« 鮎 | トップページ | 連写 »

2010年4月21日 (水)

ロングバケイション

 4月も下旬となり、いよいよGWも目前に迫ってきました ヽ(^◇^*)/
 帰省のためのホテルの部屋も押さえ、すでに準備は万端です (^^)v

 まさにロングバケイションの到来ですが、日本では欧米のような長期休暇はなかなか取れないのが現状のようで、今年ですと、5月に入ってから5日間の休みを取るという方が多いのだろうか・・・ (^^;
 4月30日を休めれば一週間は休める勘定になりますが・・・ (;^_^A アセアセ・・・

 

 ところで、ロングバケイションといえば、30年近く前の1981年に、大滝詠一が「A LONG VACATION」というアルバムを発表しまして、私も友人が購入したLPを借りて聞いたことがあります。
 残念ながら、このアルバムを購入することはありませんでしたが、収録されている曲のほとんどは知っていますし、お気に入りの作品も多いです o(*^▽^*)o~♪

 市場でも、このアルバムの評価はとても高く、10年後と20年後の1991年と2001年には、それぞれ廉価盤とリマスター盤のCDも発売されており、3枚合わせた総売上は200万枚にも上るといわれています。

 

20100416001_2  ジャケットはこんな感じでトロピカルなイメージのものとなっており、それで「ロング・バケイション」という名前のアルバムになっているんだろうと多くの人は思っているでしょうし、私自身もそのように思っていました。

 しかし、先日このアルバムタイトルがなぜ「ロング・バケイション」になったのか、その辺りの秘められたエピソードがラジオで紹介されまして、今日はそんな話題でも語ってみようかなと・・・ (^_^ゞポリポリ

 

 伝説のバンドであった「はっぴいえんど」が解散し、ソロで活動を始めた大滝詠一ですが、それほど目立った活躍をすることもなく10年近くが経ってしまいます (^^;
 そんな中、1980年にCBSソニーに移籍したのをきっかけに、何か記念となるような、自身の集大成ともいえるアルバムを作ろうと考えます。
 そして、その作詞を依頼したのが、「はっぴいえんど」のメンバーでもあり、当時も作詞を担当していた松本隆でした。

 松本は、快く作詞を引き受けてくれたにもかかわらず、肝心の詞はいつまで経っても出来上がってきませんでした。
 一年近く過ぎた頃、どうしたんだろうということで松本に連絡をとってみると、最愛の妹さんを病気で亡くし、創作意欲がまったく湧かないんだということを聞かされます。

 それを知った大滝は、このアルバムはお前の歌詞でないとダメなんだ、いつまででも待つからよろしく・・・と言ったそうです。

 

 やがて出来上がってきた詞にメロディを乗せ、発表された「A LONG VACATION」は大好評でミリオンセラーを記録し、大滝詠一は一躍時の人となります。

 「はっぴいえんど」の解散から「A LONG VACATION」の大ヒットまで10年ほどのブランクがあり、それが「ロング・バケイション」の意味なのかと短絡的に思えなくもありませんが、実は、松本隆が妹さんの死にショックを受け、まったく創作活動ができなかった一年ほどの期間を「ロング・バケイション」と呼んだのがアルバムタイトルに込められた意味だったんだそうで・・・

 

 そういう事実を知らされたうえで、「A LONG VACATION」に収録された作品をあらためて聞いてみると、なるほどとうなされることも少なくありません。

 

 「君は天然色」の中で歌われた

 机の上のポラロイド写真に話しかけていたら
 過ぎ去った過去 しゃくだけど今より眩しい
 想い出はモノクローム 色を点けてくれ
 もう一度そばに来て はなやいで麗しのColor Girl

 これは、恋人の写真と考えるよりは、亡くなった妹さんの事を歌っているのでしょう。

 

 「恋するカレン」も、振られた恋人の事を歌っているように見えて、実は妹さんがモチーフだったんだろうと気がつくわけです。

 

 このアルバム、収録されている全10曲のうち、9曲が松本隆の作詞となっており、随所に妹さんを偲ばせる歌詞がちりばめられています。
 まさに、「妹さんに捧げるアルバム」になっており、松本隆と大滝詠一の見事なコラボレーションが結実した珠玉のアルバムだと思います。

 機会があれば、ぜひ一度お聞きになってみて下さい ( ^-^)/ ♪

 30年近くも前のアルバムですが、今聞いても少しも色褪せていない、むしろ新しく発売されたといっても十分に通用するような、そんな完成度の高いアルバムです (^^)v

|

« 鮎 | トップページ | 連写 »

音楽を語る」カテゴリの記事

コメント

ロング・バケイションというと、

テレビのトレンディドラマが浮かびました。

といっても、見たことはありませんが(^_^;)

投稿: こやなぎ名人 | 2010年4月21日 (水) 12:34

 名人、どうもです (^_^)/

 このドラマが放送されていた当時は、あまりテレビを見る方ではなかったので、私はタイトルくらいしか知りません (^_^ゞポリポリ

 ただ、一般的にいえば、ロングバケイションといえばキムタクのトレンディドラマを連想なさる方が多いのかな(笑い)

投稿: 夢ピ | 2010年4月21日 (水) 20:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/179664/48075624

この記事へのトラックバック一覧です: ロングバケイション:

« 鮎 | トップページ | 連写 »