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2009年8月31日 (月)

政権交代

 昨日行なわれた衆議院選挙において、民主党が単独過半数を大きく上回る308議席を獲得し、ついに政権交代が実現した。 ヽ(^◇^*)/

 私は、この日が来ることをどんなに待っていたことだろう・・・

 といっても、私は別に民主党の支持者というわけではないが、自民党の長期政権がついに崩れたことを素直に喜びたい。

 

 今まで、どんな事があっても自民党の政権が揺らぐことはなかった。
 特に、4年前に行なわれ「郵政選挙」と呼ばれた第44回衆議院選挙では、自民党が296議席・公明党が31議席と、圧倒的な勝利を収めた。
 あの時には、もう民主党の政権はないんじゃないかとさえ思えたんですが、その後も民主党は粘り強く戦ってきました。

 流れが変わったのは、2年前に行なわれた第21回参議院選挙あたりからです。
 この時、民主党は109議席を獲得し、単独過半数に迫る参議院第一党の議席数を獲得し、衆参の「ねじれ国会」という現象を引き起こしました (^^)v

 この勢いが維持できれば、衆議院でも勝てるかもしれないという状況がやっと現実のものになっていました。

 この7月に行なわれた、衆議院選挙の前哨戦と呼ばれた東京都議選でも、民主党の勢いは止らず、第一党の座を獲得してみせてくれた。

 

 政権が交代したからといって、我々の生活が一変するわけではありませんが、少なくても自民党の連中にとっては生活も意識も一変することは間違いないことで (^◇^) 。。。ケラケラ

 そして、その事こそが今回の選挙での一番の収穫だったんじゃないかな。

 マトモな政治を行なわず、いい加減な気持ちと慣れとでやっていれば、どんなに繁栄して権力を誇っているように見えても、有権者たちのしっぺ返しがあるんだという事がわかっただけでも、今後の自民党にはいいクスリになったと私は思いますし、国民のためにも非常にいいことだと信じています。

 

 確かに民主党の政権では不安もあるでしょうけど、自民党だってかつては「政権の一年目」があったわけですから、経験がないことに対してはそれほど神経質にならなくてもいいんじゃないかなと私は思いますね。

 それよりも、今回の選挙でチョッとでも関心を持てた「政治」に対して、その気持ちを少しでも維持して、民主党の動向や、他の政党の動向をしっかりと監視していくことが、民主党に票を投じた有権者の責任というものでしょう。

 

 これは蛇足ですが、大敗したことにより、自民党内での求心力が弱まって、渡辺善美氏のような離党者が続出し、かつての社会党のように、いつの間にか存在感が無くなって小政党の一つになってしまうんじゃないかとさえ思えてしまう惨敗でしたね (^^)v

 麻生総理は、今回の選挙の責任をとって早々と退陣を表明したそうですが、もし昨年の秋の就任直後に予定通り解散総選挙を行なっていたら、ここまでの大敗は喫しなかったんじゃないかと思うと、組織にとって、責任者の「決断」がいかに大事か、身にしみてわかったんじゃないかな(苦笑)

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コメント

交代しましたか~・・
まぁ~これも麻生と福田の無責任政治のツケが出たという事でしょうか・・

私は2つの事さえなければ、民主にして一度政権交代させて自民連中にキツイ薬を与えてやればと思ってました。

とりあえず・・・優先順序を間違えない政治をお願いしたいですね・・。。

今でも納得してませんから・・・子供手当てと年金未払い者にも年金をあげるというマニフェスト(怒)

投稿: 必殺仕事人 | 2009年8月31日 (月) 07:41

 仕事人さん、どうもです (^_^)/

 やっと日本の政治も、有権者も、成熟してきたのかなぁなんて私は思っています。
 まぁ、国民も政治家が思っているほどバカではありませんからね (^◇^) 。。。ケラケラ

投稿: 夢ピ | 2009年8月31日 (月) 08:13

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