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2009年10月30日 (金)

球団経営会社としての資質

 米大リーグのマリナーズを退団した城島健司捕手が、阪神に入団することが27日に決定した。

 

 このニュースが、ホークスファンである私をどれだけ悲しませたことか・・・ (/_;)

 誤解しないで頂きたいが、私は城島が阪神に入団したことが悲しいのではない。
 ホークスの親会社であるソフトバンクが、プロ野球の球団経営会社としてはあまりにも未熟で不誠実で不適格であることがハッキリとわかったからだ・・・ (ノ_-;)ハア…

 

 今回の城島の一件では、20日のマリナーズ退団表明直後から、阪神が猛烈なラブコールを送った一方で、ソフトバンクが獲得の意志を表明したのは4日後の24日になってからであり、阪神の4年間で20億円プラス出来高の条件に対し、ソフトバンクは条件提示もできなかったことが、阪神入団への決め手になったと表面上は報じられていますが、裏ではそんな生やさしいハナシではなかったことが漏れ伝わってきています・・・

 

 ソフトバンクが、城島のマリナーズ退団の情報をつかんだのは、9月の中旬だったという事です。
 しかし、フロントは熟慮を重ねた結果、城島の獲得には動かない方針を固めたという・・・(大馬鹿者!)

 ところが、ファン達の城島獲得を望む声は予想以上に大きく、チームとしても獲得のポーズを取らざるを得なくなり、竹内球団最高執行責任者は「途中で大きく方針転換した」と明かした。それが23日のことだったという。
 で、阪神に遅れること4日、凹球団会長を担いで、会食という形で城島本人と交渉の席を設けたのが24日の夜だった・・・

 出遅れというか、一度は城島の獲得はしないと決めた背景には、チームとして・・・というよりは、親会社としての苦しい台所事情があったのは間違いないだろう・・・

 

 ソフトバンクがホークスを買収してプロ野球界に名乗りを上げたのが、5年前の2004年の11月だった・・・
 以来、5度のシーズンを送りましたが、その間、大きな金額の絡む補強は初年度のバティスタくらいで、その後は一度も行なわれませんでした・・・ (ノ_-;)ハア…

 つまり、ソフトバンク本体の経営そのものが苦しく、加えてダイエー時代から在籍しているビッグネームに対する高額な年俸がネックとなって、高いカネを出してまで新しい選手は穫れないという、「ケチケチ球団経営」をずっと続けてきたわけです。
 現に、一昨年のオフと昨年のオフは、2年続けて補強らしい補強を行なわず、ドラフトによる補強と現有戦力のみで昨年と今年のペナントを戦ってきました。

 今年のオフも、おそらく目立った補強はするつもりがないだろう事は、監督以下のスタッフのほとんど全員、残留が決まっているらしいことからも予想がつきます。

 だから、城島の獲得にしても、高額な年俸がネックとなって本腰で獲りに動けなかった親会社の台所事情が見えてきます。

 

 おそらくというか、たぶん間違いないと思うんですが、城島の気持ちの中では、日本球界に復帰するならホークス以外は考えていなかったと思うし、マリナーズを退団すると言えば、何をおいてもホークスが真っ先に獲得に動いてくるだろうと考えていたフシがあります。
 しかし、その意志を球団に伝えてもソフトバンクは動こうとしなかった・・・

 そうこうしているうちに一ヶ月が過ぎ、あろう事か意中外の阪神が真っ先に手を挙げ、それでもソフトバンクは名乗りを上げてはくれなかった・・・ (^^;

 城島は、そんな球団を見て、裏切られた思いでいっぱいだったんじゃないでしょうか・・・

 この、記者会見場での城島の表情をご覧ください。新しい移籍先が決まった事を報告する選手の顔にはとても見えないでしょ (^^;;;

 城島はオトナですから、ソフトバンクに対する恨みつらみは、会見場ではひと言も語りませんでしたが、何も言わなくても、この表情がその辺りの事情を雄弁に語っていますよ。

 

