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2011年4月 9日 (土)

統一地方選

 現在、統一地方選が全国を舞台に行なわれており、東日本大震災のため延期された岩手を除く12都道県知事選と4政令市長選が、統一地方選の前半戦として10日に投開票されます。

 さらに、24日には統一地方選後半戦となる、100市区長選と、衆院愛知6区の補欠選挙が予定されています。

 首長以外にも、道府県や市区町村などの地方議会議員についても選挙が行なわれる事になっており、全国的に候補者たちの遊説の声が飛び交っている頃だろうか・・・

 

 しかし、折り悪く、大震災直後ということもあり、「こんな時に選挙なんてやっている場合なのか・・・」などという、ご意見をお持ちの方も少なくないと思います。

 

 確かに、おっしゃることはもっともなハナシなんですが、少なくても私自身はそんなことは全く思っていません。
 直接被災なさった自治体なら、選挙どころでは無いだろうというのは理解できます。
 しかし、それ以外の地域においてさえも、選挙はいかがなものかナンて言っていたら、行政はいったいどうなってしまうのでしょうか(笑い)

 知事や市長などの首長はもちろん、地方議会の議員たちの選挙を、延期するなどして行なわなかったら、その間ポストや議席は空席となり、議会も開かれず、何も決まらないということになってしまいますよ。
 そうなったら、一番困るのはそこで生活している人達ではないでしょうか・・・

 被災者たちに遠慮して、何でもかんでも中止とか延期とか、自粛ナンて言っていたら、世の中何も動かなくなってしまいますよ。

 

 という事で、千葉県では今回の統一地方選に関して、一つのニュースが全国的な注目を集めています。

 その内容というのが、液状化により市の3/4が被害を受けた浦安市で、復旧を優先させるとして県議選の投開票を拒否している問題です。

 

 浦安市長は、選挙のための人員確保が困難だとして、県議選の延期を求めましたが、千葉県選挙管理委員会はこれを認めず、あらためて浦安市に対して選挙を実施するよう勧告。しかし、市側はこれをも拒否した・・・

 千葉県には、旭市や香取市など、浦安市の他にも津波や液状化で大きな被害を出した自治体がありますが、旭市も香取市も予定通り県議選は行なうとして、復旧作業と平行して、選挙事務に大わらわだといいます。

 

 浦安市民も、被災当初は市側の対応に一定の理解を示していたそうですが、日を追うにつれて心境に変化が現われてきたといいます。

 改選後は、5月中旬頃に臨時の県議会を開く予定になっているそうですが、住民の声を代弁してくれるはずの県議が千葉県の中で浦安だけ不在となったら不利な扱いを受け、ただでさえ被災して困っているのに、さらに困った状況に陥るのではないかと考え始めている浦安市民たちも増えているという・・・

 浦安選挙区は定員2名のところ、3名が立候補しており、10日の投開票が行なわれる見通しもないまま、空しい選挙戦を続けていると報じられています・・・

 

 

 それはともかくとして、これをご覧くださいな・・・ (〃⌒∇⌒)ゞ ♪

 

20110410001

 

 我が成田市では、いつまで経っても投票用紙が郵送されてこないので、おかしいなと思っていたら、定員を超える立候補者が居ないので、無投票になったそうです(苦笑)

 

 世界の表玄関とされている成田市のはずなのに、僅か2名の県議が、無投票で決まってしまうとは・・・ (ノ_-;)ハア…
 最初、候補者は3人の予定だったそうなんですが、最終的に一人が出馬を取り止め、結果的に無投票になってしまったんだそうで・・・ (^^;

 私の住む成田市には、そんなに人材が居ないんだろうか・・・ (__;)

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