中山雅史
J1磐田から戦力外通告を受けた元日本代表FW中山雅史が、10日に大阪で行われたJリーグ合同トライアウトに参加したと報じられた。
今のところ、中山に正式オファーを出したクラブは、J2の札幌と熊本、そしてJFLの長崎・・・
今回トライアウトで必死のアピールを行なった裏には、やはりJ1でプレーしたいという想いがあるのだろう・・・
私は、中山はとても好きなアスリートですが、それはなぜか・・・
ひと言でいえば、「侍」だからですかね(笑い)
それは、「漢」と言い換えてもいいのかなと (^^ゞ
私が中山雅史という選手の存在を知ったのは、おそらくアメリカワールドカップ出場をかけて戦ったいくつかの予選を見てだと思う。
Jリーグが開幕したばかりの93年、にわかサッカーファンとなった私は、それらの試合を食い入るようにテレビで見ていました。
当時、プロチームとしてJリーグに参加していたのは10チーム。中山雅史は、それらのチームには所属しておらず、下部組織に属するJFLのヤマハ発動機に居ました。
ヤマハは、1年遅れの94年に昇格してJリーグに名を連ねることができましたが、実は、開幕の10チームからヤマハが漏れたとき、中山は清水エスパルスから熱烈なオファーを受けていたということをこの時に知ることになります。
普通、プロリーグができると知れば、誰でもそこでプレーすることに憧れると思います。しかし、自分の所属チームがプロのレベルではなかった場合、多くの選手たちは諦めるしかないわけです。
中山のように、ぜひうちのチームでプレーしてみないかなどと、他のチームから引き抜きに合う選手なんてホンの一握りしか居ないわけで・・・
しかし中山は、自分はヤマハの選手であり、Jリーグへは自らの手で昇格を決めて参加すると、せっかくの誘いを固辞したといいます。
どこかの誰かみたいに、チームに育てられた恩を忘れ、「金よりも夢」とか言って、チームの必死の説得にも耳を貸さず、サッサと大リーグに移籍してしまったバカ野郎とはエライ違いです(笑い)
こういう、義理と人情を地でいくようなアスリートって、私ゃ大好きなんですよね (^◇^) 。。。ケラケラ
どこに移籍するにせよ、こういうサッカー馬鹿には、トコトン現役を続けて欲しいと私は思っています。
こういう熱いハートを持ったアスリートというのは、チームには絶対必要だと思うんですがねぇ・・・
はたして、来年はどこのユニフォームを着ているんだろう・・・
気になりますねぇ・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
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