 思えば、ダイエーが親会社だった頃は、本気でチームを強くしよう、ファンを大切にしようという思いが感じられました。
 しかし、親会社がソフトバンクになってからは、そういう思いはまったく伝わってきません (ノ_-;)ハア…

 単に、球団を会社の宣伝媒体の一つくらいにしか考えていないからこそ、マトモな球団経営をしてこなかったんだと思います。

 それでなくても、ヤフードームに年間50億円も支払い、選手全員の年俸の総額は12球団で2番目に高い32億6940万円にもなるのですから、高い金を出してメジャーなどから助っ人を雇うような余裕はないんでしょうな q(`o')ブー!!

 

 カネが無いなら無いで、それなりにチームを作っていく方法はいくらでもありそうなものですが、損オーナーはそういう事にはまったく無関心らしく、なんの手も打とうとはしていません。

 例えば、選手にカネを出せないのなら、せめて監督やコーチくらいマトモな人材を揃えるくらいのことがなぜできないのでしょう・・・ (ノ_-;)ハア…
 たとえ一流のコーチであったとしても、一流の選手よりは安く雇うことができると思うのですが。
 そうすれば、安いカネで獲ってきた選手を、それなりに使える選手に育て、戦えるチームを作れるじゃないですか。
 そういう事に長けているのが、広島という球団で、過去に何人もの大物選手を自前で育て上げてきています。

 おそらく、ソフトバンクのスタッフたちは、12球団一貧弱で無能な顔ぶれだと私は思っています。
 広島のスタッフのツメのアカでも煎じて飲むべきでしょうな (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 どうせカネが無いのなら、高いカネを取るだけで、見合った働きのできない松中や多村、小久保、斎藤などの高額年俸者を真っ先に切ってしまえばいいと私なんかは思っています。
 それだけで年間10億円以上は浮く計算になります (^^)v
 その浮いたカネで有望な選手が何人獲れることか・・・(笑い)

 チームの顔として、切るに切れない高額年俸者をいつまでも抱えて、その結果として成績が低迷しているよりは、思い切って若返りを図り、イキのいいチームで再出発した方が、たとえすぐに結果は出なくても、方向性が見えている分ファンも納得するんじゃないかな。
 少なくても、私はこんなロートルで働かない選手ばかりの顔ぶれのチームよりは、フレッシュで元気なチームを応援したいですね。

 

 これまでの5年間で、ソフトバンクという会社は、プロ野球の球団経営にはまったく向かないダメな会社だという事が十分わかりましたので、サッサと身売りして球団経営から撤退して欲しいと切に思っています。

 プロ野球の経営というものは、一般の商売とは違って、「夢」を売るのがチームの存在意義なわけですから、そのヘンをはき違えるとファンからは愛想を尽かされることになります。
 今のソフトバンクホークスを見ても、ちっとも「夢」を感じませんよ q(`o')ブー!!

 

 ・・・ということで、今後の私のスタンスとしては、ホークスのファンは止めませんが、プロ野球の球団経営会社としては、資質に欠けると思われるソフトバンクとは、金輪際縁を切りたいと思っています(怒り)

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コメント

 初めの3年で外国人補強がことごとく失敗し、その損失額は23億円。

 主力が不良債権化し、松中、小久保、柴原、多村、斉藤で12億2千万円。総年俸のおよそ3分の1。

 何を一番しないといけないかは明らかですね。

投稿: ナンカイ | 2009年10月30日 (金) 07:06

 ナンカイさん、どうもです (^_^)/

 一般の会社なら、不採算の部門をリストラすることから経営の再建は始まるべきなのですが、球団経営は、たとえ赤字を出してもファンには夢のある球団でなければならないはずなんです。

 しかし、夢のある球団とは、ビッグネームが顔を揃えているチームという意味ではないんですよね q(`o')ブー!!

 何を勘違いしているのかわからないですけど、球団の分析がまったくなされていないと私は思いますよ(怒り)

投稿: 夢ピ | 2009年10月30日 (金) 15:14

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