ぴぃ散歩「真岡編」
先日の日曜日、真岡鐵道のSLに乗ってみたくて、ティンクと出かけてきました。
本当は、もっと早くご紹介したかったのですが、撮ってきた写真が370枚と膨大だったのと、仕事が忙しくてなかなか記事をまとめることができなかったのとで、こんな時機を逸した記事になってしまいました (^_^ゞポリポリ
今日は、そんな道中記を・・・ ( ^-^)/ ♪
朝の7時半、自宅から車で茨城県の下館駅に向かいました。
休日特別割引を使って、圏央道の稲敷ICから常磐道、北関東道と乗り継ぎ、桜川筑西ICで国道50号線へ。高速料金は千円 (^^)v
車は、土・日は無料開放されている下館市役所の駐車場に停め、徒歩で下館駅へ・・・
下館駅
下館駅の写真です。
駅を利用するのは初めてですが、思っていたよりもずっとこぢんまりとしていて、さすがにローカルな駅だなと(笑い)
下館駅のホームの様子です。
目指す真岡鐵道は、JRではないので、専用のホームが設けられています。
ホームには、通常走っている「モオカ14形」が停まっていまして、私らが乗るSLは、その隣の引き込み線で待機していました。
引き込み線で出番を待つC12の勇姿です。
ホームのお客さん達は、めいめいに携帯やデジカメを向けてその姿を写真に収めていました。
下の写真は、「モオカ14形」が発車していき、その後に引き込み線から場所を移して停まったC12と、それに連結されている客車の中の様子です。
車内はそれほど混雑しているわけでもなく、私らと同じ車内には小学生達の一団とそれを率いる先生達の姿も見られました。おそらくは遠足か社会見学なのかなと(苦笑)
始発駅となる下館発は、10時37分。
真岡駅
私らが降りた真岡駅です。到着時刻は、11時12分。
この駅の様子は、先日の記事でも取り上げましたので割愛します。
写真は、先日お伝えできなかった東口のものです。外観そのものは西口から撮った先日の写真と同じです (^^;
この日は、はとバスなんかも止っていたりして(笑い)
駅舎の中に向かって、埋め込まれていたレールです。廃材利用で、なかなかユニークだなと感心しました。
この日は、真岡駅で降りて、茂木で折り返してくる上りのSLが戻ってくるまでの4時間チョッとを、真岡市内を散策して過ごすことにしました。
真岡鐵道SL館
西口の駅舎の一部に、「SL館」と呼ばれるSL関連のグッズを販売しているブースが設けられていました。
商品はともかく、そこのオジサンが気さくな人で、いろいろと丁寧に説明してくれるんですよ (*^.-^*)♪
下の写真は、オジサンに教えて頂いて見てきたC11の車庫と、西口駅前の蕎麦屋さんで食べた昼食です (^^)v
SL車庫
これが、私がお目当てにしていたC11の勇姿です。
この日はあいにくと、もう一台のC12が営業運転をしていました。
2台の蒸気機関車を交互に走らせているのか、それとも、2台の運行に何かローテーションがあるのかは不明ですが、とりあえず目にすることができたので満足満足っと o(*^▽^*)o~♪
森田屋
昼食がまだなら、お勧めの蕎麦屋さんがあるよとのことで、SL館のオジサンに勧められた蕎麦屋さんでの光景です (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
ティンクは「天せいろ」。
私は冷たい蕎麦はあまり好きではないので「山菜蕎麦」を注文しました。
他に、季節の天ぷらと瓶ビールも (^◇^) 。。。ケラケラ
確かに、蕎麦も天ぷらも絶品でしたよ ヽ(^◇^*)/
城山公園
お腹も膨らんだので、腹ごなしのためにと、二人で市内へと歩き始めました。
写真は、最初に立ち寄った「城山公園」です。
真岡城が在った後ということで、石垣などがそのまま残されており、そばを流れる行屋川周辺が水辺公園としてとてもキレイに整備されていました o(*^▽^*)o~♪
般若寺
城山橋を渡り、行屋川に沿って少し歩くと、「般若寺」が在ります。
このお寺は、徳川家光の乳母である春日局の夫だった、稲葉正成の菩提寺として、江戸時代には幕府から朱印寺として庇護され繁栄したそうです。
境内には、真岡市が選定した古木・名木の一つであるサルスベリの大きな木が植えられていました。
長蓮寺
般若寺を出て少し歩くと、真岡弁財天として知られる「長蓮寺」が在ります。
このお寺も、稲葉正成ゆかりの寺として、徳川家光より朱印十二石を拝領していたそうで、高さ3.45米といわれる日本一の弁天さまがご本尊として安置されています。
この弁天さまは、もともとは浅草の浅草寺に安置されていたものだそうですが、時の流れの中で、この長蓮寺に安住の地を定めたといわれています。
