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2010年9月18日 (土)

ぴぃ散歩「佐倉市馬渡編」

 先日・・・といっても、先月の下旬 (^^; のことになりますが、千葉県は佐倉市に在る馬渡地区を散策する機会を得まして、その時のご報告を・・・と (^_^ゞポリポリ

 まぁ、立ち寄ってから一月近くも記事にならなかったことからもおわかりのように、それほど興味深いところではありませんし、おもしろいような記事でもないと思いますが、私にとってはけっこう収穫のある散策でしたよ (^^)v

 

 馬渡は、「まわたし」と読みまして、東関道の佐倉IC近くにあり、私もここを通ることはよくあるのですが、普通は国道51号線を走り抜けることがほとんどで、今回のように旧道を走るようなことはめったにありません。

 しかし、ちょっと車を停めて歩いて見ると思わぬ発見があったりしましてね、やっぱり道は歩いて通るのが本道なんだなと・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ

 

 馬渡地区は、かつて「馬渡宿」と呼ばれる成田街道の宿場町だったという事ですが、今はそういう面影は全く感じられません (^^;

 明治24年3月には、正岡子規が成田山へ参拝した帰り道、この地の上総屋という宿屋に宿泊したという記録が残っているそうですが、その後上総屋は消失してしまったそうで、現在は残っていません (^^;

 子規が馬渡地区を通った祭に詠んだのが、「山路に日くれて月寒し 宿とり外す独り旅」という句だそうです。
 独り旅で、なかなか泊まる宿が決まらなく、心細い様子が読みこまれています。

 

 下が、馬渡地区の地図になります ( ^-^)/ ♪

 


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 《 八坂神社 》

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 最初に立ち寄ったのは、小さな山の上に建てられていた「八坂神社」です。

 京都の「八坂神社」を総本社とし、全国に二千余りある「八坂神社」の一つで、須佐之男命と天照皇大神を御祭神として祀っているそうです。

 

 拝殿と本殿を合せた社殿は、とてもコンパクトで、境内もこぢんまりとしています。
 拝殿の方は2002年に建て替えられたもので、古さを感じさせませんが、旧社殿は享保19年(1734年)に建てられたものだそうです。
 背後の本殿はけっこう風格があったので、もしかしたらその時代からのものかもしれません (^_^ゞポリポリ

 

 神社の下の石段の周囲には、出羽三山の名前が刻まれた新旧の石碑がいくつも立てられていました。詳しい事情はわかりませんが、何かの「講」に集まった人たちの手によって作られたものだと思います。

 

 《 田中酒造店 》

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 続いて、八坂神社の向かいに在った「田中酒造店」です。

 

 「旭鶴」という清酒を製造しているそうですが、正直、こんなところに造り酒屋が在るとは思っていなかったので、意外というか、今回の散策で一番の収穫だったかな(笑い)

 創業は天保元年(1830年)という事で、200年近い歴史があるというのにもビックリ・・・ (^_^ゞポリポリ

 

 工場の見学なども行なっているそうなので、いずれ機会があれば利用してみようと思っています。

 

 《 善養院 》

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 田中酒造店から、旧道を成田方面に200mほど歩くと、「善養院」というお寺の山門前に着きます。

 
 お寺といっても、全体的にとてもコンパクトで、それほど見応えがあるというわけではありませんが、コンパクトなだけに境内の手入れもそつなく行なわれており、好感が持てました (*^.-^*)♪

 弘法大師の像が置かれてあることからも、真言宗系のお寺だということがわかります。

 

 以上、馬渡地区を簡単に紹介させて頂きましたが、たまには歩いて見て回るのも有意義なものだと知らされました (^_^ゞポリポリ
 歩いたといっても、全行程で1kmにも満たないプチ散策ですが、そのワリにはけっこう楽しませて頂きましたよ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

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