米粒
私は、奥会津の山村で生まれ育ちましたが、農家の出身というわけではありません。
父は、一応、職人であり、そういう父の背中をタマには見た記憶がありますが、人口の少ない過疎の村にあっては、思ったほどには仕事の依頼は無かった事もあり、よくある事ではありますが、冬の間の出稼ぎが、そのうちに通年の仕事になってしまいました (^_^ゞポリポリ
そんな我が家でしたから、田畑はもともと所有しておりません。
しかし、私が幼い頃は、親戚から僅かばかりの田畑を借り、お百姓さんのまねごとをして、我が家で食べる分くらいの米や野菜を作っていたものです・・・
私は長男という事もあって、田植えや稲刈りなどの農繁期には、出稼ぎ先から帰省して農作業をする父の手伝いを、嫌々ですが手伝わされた思い出があります (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
嫌々ではありますが、そういう手伝いをさせられた経験もあって、農作物に対する思い入れは、一応人並み程度には持っているつもりです。
例えば、ご飯茶碗によそられたご飯は、必ず一粒残らず食べるのが私の流儀です (^^)v
流儀と言えば聞こえはいいですが、性分といった方が正確なのかもしれません (^^ゞ
お茶碗にこびりついて、箸ではとれないような米粒は、お味噌汁の具を使って、キレイに拭うようにして食べるようにしています (^^;
食事が終わった後のお茶碗に、ご飯粒がくっついたままというのは、どうしても申し訳がないような気がして、残したままにはしておけないんですよね (;^_^A アセアセ・・・
申し訳がないというのは、一生懸命にお米を作ってくれた農家の方はもちろんですが、調理をした方に対しても同じ気持ちを抱いています。
正直、私にはお米を作る事も、食事を作る事もできませんで、できる事といえば、目の前に出された食事を食べる事くらいですから、それなら食べる事くらいはしっかり全うしようと・・・ (^◇^) 。。。ケラケラ
私は、出されたものは残さず食べるようにと教えられて育ちました。
もし、食べ切れそうにないと思ったら、最初から箸はつけないようにとも言われました (^_^;
箸をつけなければ、後で誰かが食べる事もできますが、箸をつけて食べ残したものは、捨てるしかありませんから・・・ (^^;
個人的な事を申し上げれば、私は山育ちという事もあるのか、海の魚が苦手でして、オトナになるまで海の魚はマトモに口にする事ができませんでした (;^_^A アセアセ・・・
青森市内に1年間ほど暮らしたことがあって、今でこそ、焼き魚くらいは食べられるようになりましたが、煮魚は今でも苦手だったりします・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
そんな私ですが、時々は焼き魚定食を注文して食べる事もあります。
その際に、こんなふうに食べるものですから、お店の方に魚がお好きなんですねと言われる事がしばしばあります(苦笑)
しかし、魚好きというよりは、先に述べたように、箸をつけたものは残さず食べるようにと言われて育ったからというだけに過ぎません(爆笑)
もちろん、好き嫌いとは別に、美味しいと思わない料理なら完食したりはしませんが・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
タカが米粒一つかもしれませんが、私にとってはただの一粒のお米には思えなくてね (^^;
まぁ、ただ単に、「貧乏性」というだけの事なのかもしれませんが・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪
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