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2010年6月12日 (土)

意外な「以外」

 小学校の頃、算数の授業で「以上」とか「以下」ということばを習いました。

 例えば、「5以上」といえば、5を含めて、5より大きい数字をいいますし、「7以下」といえば、7を含めて、7より小さい数字をいいます。

 一方、「未満」ということばもありまして、「10未満」といえば、10は含まず、10よりも小さい数字のことをいいます。

 日本では、満20才をもって成年という事になっていますから、先の言い方をすれば、「満20才以上は成年」であり、「満20才未満は未成年」になります。

 また、「以内」ということばもありまして、「5m以内」といえば、5mを含めて、5mより内側(小さい方)を指し、「100円以内」といえば、100円を含んで、100円までの金額を指すのが一般的だと思います。

 つまり、「以上」・「以下」・「以内」は基準となるものを含むワケです。

 

 ところが、「以外」ということばですが、例えば「北海道以外」とか「男性以外」などのように使われます。
 この場合、選択肢の中に「北海道」や「男性」は含まれず、その他の残りものを指す事になります。

 

 同じ「似」という文字が付いたことばなのに、「以上」や「以下」、「以内」だと基準となるものが含まれ、「以外」だと含まれないというのはどういう事なんだろうと (?。?)

 

 「似」という文字には、「ここから」とか「それより」というような意味があります。

 先の例いえば、「○以上」は「○より上」、「×以下」は「×より下」というような意味になります。
 「●以内」なら「●より内側」、「◎以外」なら「◎の他」という意味になるはずです。
 そう考えた場合、○とか●とか、いずれもそれ自身を含めて、そこから上とか内とかいっているわけで、だったら「以外」だって例外ではないはずです。
 つまり、◎を含めてその他となるべきで、「北海道以外」なら、北海道を含めて、その他 (^^; ではないでしょうか?

 

 ただ、そうなった場合、北海道を含まずに残りのものを指すうまいことばが見当たらないのも事実です(笑い)

 「北海道の他」や「男性の他」などという言い方もできますが、「以外」ということばを使った場合と比べて少々回りくどい印象がするし、インパクトも弱い感じがするのは否めないと思います。

 

 結局は、割り切れない思いを抱きながらも、「以外」ということばを用いるのがベターなんでしょうなぁ・・・ (^_^ゞポリポリ

 

 上のような事を家内に言ってみたら、「数量」と「それ以外」との違いなのではないかと答えてくれました。
 つまり、「以上」・「以下」・「以内」は、長さや重さなど、通常何らかの「数値」に対して用いられます。だからそれ自身も含まれるのではないかと・・・

 一方、「以外」は、「数値」ではなく、「物」などの「名詞」に対して用いられるのが一般的です。だからそれ自身は含まれないのかな・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 一応、なるほどと思えなくもない意見だと思います。

 ホントのところはどうなのか、よくわかりませんが・・・(苦笑)

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