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2010年5月14日 (金)

一極集中

 以下の写真は、道路を挟んで同業社が向かい合って建っているところを撮ったものです。

 

20100409021

 これは、サイドバーにも貼り付けてある私の裏の掲示板でも取り上げた事があり、栃木県は足利市内を走る国道50号線で撮ったものです。
 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ホームセンターの「カインズホーム」「ビバホーム」が写っているのが見えると思います。

 

20100514001

 この写真は、福島県の郡山市内を走る国道4号線で撮ったものです。
 家電量販店の大手である「ヤマダ電機」「コジマ電気」が見えます。

 

20100514002

 この写真は、二枚目の場所とほぼ同じ場所で撮ったもので、こちらは紳士服の「青山」「AOKI」が写っています。

 

 このように、車のディーラーであったり、スーパーであったり、ラーメン屋であったりと、同じ場所に同じ業種のお店がいくつも建っているのを見かけるのは珍しいことではありません。

 私のような素人が考えると、同じ業種のお店が近くにあるとお客を奪い合うことになるので、お互いのお店にとってメリットは無いんじゃないかと思えます。
 つまり、限られたお客を奪い合い、売上げが減って共倒れになる危険性もあるという事です。

 

 しかし、同じようなお店が近くにいくつもあると、買うお客にとってはとてもありがたい事はいうまでもありません。
 例えば、テレビが欲しいと思った時に、電器店が一件しか無かったとしたら嫌でもそこで選んでそこで買うしかないわけですが、何件もあったらどうでしょう。心ゆくまで品物を選び、値段を比較し、サービスを比べあって、納得して購入することができます。

 

 同じ業種のお店が1カ所に集まるということは、それを欲しいと思っているお客を、限定された地域だけではなく、その周辺の地域まで巻き込んで強力に引きつけ、「集客力」がより増すという大きなメリットが生まれます。
 中には、そういう同業社が集まって、いつの間にかひとつの街ができてしまうことさえあります。電気街で有名な東京の「秋葉原」や大阪の「日本橋」などはその代表的な例だと思います。
 書店や古書店が多く集まっている神田の「神保町」なども、そういった同業社の街といえると思います。

 このような状況になると、電気製品や本を求める人は、都内に住んでいる人でなくても、秋葉原や神保町にわざわざ足を運ぶようになります。
 別に、電気製品や本なんてどこで買っても同じモノで、秋葉原や神保町まで行かなくても手に入れることはできますが、そこに行くことによって他所では手に入れることが難しいような掘り出し物や限定品などに遭遇する可能性も出てくるので、マニアなどは自然とそういう街に集まってくるものです。

 他にも、食器や調理器具などを扱うお店が集まった浅草の「かっぱ橋」や、仏壇や仏具を扱うお店が建ち並ぶ浅草の「仏壇通り」などは、その方面ではかなり有名な存在だったりします。

 商店街ではありませんが、ラーメン店が集まった「横浜ラーメン博物館」や、カレー店が集まった「横浜カレーミュージアム」なども、ラーメン好きやカレー好きを集める効果は大きいと思います。

 

 このように、一見すると「商売敵」が集まってお客の奪い合いをしているように見える、同業社の一極集中も、商売の上ではけっこうメリットが大きいのかもしれません。

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