だからこそ、こういう理不尽な感じのする社員研修が必要な気もします(苦笑)
 人とのコミュニケーションをとるのが苦手で、「いらっしゃいませ」さえ言えないような店員を見かけると、本人のためにも必要だろうと・・・ (^^ゞ

投稿: 夢ピ | 2009年8月28日 (金) 10:28

 すがさん、どうもです (^_^)/

 異業種の方たちと一緒に行なう研修というのは、意義も大きいと思います。自分の知らない世界のハナシを聞くだけでも参加した意味はあるんじゃないでしょうか (*^-^*)ノ

投稿: 夢ピ | 2009年8月28日 (金) 10:29

チキンラーメン漬けで、たべることのありがたさを実感させ、そのさきには帰属意識を高めるということがあるんでしょうか。

投稿: むうさん | 2009年8月28日 (金) 16:45

 むうさん、どうもです (^_^)/

 チキンラーメンでも、それしかないとなれば食べるしかないわけで、お腹が空いていればけっこう美味しいと思えるのかもしれません(笑い)

 研修が終了したあかつきには、帰属意識というよりも、シャバがありがたく思えるんじゃないでしょうか (^◇^) 。。。ケラケラ

投稿: 夢ピ | 2009年8月28日 (金) 18:19

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