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2009年11月28日 (土)

千代大海龍二

20091128001  大相撲の大関である千代大海が、現在開催中の九州場所の10日目の取り組みで、朝青龍に吊り出しで敗れ、二場所連続の負け越しとなり、規定により大関からの陥落が決まった・・・

 千代大海は、史上ワーストとなる14度目のカド番で今場所を迎え、さい先よく連勝で場所をスタートさせた。

 しかし、3日目から8連敗で陥落が決まると、11日目の25日からは休場した・・・

 

 千代大海が大関に昇進したのは、99年の3月場所後のことで、以来10年間65場所に渡って大関の地位を守り続けました。これは史上1位の記録だそうですが、はたしてこれをりっぱな記録と言うのかどうか・・・ (^^;

 そもそも、大関というのは綱取りまでの通過点であらねばならないというのが私の信念ですから、横綱に昇進できずに大関に長く留まっているのは、あまり褒められたものではないはずです。

 

 しかし、そうはいっても横綱にまで上り詰めることができる力士というのは、本当に数えるほどしか居ないわけですから、番付の頂点である大関に昇進できた力士というのは、やはりりっぱであることには違いないわけで・・・

 ただ、私は千代大海という力士は好きな方ではなく、どちらかといえばずっと嫌いな力士でした (^^ゞ
 なぜなら、突き押し一辺倒で、それ以外になんの取り得も無い力士だったからで、こんな芸のない力士が大関になったということがまず不満でした(苦笑)

 

 千代大海が大関に昇進した99年から00年にかけて、5人もの新大関が誕生しました。
 わずか1年半くらいの間に5人ですから、これはもう、大関の「粗製濫造」以外の何ものでもないわけで (^^;
 特に、00年は、3月に武双山、5月に雅山、7月に魁皇と、場所毎に新大関が誕生して華を添えました・・・
 思えば、大相撲人気が一番高かった頃かもしれません。

 

 しかし、千代大海、出島、武双山、雅山、魁皇と、立て続けに昇進した大関たちですが、粗製濫造がたたっていずれも「カド番」が常について回るだらしない大関たちでした (ノ_-;)ハア…

 出島、武双山、雅山の三人は、短い期間で大関を陥落して二度と返り咲くことはありませんでしたし、陥落こそしませんでしたが、千代大海は史上ワーストとなる14度のカド番を数え、魁皇も12度もカド番を数えています。

 綱に手が届かないのはまだしも、優勝争いにほとんど絡むこともなく、大関の地位を守ることだけに汲々としている大関なんて、いったいなんの存在価値があるのか・・・ q(`o')ブー!!

 

 私は常々、千代大海と魁皇の二人は、「賞味期限の切れた大関」と酷評してきました。特にここ数年は、二人ともカド番カド番の繰り返しで、いつ引退しても不思議ではない「だらしない大関陣」の象徴でしたから・・・ (__;)

 その一方の雄である千代大海が、ついにというか、やっとというか、大関を陥落してくれました。
 一応、来場所に返り咲きを狙うようですが、勝ち越すことさえやっとという有様の力士に10番も勝てるわけがありませんから、場所前に、「初場所で10勝を逃す6敗目を喫した時点で引退する」と語ったそうなので、おそらく来場所の今頃は引退しているのでしょう・・・

 

 それは、魁皇だって同じではないかと私は思っています。

 今場所、ついに幕内在位が98場所となり、高見山が持っていた大相撲史上第1位の記録を抜いてトップとなりました。
 さらに、10日目には琴欧州を破って幕内805勝を達成して、北の湖の804勝を超えて単独2位となりました。
 私はムリだろうと思ってきましたが、こうなると千代の富士の持つ807勝を超える可能性だってあるわけで、もしかして初場所に並ぶか、あるいは超えるかした時点で、引退を口にするかもしれないと思っています。

 ここ数年、魁皇は地元の九州場所を現役で迎えることだけを目標に1年1年を戦ってきました。
 しかし、初場所は九州場所から最も遠い場所ですし、さらに1年近く現役を勤める気力が残っているかといえば、今の魁皇には難しいんじゃないかと思えてなりません。
 となると、さし当たっての大きな目標であった幕内在位は1位になりましたし、あと残るは幕内最多勝だけですから、三つ勝ったら思い残すこともなくなり、引退するんじゃないかと私は思っています。

 

 個人的には、千代大海も魁皇も好きな力士ではありませんでしたが、なんというか、今年一年間現役にしがみつこうと必至にあがいている二人を見ているうちに、気持ちが変わってきた私がいることに気がつきました (^_^ゞポリポリ

 私は、ボロボロになっても未練がましく現役を続けるアスリートが大好きなので、そういう意味で私の琴線に触れたようです(笑い)

 

 先に述べた出島や武双山、雅山の三人が、早々に大関を陥落し、雅山以外はすでに引退しているのに対して、千代大海と魁皇がどうしてこんなに長い間大関で居ることができたのか・・・
 それはおそらく、しっかりした自分の「相撲の型」を持っていたからだと私は思っています。
 千代大海は、突き押し以外にはなんの取り得もありませんが、逆にいえば強烈な突きと押しが彼の武器であり、それこそが千代大海の「型」であるわけです。
 魁皇は、いわずとしれた「左四つ」が「型」であり、そこから繰り出される豪快な右の上手投げは、相撲通を唸らせるだけの魅力十分です。

 こういう、しっかりした「相撲の型」を持っていたからこそ、千代大海は65場所、魁皇も56場所という、前人未踏の大関在位記録を残せたのでしょう。

 相撲の型を持っている力士は強いとはよく言われることばですが、この二人は身をもってそれを示してくれた名大関といえるのではないでしょうか ( ^-^)/ ♪

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コメント

 他の関取がもっとまともでしたら、ずっと以前に大関を陥落し、引退に追い込まれていたのではないでしょうか?

 練習が根本的に足りない。頭を使えない。

 ホークスの選手と同様の問題が当てはまりますね。

投稿: ナンカイ | 2009年11月30日 (月) 19:42

 ナンカイさん、どうもです (^_^)/

 今の角界でマトモな力士というのは、モンゴル勢くらいのものですかね。
 モンゴル勢を始め、外国人力士たちがこれだけハバを効かせているのは、稽古量が日本人力士たちよりも多いからです。ただそれだけのことでしかありません・・・

投稿: 夢ピ | 2009年11月30日 (月) 20:17

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