高嶋兄弟
最近、高嶋政宏が出演している、アデランスゴールドのCMがおもしろい o(*^▽^*)o~♪
下がその動画で、すでにご覧になった方も多いと思いますが、まずはご覧頂きたいなと ( ^-^)/ ♪
ちなみに、上の動画は30秒のフルバージョンということで、CMとして流れるのは、15秒の短縮バージョンの方が圧倒的に多いみたいです。
下に、15秒バージョンも貼り付けておきましたので、お暇なら見比べてみるのも一興かと (^◇^) 。。。ケラケラ
このCM、こんなにおもしろいのはなぜなのか・・・
それは、高嶋政宏が演じているからという事に他なりません。
高嶋政宏といえば、高島忠夫の実子であり、正統派の二枚目俳優として着実に実績を重ねてきました。
がっしりとした体格とマッチョな体、それに端正な顔立ちと落ち着いた雰囲気を兼ね備え、例えるならダンディズムの極致といった感じの彼が、およそ似つかわしくないコミカルな演技をしているからこそ、このCMはインパクトがあっておもしろいのです。
一方で、高嶋政宏には高嶋政伸という弟がいまして、こちらの方は兄から比べれば容姿もいささか落ち、カメレオンみたいなおどけた顔と滑稽な仕草が目立って、どちらかといえば頼りない三枚目的な役者として起用されることが多かったと思います。
高嶋政宏と高嶋政伸、この二人の兄弟は誰の目にも対極の男性として写っていたのではないでしょうか・・・
しかし、最近私の中では兄弟の評価が変りつつあります。
このCMにも代表されるように、高嶋政宏は二枚目というよりはコミカルな役柄が目立ってきたように思いますし、逆に、高嶋政伸の方はしっかりした演技で、味のある役柄が増えてきたように思います。
これまでの私の評価は、政宏の方が上だったわけですが、今なら、弟の政伸の方が断然いい俳優だと思いますし、私の好みも政伸の方に軍配が上がります (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
いわゆる、二人とも、年齢を重ね、経験を積んで、新境地を開拓したというか、役者としての幅が広がったのでしょう・・・
若い頃の役者というのは、男女共に華がありますから、そのままでも十分に光っているものです。
しかし、そんな若い頃よりも、年齢を重ねてから魅力を放つ役者も存在します。
例えば、初代のジェームズ・ボンドを演じたショーン・コネリーです。確かにジェームズ・ボンドは彼の出世作であり、代表作でもありますが、イロ男の若い頃よりも、頭が禿げあがり、恰幅のよくなった今のショーン・コネリーの方が、ずっと男性としての色気も増しており、魅力的だと私は思います。
他にも、ダスティン・ホフマンやリチャード・ギア、クリント・イーストウッドなど、若い頃よりも年齢を重ねてからの方がずっといい役者になった例は、枚挙にいとまがありません。
高嶋政伸も、そういう、年齢を重ねてから魅力を放つ役者の一人なのかなと最近彼を見る度に思っています。
最近でいえば、テレビ朝日の連続ドラマ「臨場」に、立原真澄役で出ていますが、TBSの「こちら本池上署」の椎名警察署長役で見せていたほのぼのとしたイメージとは一変して、非情なイメージの管理官でその存在感を示しています。
チョッと見は恐い印象さえ与えてくれます。
これは今までの高嶋政伸には見られなかったもので、こういう一面を垣間見せてくれたのは、「デスノート」のスピンオフ映画である「L change the WorLd」の中で、的場大介というテロリスト役で出演した時にチョッと感じたことがあります。
高嶋政宏と高嶋政伸、この二人の兄弟は存在感もあり、なかなかおもしろい役者だなと思わせてくれるので、今後も注目して見ていきたいなと思っています (*^.-^*)♪
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