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2009年12月21日 (月)

RR

 私が普段乗っている愛車は、一般的な車とは違っていまして、リアエンジン・リアドライブ「RR」という方式を採用しています。

 

 乗用車も、かつてはフロントエンジン・リアドライブ方式の「FR」が主流でしたが、ホンダが先駆けとなり、フロントエンジン・フロントドライブ方式の「FF」の優位性が広まると、少なくても乗用車に限っては「FF」の車が一般的になりました。
 今現在、市販車のほとんどがFF方式を採用しているといっても過言ではないと思います。

 

 車は、その構造上、車体を引っ張りながら進む「前輪駆動方式」の方が、車体を押しながら進む「後輪駆動方式」よりも走行安定性に優れるという特徴があります。
 まして、乗用車の場合は、限られたスペースの中にエンジンを始め全てのパーツを納める必要があり、その上で居住スペースを広く取ろうとすると、どうしてもFFに軍配が上がるのかもしれません。

 

 しかし、長くFFの乗用車に乗ってきた経験からいうと、少なくても雪道ではFFは走行安定性に欠けるという欠点が気になりました。

 雪道に強いと言われるFFなのに、雪道での走行安定性に欠けるというのは納得のいかない方も多いと思います。確かに前に進むだけなら前輪駆動方式は後輪駆動方式よりも地面への接地圧が高いので、タイヤの空転も少なく、発進や走行時において推進力は得やすいと思います。このために、FFは雪道に強いと言われているわけです。

 

 しかし、道路というのは必ずしも真っ直ぐに作られているわけではありません。どうしてもカーブというものが存在します。
 FFの車で雪道を走り、カーブを曲がろうとするとどうなるか・・・ (^^;

 なんの対策もしておらず、かつドライバーが一人で運転しているとすれば、車体の後ろ側は前に比べて重量は軽くなっていますから、後輪の路面に対する接地力は弱く、横Gの影響で車体は簡単にカーブの外側へと横滑りしてしまうだろうと思います。
 現に、私はそれほどスピードを出しているわけでもないのに、カーブを曲がる度に車体の後ろ側が右に左に横滑りした経験があります (^^;

 このために、私がかつて住んでいた会津地方のドライバー達は、トランクにブロックなどの重しとなる荷物をわざわざ積んで走るのが常でした (^_^ゞポリポリ
 そうやって、後輪のグリップ力を高めて、車体が横滑りしないようにしていたわけです。
 おそらく、他の雪国においても、ドライバー達は似たような工夫をしてFFの乗用車を乗っているんだろうと思います。

 

20091221002  今、私が乗っているRRというのは、車の世界では少数派であり、有名なところではフォルクスワーゲンのビートルがRRの乗用車としては一番売れたのかな(笑い)
 常識的な感覚からいうと、ボンネットを開けてもそこに何も無く、トランクを開けるとエンジンがあるというのは、やはり違和感を感じるもののようですが、個人的な意見を言わせて頂ければ、全ての方式の中で、RRが一番理にかなっているように思っています。

 操舵は前輪、駆動は後輪と、その役割を分担することにより、前輪を大きく曲げることができ、より小さな半径で車を転回させることができますし、後輪の上に大きくて重いエンジンが乗っかっていますから、駆動力を余すことなく後輪から路面へと確実に伝えることができるからです。

 さらに言わせて頂ければ、RRよりももっと優れているだろう方式は、ミッドシップエンジン・リアドライブのMRと呼ばれるものだと思います。
 車体の中央に重いエンジンがあれば、走行性は安定し、これ以上理想の方式はないと思いますが、スポーツカーならいざ知らず、乗用車においてはMRは鬼門だろうと私は思いますねぇ (^^;
 なぜなら、車体の中央にエンジンなんかあったら、メンテナンスがたいへんですし、第一、居住性が著しく損なわれてしまいますから (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 私は、車の理想の方式は絶対にRRだと思っていますが、世界的な流れではRRを採用している車はどんどん数を減らしているのが現状であり、なぜなんだろうと不思議でなりません (^_^ゞポリポリ

20091221001  あのフォルクスワーゲンでさえ、新しいニュービートルはFFを採用しましたもんね (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

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