岡田武史
先日行なわれた、W杯での日本代表の活躍は記憶に新しい・・・
日本が敗退した後も、粛々と決勝トーナメントは行なわれており、決勝はオランダとスペインとで行なわれる事が決まった。
共に毎回優勝候補に挙げられるほどの実力を持ちながら、決勝に駒を進めるのは今回が初めてという両チーム。
個人的にはオランダが一番大好きなチームですから、今回の決勝はできれば見たいとは思っています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
ところで、いつもの事ではありますが、マスコミやサッカーファンの多くは、その時々で褒めちぎったり、バッシングをしたりと、一貫性のない評価を下しがちです・・・
タイトルに挙げた岡田武史監督ですが、代表監督になったその時から、南アフリカに出発するその時まで、彼の評価は最悪でした (^^;
それが、本番が始まって、初戦のカメルーンに勝ち、予選リーグを勝ち抜くと、手のひらを返したように褒めちぎり、持ち上げる始末。
決勝トーナメントでは、パラグアイに惜敗はしたものの、帰国した時には日本代表の面々と共に熱烈な歓迎を受けました。
当然の事のように、凱旋監督としてマスコミに登場する事も何度もあったようで、今では岡田武史は名将と呼ばれています。
呼ばれてはいますが・・・
人の評価ってそんないい加減なものなのかい!
私もこのブログの中で日本代表の記事をいくつか書きまして、日本代表のメンバーはたしかによくやったと素直に評価しました。しかし、岡田監督自身については全く評価していません。
唯一、「岡田ジャパン」ということばを一度だけ用いて、「生涯君たちのことを誇りに思うと共に、忘れませんぜ」と書きはしましたが、それもピッチで戦った選手たちに対してのことばであり、「岡田」の名前を用いてはいますが、別に岡田監督の事を認めたわけではありません (^^ゞ
第一、本当に有能な監督だったとしたら、もっと早くそれなりの結果を出していて当然であり、今回の2年あまりの就任の、最後の最後になってようやく結果らしい結果を出したというだけの事なのに、この騒ぎようは納得いかないぞと (ノ_-;)ハア…
まぁ、「勝てば官軍」ということばもありますから、それを率いた将は讃えられてもしかるべきなんでしょうが、私はこの岡田武史という監督を、指導力や指揮力という点ではそれほど評価してはいません。
唯一、選手の発掘というか、起用の仕方には光るものがあったと思います。
98年のフランス大会の時もそうでしたが、今回も直前になって周囲を驚かすような選手起用をしました。
日本を離れる前に行なわれた、韓国との国内最終試合が終わった時点で、誰があの意外な顔ぶれと布陣を予想できたでしょうか(苦笑)
つまり、岡田武史という人間は、上に立って兵隊を率いるタイプの将ではないということです。
作戦を考案したり、選手を育成したりという、いわゆる「軍師」として将を陰で支えてこそ、彼の才能は生きるんじゃないでしょうか・・・
この後も、誰か新しい監督の補佐をするコーチとしてなら、私も岡田武史を応援していきたいと思います。
| 固定リンク
« 大相撲中継 | トップページ | 重箱の隅を・・・ »
コメント