ドクターストップ (上)
先日行なわれた成田市の健康診断で、大腸ガンの項目が引っかかり、街の開業医で内視鏡検査を受けました。
その際に、ポリープが見つかり、その場で切除していただき、その病理検査の結果を昨日詳しく聞いてきました・・・
結論からいえば、切り取ったポリープは「癌」であり、今回の切除により、事なきを得ました (^^ゞ
転んでもタダでは起きないのが私のポリシーですから、本来ならそれぞれの段階でブログの記事にするべきだったんでしょうが、海のものとも山のものともつかぬ状況で、再検査だとか内視鏡検査だとか書き並べるのは、皆さんに要らぬ心配をかけることが懸念されたので、コトの詳細がハッキリするまでは、ご報告するのを控えさせて頂きました (;^_^A アセアセ・・・
しかし、昨日、先生から病理検査の結果を含む一通りの説明を受け、事態は一応の終息を告げたようなので、今回はその顛末を記事にしてみようかなと・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
ただ、ほぼ一ヶ月にわたる期間の出来事なので、文章量も膨大になり、とても一日では語りきれないので、上・下二本の記事で語っていきたいと思います・・・
コトの始りは、毎年成田市で行なっている集団健診でした。
これについては7月下旬に「集団健診10」という記事でご紹介したので、詳細はそちらをご覧ください (^^ゞ
その結果が先月の中旬に郵送されてきまして、大腸ガンの疑いがあるので、市内の内科を受診してくださいという案内と共に、医療機関への紹介状が同封されていました (^_^;
実は、健康診断に引っかかったのは今回が初めてではありませんで、一昨年にも大腸ガンの疑いありとの結果報告と共に、今回と同じように医療機関への紹介状が同封されていました。
一般的な大腸ガンの検査というのは、便の中に血液が混じっていないかを調べる「便潜血反応」という方法が広く行なわれています。
しかし、ガンの出血というのは黒っぽい血が便に混じるということを聞いていたので、時々「痔」による真っ赤な鮮血が出る事を経験している私は、医療機関に赴くことが面倒で、どうせ痔による血液が便に混じったのだろうと都合のいい解釈をして、その時は医療機関による内視鏡検査はしませんでした (^_^;
案の定、昨年の健診ではなんの問題もなかったので、よけいに大腸ガンなんてあろうはずもないと思い込む結果になったのでした・・・
今回も、再検査の結果を受け取っても、少しも大げさに考えることはなく、ホントは再検査など受けたくはなかったのですが、家内が心配しまして、手早く医療機関への手配をしてくれましたので、尻を叩かれる形で再検査を受けることにしたというのがホントのところです (^_^ゞポリポリ
で、8月22日の日曜日、市内の内科へ出かけ、問診や血圧測定、血液採取などを行ない、二週間後の9月5日に内視鏡検査の予約を入れてきました。
検査に向けての注意事項などを細々と指導され、とりあえずその日は帰宅しましたが、二週間後の内視鏡検査のことを思うとかなり憂鬱でね (^.^; ポリポリ
なにしろ、前日はお酒はもちろん、普通の食事は一切ダメということで、お粥とか素うどんなどの消化の良いものだけしか口にできないと言われ、他には水だけで一日を過ごしました・・・ (__;)
5日の検査当日は、水以外の食べ物は一切取らないでくださいということで、空きっ腹を抱えて検査に臨みました(苦笑)
検査前に強力な下剤をという事で、ポカリスエットかアクエリアスみたいな味の、スポーツドリンクもどきの水を1800ml飲まされまして、これにはかなり閉口しました (__;)
1時間くらいを目安に、全部飲んでくださいということでしたが、なにしろ量が量なので、飲んでいる最中にも何度もトイレに駆け込んで用を足してきました (;^_^A アセアセ・・・
そんなこんなで、いよいよ本番です(苦笑)
別室に案内され、お尻に穴の空いた検査用のパンツと、検査着を渡され、着替えを済ませて検査台に横向けに寝かされます (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
医師とはいえ、他人にお尻を晒すのはとても抵抗がありましたが、終始事務的に指示され、ありがたかったなと・・・ (^_^;
