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2010年10月29日 (金)

金剛組

 「金剛組」という会社がかつてありました・・・

 

 創業は578年ということで、聖徳太子が建立した四天王寺の建設に関わったのが仕事始めということになるらしく、実に1400年以上もの歴史を誇った世界一古い会社だったということですが、残念ながら2006年にその幕を閉じました・・・ (__;)

 現在は、「金剛組」が培ってきた伝統の技術と心、ならびに従業員や宮大工といった人材をすべて引き継いで、「新生金剛組」として経営を続けているといいます。

 

 長い長い歴史があった会社ですが、主に寺社仏閣などの建設や復元修理を行なう会社ということで、一般の人にはそれほど馴染みがなく、私も「金剛組」という名前をつい最近知ったばかりです (^_^ゞポリポリ

 

 日本で起業した会社というと、坂本龍馬が作った「海援隊」の前身の「亀山社中」が有名で、うっかりすると「亀山社中」が日本初の会社みたいなイメージを持っている方も少なくないと思いますが、それよりも1300年近くも前から日本にはすでに「会社」は存在し、綿々と経営を続けていたということになります (^^)v

 

 日本最古の木造建築物として、奈良の法隆寺があり、ユネスコの世界遺産にも登録されていますが、その建立にも金剛組は深く関わっているそうです。

 

 よく、笑い話というかクイズというか、
 「大阪城」を造ったのは誰か?
 というのがあって、
 「豊臣秀吉」とか答えると、
 残念でした、大阪城を造ったのは「大工さん」です・・・

 ・・・みたいな意地の悪いものがありますが、「金剛組」は、そういう歴史的な寺社仏閣や城郭などを実際に建設してきたもので、先の大阪城も、まさしく「金剛組」が携わっていますから、「大阪城を造ったのは金剛組」といっても間違いではないということになります(笑い)

 

 アメリカのように、世界で大きな顔をしているワリには、国ができてからでさえ200年少々の歴史しか無いのに比べれば、1400年以上もの歴史がある会社というのは、それだけでスゴイとしか言いようがありません (;^_^A アセアセ・・・

 ちなみに、帝国データバンクの調べによると、創業100年以上の「長寿企業」は全国に2万2千社以上あるという事で、その中でも、業歴が500年を超える会社は39社、1000年を超える会社でさえ7社もあるそうです (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 この辺についての詳しい資料は、「こちらのpdfファイル」をご参照ください ( ^-^)/ ♪

 

 わずか10年間でさえ、会社の経営を続けていくことは並大抵のことではありません。
 それが、100年となると、これはもう、たいへんな苦労と努力の積み重ねがあっただろうことは容易に想像がつきます。

 

 そんな「長寿企業」の秘訣はとなると、「伝統を重んじ、かつ、変化への対応力に優れていること」だそうです。

 先の「金剛組」を例に挙げれば、「宮大工」という古来からの職人芸を尊びながらも、常に新しい技術とか工法なども柔軟に取り入れてきたんじゃないでしょうか。

 

 「伝統」を古臭いとかいって蔑ろにするような会社に未来はありません。
 そうかといって、「伝統」に縛られて時代の変化に対応することができなければ、やはり生き残っていくことはできないということです。

 

 時代のニーズをいち早く察知する「観察力」と「分析力」、そして、それらに柔軟に対応できる「判断力」と「行動力」、そういうものが経営者には不可欠なんでしょうね。

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