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2009年10月23日 (金)

青いバラ

 サントリーは、世界で初めて開発した「青いバラ」を、11月3日から8都府県で一般に販売を開始することを、20日に発表したと報じられた。

 

 この「青いバラ」ですが、青い色素を作る遺伝子を持っていない「バラの花」では、青いバラを作ることは夢とされており、現に英語で「Blue Rose」といえば、「不可能」という意味の代名詞とになっているほどでした。

 

 1990年から「青いバラ」の研究に取り組んだというサントリーは、まず、青色遺伝子を取得する事から始め、次に、取得した青色遺伝子をバラに導入して、遺伝子組み換えによって「青いバラ」を作る方法を開発していったという・・・

 しかし、口で言うほど簡単ではなかったらしく、過去800年の品種改良の歴史の中で、多くの育種家が青いバラの開発に挑んできましたが、これまでに成功した例は一度も無く、サントリーも開発を始めてから青いバラが開花するまで、十数年を要したわけですが、この間の月日はまさに試行錯誤の繰り返しだったという事です。

 

 翻って、今回サントリーが開発に成功した「青いバラ」ですが、純粋な「青」というワケではなく、若干紫がかって見えますが、花に含まれている色素は、青色が95%以上を占めているという事で、青色色素が花びらに存在する、正真正銘の「世界初の青いバラ」になりました。

 「サントリー・ブルーローズ・アプローズ」という名前が付けられたこの「青いバラ」ですが、心憎いのは、この花に付けられた花言葉が「夢かなう」という事で、夢がかなった人や、夢に向かって努力している人に拍手を贈りたいとの思いを込めたといいます。

 

 今のところ、小売り価格は1本2千~3千円くらいになる見込みで、一般のバラの10本分 (^^; くらいの値段にはなるようですが、生産量が限られているために、まず首都圏や愛知県、京阪神地区の契約生花店で販売するという事で、11年の全国販売を目指しているそうです。

 

20091023005_2  個人的な好みで言えば、一番好きなバラの色は「黄色いバラ」で、「青いバラ」をみてもそれほど心を動かされることはないんですが、「夢」を追い続け、とうとう実現したという事で、今日は記事に取り上げてみました ( ^-^)/ ♪

 

20091023006_2  まぁ、「青いバラ」が市場に出回るようなことになっても、多くの人たちは相変わらず「赤いバラ」に心をときめかせるんでしょうね (^◇^) 。。。ケラケラ

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コメント

バラ・・・あの人には青い・・・紫のバラが似合いそう♪

投稿: 必殺仕事人 | 2009年11月 1日 (日) 14:25

 仕事人さん、どうもです (^_^)/

 花を贈られて喜ばない女性はいませんからね (^^)v

投稿: 夢ピ | 2009年11月 1日 (日) 19:22

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