彼等にしてみれば、仕事で毎日のように行なっている作業でしょうから、特別どうという事はないのかもしれませんが、こちらは生まれて初めての事ですからねぇ、アタマではわかっていても、なかなか対応するのは難しかったのですが、検査台に寝かされてしまっては、まさに「まな板の鯉」ですよ (^◇^) 。。。ケラケラ
検査そのものは、別に痛いとか辛いとかいうことはなかったのですが、ただ、検査をしやすくするために大腸を膨らませる空気をお尻から送り込むのですが、それが馴染めないうえにお腹が張って、かなり苦しかったです (__;)
しだいに、奥へ、奥へと挿入される内視鏡の映像がモニターに映し出されるのですが、正直、あまりそういうモノを見る勇気はありませんで、終始下を向いていたように記憶しています (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
小腸との結合部まで一通り調べ終わり、カメラをゆっくりと後退させながらいろいろと説明してくれましたが、やがて、「あ、出血の原因はコレですね。」「ポリープですが、どうしますか? 切りますか?」という医師の声・・・ (^^;
モニターを見ると、丸く膨らんだピンクのカタマリが写っていまして、はぁ、コレがポリープというものなのか・・・ナンて他人事のように思いながら、いきなり切るとか言われても・・・な~んて躊躇していると、「別に今でなくても構いませんが、コレ、放っておくといずれガンになりますよ」と容赦のない冷たい声・・・(笑い)
そして、「後日切り取ると、今回と同じ事をもう一度する事になりますが・・・」とダメを押されて、恥ずかしさや苦しさもそうですが、一日以上も食事をガマンすることと、お酒を飲めないこと、そして何よりも、2リットル近い下剤を飲まされることを思うと、こんなツライ事は二度とゴメンだという思いがアタマをよぎり、今切ってくださいとお願いしていました (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
「じゃ、今から手術を行ないます・・・」という事務的な声と共に、お尻の方で何やらアヤシげな音がし始め、ほどなく「はい、終わりました。検査も間もなく終了です・・・」と、あっけないほど簡単に、検査も手術も終わっていました (;^_^A アセアセ・・・
・・・以下、明日の記事へ・・・ ( ^-^)/ ♪
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コメント
大変でしたね。
でも無事で何よりです。
ゆっくりご静養ください。
投稿: すが太郎 | 2010年9月13日 (月) 08:53
すがさん、どうもです (^_^)/
ポリープの方は、ガンということでしたが、今回切り取ったので大丈夫というハナシでした (^^)v
問題だったのは、そちらよりも、明日の記事の方でして・・・ (^.^ゞポリポリ
投稿: 夢ピ | 2010年9月13日 (月) 19:05
医師の「切りますか?」というのもどういう質問なのでしょうか?(苦笑)
どうぞお大事になさってください。
投稿: ナンカイ | 2010年9月14日 (火) 07:12
ナンカイさん、どうもです (^_^)/
ポリープが見つかっても、その場で切り取ることに抵抗のある人もいらっしゃるからなんじゃないかと(苦笑)
しかし、悪いところがあったら、普通は覚悟を決めて切除するもんじゃないかしら・・・
まぁ、一応手術ですから、患者に同意を求めるためなんでしょうね(笑い)
投稿: 夢ピ | 2010年9月14日 (火) 07:35
びっくりしました・・・
無事で何よりです。。
奥さんの為にも無事で本当に良かったです。。
投稿: 必殺仕事人 | 2010年9月16日 (木) 00:22
仕事人さん、どうもです (^_^)/
私もビックリしましたけど、実はそれほど深刻には思っていない私がいます (^_^ゞポリポリ
どちらかというと、ポリープがガンだったことよりも、糖尿病だと宣告されたことの方がショックだったりして(苦笑)
これからいろいろと節制しなければならないと思うと、そちらの方が憂鬱だからです (^^ゞ
投稿: 夢ピ | 2010年9月16日 (木) 04:59