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2010年7月 5日 (月)

ダメな上司

 映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」が公開され、全国で上映中です。
 皆さん方の中にも、この週末に早々とご覧になってきた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

 このシリーズ、私も大好きで、テレビドラマ版や映画版を含め、それぞれの登場人物を主人公にした「逃亡者 木島丈一郎」、「弁護士 灰島秀樹」、「交渉人 真下正義」、「容疑者 室井慎次」なども、一通り見ました (^^)v

 

 ところで、「踊る大捜査線」といえば、「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きてるんだ!」という青島刑事の名セリフは有名で、私もなるほどその通りと思ったんですが、今回も青島刑事は「オレには部下はいない。いるのは仲間だけだ」ナンてセリフを口にして話題になっています。

 いかにも、昨今の平等・公平を病的なまでに尊重する、バカげた風潮を反映したようなことばですが、こんな事を口にする上司なんてロクなモンじゃないと私は思いますねぇ・・・ (ノ_-;)ハア…

 

 自分の子供や受け持った子ども達と、「友達」として接したいなんて平気で口にするバカ親やアホ教師が増えている昨今ですが、そんなおかしな関係の中で育った子供や生徒たちがマトモな価値観を持った人間に育つわけがないと思わないんでしょうかねぇ、世も末ですよ、全く。

 年齢差や立場の違いを無くし、一見、和気あいあいとした雰囲気が子ども達にとってもいいんじゃないかと勘違いもされがちですが、「友達」というのは、お互いが「同じ立場」という事ですから、腐っても親や教師が子ども達と同じ立場ということはあり得ないはずで、こういう事を口にする親や教師というのは、詰まるところ保護者として、あるいは教育者としての「責任」を放棄して、「楽をしたい」という思いが根底にあるから、友達として接したいナンてふざけたことを言っているんだと思います。

 そりゃ、親として、あるいは教師として子ども達と接するよりも、友達として接していた方が楽ちんですし、子ども達だってなついてくれるでしょうよ (^◇^) 。。。ケラケラ
 しかし、それは親しみやすいから一緒に居てくれるだけであって、そこには「尊敬」もなければ「礼儀」も「信頼」もない、グダグダの関係があるだけで、お互いにとって得るところはな~んにも無いんじゃないかな。

 

 それと同じ事で、上司と部下という関係は、決して友達とか仲間とか、そういう間柄ではないんですよ。
 仕事が円滑に流れるためには、組織の中の人間関係がうまくいっている事が大切ですが、だからといって友達や仲間同士のように「なぁなぁ」では決していい仕事はできないでしょう。

 同期とか同年代とかの同僚同士なら、ため口きいて仲良くやるのもけっこうでしょうが、先輩や上司などにも同じように接していてケジメがつくんでしょうか?

 仮に一つの部署があって、そこで交わされる言葉が全てため口だったとしたら、その部署ではマトモな仕事は行なわれていないと判断するのが妥当だと私は思います。

 まして、警察というところは典型的なタテ社会です。こんなヌルイ事言ってる上司の下でマトモな仕事(捜査)を行なっている部下がいるとはどうしても思えないんですよね。

 

 まぁ、フィクションですから、こんな非現実的なセリフを言わせているんでしょうけど、脚本家の君塚氏はこのセリフを思いついた時、名セリフだと思ったんでしょうかね (^◇^) 。。。ケラケラ

 たしかに、「オレには部下はいない。いるのは仲間だけだ」というセリフは、映画の中ではインパクトのあるセリフだとは思いますが、先の「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きてるんだ!」というのとは根本的に性質の違う、現実を無視した愚論だと私は思います。

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