ネギ
私は、東北の出身であり、今現在も関東の千葉県に住んでいますから、ネギといえば長ネギに代表される「白ネギ」がすぐに頭の中に思い浮かんできます。
もちろん、料理に使うネギも白ネギばかりで、今でこそスーパーなんかでも万能ネギなんてシロモノも当たり前に見かけるようになりましたが、今でも青い葉の部分を食べるという事に少々の戸惑いを感じています (^_^ゞポリポリ
ネギは、会津の実家でもよく作っていましたから、私もよく食べたものです。
農家の常で、取れたての野菜を生のままで食べるという事も普通に行なわれていまして、長いネギを丸ごと、もしくはちょっと長めにブツンブツンと輪切りにして、味噌を付けてかじるというのもよくやりました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
しかし、大阪を始めとする西日本では、ネギといえば青い葉の方がメインとなる「青ネギ」が一般的だそうで・・・ (;^_^A アセアセ・・・
このネギの例に限らず、狭い日本の国内のことなのに、東と西で食文化が違うなんてことは枚挙にいとまがありません。
納豆は東では当たり前の食べ物なのに、西では納豆そのものが存在しないとか、すき焼きの作り方が東と西では違うとか、そばつゆが西では透き通っているのに東では真っ黒だとか・・・ (^^;
そういう食文化は、長い年月を経て培われてきたものですから、お互いにお互いの食文化の違いに戸惑うことも少なくないわけで・・・
西日本で青ネギが一般的な食材となったのにも、それ相応の理由があるはずで、おそらく過去には白ネギも作られたことはあったんでしょうが、普及するには至らず、青ネギに淘汰されてしまったのだと思われます。
青ネギと白ネギ、要は、葉っぱの部分を食べるか茎の部分を食べるかの違いになると思うんですが、個人的には青ネギは「見た目重視」、白ネギは「食感重視」なのではないかと思えてなりません。
つまり、貴族や皇族が長いこと住んでいた西国においては、やはり見た目の上品さが求められたんでしょうし、東国においては、野卑とか野蛮とかいわれた東人(あずまびと)のこと、とにかく腹に収めてナンボという事で、葉っぱよりはしっかりした肉付きと、食べごたえが求められたんじゃないでしょうか(笑い)
という事で、私も東人の一人ですから、ラーメンを始めとする多くのメニューの薬味としては、やはり白ネギの小口切りが好みです (^^)v
バーベキューなんかでも、ネギを焼くとなると白い茎の部分じゃなくちゃね(笑い)
馴染みがないからかもしれませんが、あまり青ネギを使ったメニューは思い浮かばないんですが・・・ (^_^ゞポリポリ
っていうか、私自身が調理をすることがないから、青ネギの調理法を知らないだけなのかも・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
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