ご本尊の両脇には毘沙門天と大黒天が控え、従者として十五童子を配した全国でも貴重な弁財天だそうです。
真岡物産会館・真岡木綿会館
長蓮寺を出て、大通りを渡ると、「真岡物産会館」と、それに隣接した「真岡木綿会館」が在ります。
そのなんともレトロな店構えが魅力の「真岡物産会館」は、真岡の特産品の展示即売と観光案内所を目的とした建物です。
同じ敷地内に建てられている「真岡木綿会館」は、真岡の特産品である木綿をアピールする場所として、昨年の4月にオープンしたそうです。
中には、12台の機織り機を設置して織姫たちが機を織り、生産工程が見学できるほか、機織りや染色の体験もできます。
さらに、「真岡木綿会館」は、岡部記念館「金鈴荘」と内部でつながっており、明治初期に二代目岡部久四郎氏が、紫檀・黒檀・鉄刀木などの唐木材を始め、当時としてはなかなか手に入りにくい高級な材料を多年にわたって集め、出入りの職人を使って十年余の歳月を費やして建築したもので、廊下の梁などは長い1本ものを使用しており、驚き以外の何ものでもありません (^^;
撮影は禁止ということで、上の写真はネットで探してきたものですが、外観は重厚な印象を受けますが、内部は派手さもなく落ち着いた繊細な空間で、贅を尽くした建物と庭は、一見の価値ありですよ~ o(*^▽^*)o~♪
満川医院
別に、観光スポットというわけではありませんが、大通りを歩いていて見かけた開業医です。
風情のあるそのたたずまいがなんともステキで琴線に触れ、思わず写真に撮ってみました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
看板も、旧書体のまま書かれています。隣の建物も趣があるのですが、こちらは一般のご家庭なのでしょうか (?。?)
とてもそうは見えないのですが、かといって料亭などの看板も見あたらなかったので・・・ (;^_^A アセアセ・・・
その、趣のある建物と医院の間に流れている堀ですが、両側の塀と相まって、いい眺めだと思いませんか (^◇^) 。。。ケラケラ
まるで、時代劇にでも出てくるような、あるいは、歴史の重みを感じる京都あたりで見かけるような、そんな異空間ですよ (o^∇^o)ノ
医院の敷地内にあったクスノキですが、これも真岡市の古木・名木に指定されていました。
女体橋
ただの橋なんですが、なぜか「女体橋」という名前が付けられています(笑い)
こういう名前にめっぽう弱いのが、私の弱点です (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
海潮寺
この日最後の散策先となった「海潮寺」です。
中世、真岡を中心に周辺を支配していた芳賀氏代々の菩提寺だったそうです。
江戸時代には、徳川家光から20石の朱印状を受け取って庇護されたそうで、写真の山門は文化3年(1806)に建立されたといわれています。
番外編
海潮寺を出たところで見かけた曼珠沙華です。
普段よく見かける赤い花に混じって、白い曼珠沙華が咲いていました (*^.-^*)♪
駅へ向かう道筋で見かけた木彫工房です。土地柄なのか、仏所と書かれていました。
道路に面した建物に貼られた紙には、精神鍛錬にとか書に興味のある方は云々とか書かれていまして、察するところ、お弟子さんを募集しているのかなと (^◇^;)
最後は、歯医者さんの写真なんですが、表札の代わりに「村上歯科医院」と小さな看板が門柱に取り付けてありました。
この街の特長なのか、随所でレトロな建物を見かけました。
この歯医者さんも、この看板が無ければ、まず歯医者さんには見えないんじゃないでしょうか(笑い)
以上、私らが歩いた道筋をたどった地図を下に貼り付けておきましたので、記事と合わせてご覧ください ( ^-^)/ ♪
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コメント
私、夢さんがこのブログで真岡を紹介するまで、全く知らなかったのですが、風情があり、歴史のある街なんですね。
勉強になりました。
投稿: すが太郎 | 2009年10月 1日 (木) 23:26
すがさん、どうもです (^_^)/
私だって、知らない街はたくさんありますよ(笑い)
東北生まれの私は、東北や関東は比較的明るいですが、東海とか近畿とかは明るくないですし、九州や四国なんていったら、ほとんど何も知らないという方が正しいと思います。
愛知県にお住まいのすがさんが、関東の街を知らなくてもぜんぜん不思議じゃないですよ (^^)v
投稿: 夢ピ | 2009年10月 3日 (土) 07:53