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2010年5月26日 (水)

小顔

 先日、テレビを見ていたら、非常に興味深いことを報じていました。

 最近のデジカメ技術の進歩は目覚ましく、もはやなんでもアリの状況になっています。その中で目を引いたのが、顔の部分だけをひとまわり小さく写すことのできる「小顔フィルター」を搭載したもの (^^;

 

20100525001  写真はペンタックスの「Optio P80」ですが、なんでも「顔検出機能」をさらに高機能化した「スマイルキャッチ」や「まばたき検出」の延長で、撮影後に顔の部分を3段階から選んで小さく加工できる機能が付いているという。

 

20100525002  また、プリンターでも同様の機能が搭載された製品が発売されたそうで、エプソンの「E-330S」は、デジタルデータのカラーノイズを低減させる「ノイズ除去」や人物の肌荒れやしみを目立たなくできる「美肌」機能に加え、小顔や美白に補正できる「ナチュラルフェイス」や、全身をスマートに補正できる「スリム補正」もできるという (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 う~ん、気持ちはわからないでもないけど、これって写真っていえるのかぁ?

 

 まぁ、写真そのものがもともと「ウソ」なワケで、見合い写真なんか修整のオンパレードですから、なんでもアリっちゃぁアリなんでしょうが、それにしても被写体とそれを撮った写真が明らかに違うというのはいかがなものかと(笑い)

 

 そもそも、「小顔」がもてはやされる最近の風潮はどうなんだろうか・・・

 

 最近の子ども達は、固い食べ物が苦手で敬遠する傾向にあるという。好きな食べ物はハンバーグやカレーなどに代表される、それほど噛まなくても食べる事のできる柔らかいものが人気ということで、とうとうガムまで柔らかいガムが登場したそうです (^^;
 ロッテから新発売となり、すでに高い支持を得ているという「Fit's」・・・ 固いというこれまでの板ガムの常識を覆し、フニャッとしたその食感は大人気だそうです。

 ガムって、私が子どもの頃なんかボクサーがアゴを鍛えるのに日常的に噛んでいるなんてハナシがまことしやかに聞かれるほどでしたので、寒い時に食べると口の中でパキパキいうくらい固い板ガムがあったりしました(苦笑)
 ですから、フニャフニャしたガムといわれてもちょっと想像できないのですが、いわゆるグミみたいな感じなんでしょうかね (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 私らが子どもの頃は、給食などの食事の際には、「一口50回は噛め」などと言われたもので、牛乳を飲む時でさえ、ゴクゴクと飲むのではなく、いったん口に含んで、モグモグと噛むようにしてから飲むようにと指導されたもんです (^^ゞ

 

 そんな、固いものを食べなくなり、あまつさえ咀嚼数が激減したといわれる最近の子ども達は、一様に福山雅治に代表されるようなアゴの線がほっそりとした「小顔」になっているように思います。
 そういう顔って、今はもてはやされていますが、つまるところアゴの骨が退化してしまった、新人類って事ですよね(笑い)

 アゴはエラがはっているのが当たり前の世代の私にとって、小顔なんてのは、なんとも情けないというか、頼りない容姿にしか見えないんですが、世の中には好んで小顔になりたいと思っている人が少なくないからこそ、こんなおかしな機能の付いたデジカメが売り出されるんでしょう (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 何年か前に森高千里が顎関節症になった事があって、そんな病名があることを私はその時に初めて知ったんですが、アゴが未成熟な小顔の人は、そういう病気になる危険性だって普通の人よりは高いんじゃないのかな。
 そういうリスクがあることを承知でなお、小顔になりたいと思うのであれば、なにをか言わんやですが・・・

 

 そういえば、私が子どもの頃ですから、もう50年近く昔の事ですが、「八頭身美人」なんてことばが流行りました。
 全身を頭の大きさで分割した際に、八等分になるのが最も美しいバランスになるということで言われるようになったことばなんですが、そんな昔から「小顔」が美しさの条件になっていたのかと思われる方も少なくないのかもしれません。

 しかし、「八頭身美人」ということばは、別に顔の大きさを云々言っていたわけではなく、胴長短足の体型が日本人の特徴だった当時、八頭身美人と呼ばれた女性達は一様に足がスラッと伸びていて、同じく当時流行語だった「トランジスタグラマー」とは対極にある美人を指していました。

 

 第一、小顔の方が美しいとか可愛いとか思っている女性達は多いと思いますが、小顔の方が美しいとか可愛いとか思っている男性達は本当にいるのでしょうか(爆笑)
 私には、女性達が勝手に思い込んでいる「幻想」なのではないかと思えてならないのですが・・・

 少なくても私には、女性に求める美の条件の中に「小顔」なんていう項目はありません (^^)v

 私に限らず、世の男性達は、顔の作りに関してはこだわりがあったり、譲らない方も少なくない (^^; とは思うけど、顔の大きさにはそれほどのこだわりはないんじゃないかな。

 それが証拠に、私の大のお気に入りの藤原紀香なんて、決して小顔なんかじゃありませんよ。どちらかといえばデカイ顔をしているんじゃないかな(笑い)
 それに加えて、痩せてなんかいないでしょ。誰も彼も「ダイエット、ダイエット」とバカの一つ覚えみたいに唱えている中で、藤原紀香はパッツンパッツンのボディと丸顔で国民的アイドルになったんですよ。あの健康的な肉体美は、ガリガリのアイドルが主流の中でバツグンの存在感を誇っていました o(*^▽^*)o~♪

 

 「美しさ」の評価なんてそんなもんです。小顔が似合う人もいれば、そうでない人もいるわけで、何事もバランスの上に成り立っているのが「美」というものの実態です。
 バランスの崩れた「美」なんてあり得ないと私は思いますよ。

 まして、加工をしてまで、写真に写った自分を小顔にしたいというのはどうなのかな。

 もっとも、それが「女心」だと言ってしまえばそれまでなんですが・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

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コメント

なかなか技術の進歩は著しいですね(^^ゞ
デジタルカメラの技術もそこまで来ましたか…

確かに小顔に写してほしい人にしてみれば、必要なものかも知れませんが、そんな技術は、アマチュア(一般人)が使うデジタルカメラには必要ないでしょう…
これからの時代、デジタルカメラの画素数を競ったりするよりも、各社でユーザーインターフェースを統一するなど、使い勝手を良くするなどの技術開発を望みたいです。

投稿: お茶汲み坊主 | 2010年5月26日 (水) 09:10

 お茶汲みさん、どうもです (^_^)/

 なるほど、規格を統一することは必要だと思います。
 デジカメのメモリーも、一般的にはSDカードですが、中にはxDピクチャカードしか使えないなんてメーカーのものも存在するので、ユーザーからすれば困ったことだと思います。

 その点、車は多くの消耗品が各社共通になっています。こういう事が当たり前に行なわれる事がメーカーには大事なんだと思います。

投稿: 夢ピ | 2010年5月26日 (水) 14:11

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