リアゲートダンパー
一昨日の金曜日、納品先での出来事です。
いつものように愛車の後部に回ってリアゲートを開け、荷物を取り出そうと荷室の中に両手を伸ばした時のことです・・・
いきなり、後頭部をガ~ンと殴られまして、面食らってしまいました・・・ (^_^;
最初、何が起こったのか事態が飲み込めませんでね、宅配のドライバーを狙って強盗でも現われたのかとも思いましたが、殴られた後も、扉で後頭部を押さえつけてくるので、右手の腕でリアゲートを持ち上げてそこから脱出しました・・・ (^_^ゞポリポリ
そこでようやく事態が理解できました。
私の乗っている車のリアゲートは、こんなふうに、開けると90度の角度で一度止まります。
この状態から上方に押し上げると、さらに大きく開くので、荷物の積み卸し時には重宝しています。
このように、リアゲートを開けると、普通は頭上で一度止まりますから、荷物の積み卸しの時には邪魔にならないワケなんですが、なぜかこの時は頭上で止まらずに、扉が下に落ちて来ました・・・
荷物を積み込む時には何の異常もなかったので、まさか下ろす時になってそんな事になろうとは夢にも思っていなかっただけに、いつものように荷室の中に頭を入れて、リアゲートの直撃をくらってしまったというワケです・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
こういう事になる理由は、リアゲートを支えている両側のリアゲートダンパーと呼ばれる2本のステーに不具合が生じて、リアゲートの重さを支えられなくなった時に起こります。
普通は、ダンパーの中に入っているガスの圧力で伸び縮みするわけですが、何らかの原因により中のガスが抜け、圧力が足りなくなってくると、ハッチは今回のように頭上で止まらなくなってしまうのです。
そこで、さっそくディーラーに赴き、サービスの方に診断してもらうと、左側のリアゲートダンパーがオイル漏れを起こし、中のガスが抜けてしまっている状態なので、右側1本だけでは重さを支えられず、ハッチが落ちてしまうんじゃないかと言われました。
こういう時には、普通は両方のダンパーを交換するのが定石なのですが、とりあえず不具合が生じている左側の1本だけを交換して様子を見ることにしました。
今までにも何台もの同じ型の車に乗って仕事をしてきましたが、こんな事は一度も無かったので、おそらくこれから先も右側のダンパーは普通に使用できると考えたからです (^_^ゞポリポリ
ディーラーから購入してきたリアゲートダンパーと、請求書です (^^;
取り付けは自分でやるという事で、部品代だけでしたが、それでも6千円もかかってしまいました。
ちなみに、取り付けをお願いすると、工賃は3千円だそうです (^_^;
リアゲートダンパー交換の、作業の様子を写真に収めてみました。
こんなふうに、つっかえ棒をあてがって、ハッチが落ちてこないようにしながら交換しました。
それぞれ、作業前、下側のボルトを外したところ、上側のボルトも外してリアゲートダンパーを完全に取り去ったところです。
最後の写真が、作業を済ませて、チャンとハッチが上部で止まっているところを撮った写真です (^^)v
作業そのものは難しいものではないんですが、いかんせん、私は国宝級の不器者なモノで・・・ (;^_^A アセアセ・・・
家内に手伝ってもらいながら、なんとか無事に作業を終えました・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
取り外した、古い方のリアゲートダンパーです。
ご覧のように、完全に圧力を失っていて、簡単に縮んでしまい、元に戻っては来ません (^^;
ディーラーの診断通り、左側だけの不具合だったようです。
たったこれだけの不具合ですが、リアゲートが開いていないことには荷物の積み卸しはできませんから、早急に対応させていただきました。
すっかり元通りになりましたので、明日からの仕事はなんの憂いもなく取り組むことができます ヽ(^◇^*)/
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コメント
災難でしたね(^^ゞ
でも強盗でなく、ダンパーの不具合だったのは不幸中の幸いでしたね。
俺だったら取り付けはディーラーに任せるかなぁ… ディーラーで交換すれば、保証が効きますからね。
(過去に整備ミスの苦い経験がありますので…)
投稿: お茶汲み坊主 | 2010年12月13日 (月) 07:21
お茶汲みさん、どうもです (^_^)/
私も、基本的に、整備はディーラー任せ、カーショップ任せではありますが、4本のネジを回すことくらいならできそうだと思ったので、今回は自分でやってみました (^_^ゞポリポリ
おかげで、こんな記事も書けましたし・・・(笑い)
投稿: 夢ピ | 2010年12月13日 (月) 11:18